こんにちは、からまるです。

昨日のエントリの続き。ジュリア・ショウさんの『脳はなぜ都合よく記憶するのか 記憶科学が教える脳と人間の不思議』のタイトルの由来について。本書の第三章「脳の創造メカニズムと過誤記憶」の趣旨は、思い切り簡単に言うと、人の記憶がいい加減だったり、ありもしないデタラメな記憶を持っていたりすることで犠牲になることよりもトクすることが多いのだというのです。

「どの動物も、エラーを受け入れる記憶力を発達させてきたとは、信じがたいことのように思える。結局のところ、生き残りの妨げになるようなミスが多ければ、自然淘汰の世界では立場が弱くなる。どうやら、記憶のミスを受け入れるシステムは、そんな潜在的な不利益に勝る利益をもたらしもするらしい」(p77)

では「潜在的な不利益に勝る利益」とは何か。それは、脳が新しい思考を可能にし、複雑な問題を解決し、創造的に、また芸術的に行動できることだとし、まさにそのために記憶の幻想も起きるのだと、著者は主張します。脳が都合よく記憶するのは、人が創造的になるため。そう思ってからまるは、オビに「脳は記憶の正確さを犠牲にしてでも、人が創造的に生きることを選んだ」と書きました。

こんにちは、からまるです。

日記を休む前のエントリで書いた翻訳書「The Memory Illusion」のことが中途半端になっていました。翻訳のタイトルは、『脳はなぜ都合よく記憶するのか 記憶科学が教える脳と人間の不思議』といいます。後ろがサブタイトルですね。原題を、サブタイトルも含めて直訳すると、「記憶の幻想 想起、忘却、そして過誤記憶の科学」になり、このままでは硬すぎると思って日本版オリジナルのタイトルにすることにしました。

最初は「記憶という病」などを考えました。「○○の病」というベストセラータイトルに乗っかっただけなのはわかっていたので、内容を熟読してからちゃんと決めようとも考えていました。前にも書いたように、「記憶はウソをつく」系のタイトルはたくさん出ていますし、もともとそのコンセプトに留まる本ではありません。本書の魅力が伝わり、特徴が出るようにするにはどうしたらいいのか?

ここで本書の章見出しをご紹介しましょう。次の通りです。

第1章 人生最初の記憶 なぜ、あり得ない出来事を記憶するのか?
第2章 損なわれる記憶 なぜ、不正確な記憶で世界を解釈するのか?
第3章 脳の創造メカニズムと過誤記憶 なぜ、脳は間違って記憶したがるのか?
第4章 記憶の魔術師たち なぜ、完璧な記憶力を持つ人がいないのか?
第5章 潜在意識の記憶 なぜ、サブリミナルにハマるのか?
第6章 優越の錯覚 なぜ、自分の記憶を過信するのか?
第7章 植えつけられる偽の記憶 なぜ、衝撃的な出来事を間違って記憶するのか?
第8章 無数の共同目撃者 なぜ、正しくなくても同調するのか?
第9章 秘密の悪魔的儀式 なぜ、記憶を取り戻す治療が流行するのか?
第10章 記憶力を活用する なぜ、奇妙なものほど忘れないのか?

メイン見出しの半分は意訳し、「なぜ」以下のサブ見出しはすべてオリジナルです。さて、これらのなかで、どれがいちばん本書らしいのか。記憶科学者の「過誤記憶」の本なので、第1章の「なぜ、あり得ない出来事を記憶するのか」のような気もします。でも、何度も原稿とゲラを読んで、もっともボリュームがあり、著者のジュリア・ショウさんが入れ込んで書いているように思えたのが、第3章「脳の創造メカニズムと過誤記憶」でした。

でも、当初、ひょっとしたら全カットしてもよくないか?と思ったのも、この第3章だったのです。何しろ章の書き出しが、いきなり次のようなものだったのです。

「そうですか。記憶の本は読みたいが、脳生物学の話はあまり聞きたくないと? そう思う人もいるだろう。それなら、この章は飛ばしてください。動物学や生化学、記憶理論の歴史にどっぷり浸かる気になれないなら、それでも結構だ。その分野の原理をよく知らなくても、あとの章を理解できる。けれども、科学という名がつくものは何でも好きという人なら、記憶とは何かがはっきりわかるから、読み進めてほしい」

シナプス、ニューロン、海馬と、どっぷり脳科学の理論が書かれます。ちょっと迂遠ではないかな、と思ったのですが、しかし読めば読むほど、つまり「どっぷり浸かる」ほど、この章の面白みにハマっていったのでした...。

こんにちは、からまるです。

マザーハウスの山口絵理子さんの新刊『輝ける場所を探して 裸でも生きる3 ダッカからジョグジャ、そしてコロンボへ』は本日、発売しました!

東洋経済オンラインさんに紹介記事「山口絵理子が探し続ける「輝ける場所」とは? マザーハウスが起こしたモノづくりの奇跡」が同日配信されました。本のプロローグ全文を読むことができます。どんなことがあってマザーハウス創業に至ったのかがコンパクトに記された、いわば「山口絵理子入門」。ぜひお楽しみください。

出版記念として山口さんのトークイベントをマザーハウス・講談社の「クーリエ・ジャポン」共催により12月11日に東京で、18日に大阪で開催されますが、からまるが日記をサボっている間にあっという間にいっぱいになってしまいました。凄い反響です。

こんにちは、からまるです。

いまや社会起業家の代表格として日本経済新聞などに取り上げられるようになったマザーハウスの山口絵理子さん。明日、その最新刊『輝ける場所を探して 裸でも生きる3 ダッカからジョグジャ、そしてコロンボへ』を発売します。タイトル通り、『裸でも生きる』シリーズ3作目として、マザーハウス創業10年の節目に出ることになりました。

裸でも生きる3.jpgからまるはサポートの立場で打ち合わせに加わりました。制作のスタートはずいぶん前でしたね~。数万字も書いたのに全部捨てる!を繰り返し、山口さんは納得するまで作品を書き直し続け、ついに完成したのがこの本なのです。

メインのお話は、インドネシアのジョグジャカルタ(通称ジョクジャ)で金細工のジュエリー生産にこぎ着けるまでの顛末なのですが、これがまた、どうしてこんなことが可能なのよ??と思わず口に出したくなる、奇跡の連続のようなストーリーになっています。山口さんのひたむきさ、集中力、職人たちへの愛情(&それゆえの厳しさ)、途上国経済への鋭い視点が、独特のぶっ飛び文体で、たっぷりと盛り込まれています。

「絶対できない」を「できちゃった!」に変える、そのパワー。読めばヤル気をもらえます。じっとしていられなくなります。それに今回は写真をかなりたくさん入れているので、ストーリーに臨場感を感じてもらえると思います。

こんにちは、からまるです。ようやく今日から再開です。

いろいろとお伝えしたいことがあるのですが、最初は例のDeNAのキュレーションサイト非公開化の話題を。からまるは今年7月のこの日記で、「MERY」のことを書き、あのサイトに大量の記事を供給していた「ライター」が自らのブログで、「内容は文章を書くのが面倒なら、他サイトから引用して引っ張ってくるとラクです」と書いていたことに触れていました。

12月1日の会見で守安功社長は「(他サイトから文言転用を推奨していた点について)私自身、モラルに反していないという考えを持つことができませんでした」という複雑な表現で謝罪をしました。非公開化や自身の報酬減額を決めたことを評価する声もあるようですが、むしろそれは遅きに失したくらいで、からまるはまったく釈然としません。山本一郎さんなど、すでにいろいろな方々が、大量の記事を作成する方法やSEOの手法、広告代理店の存在について書いておられます。それらを読むたびに憤りを新たにします。たくさんのクリエイターたちの努力にタダ乗りし、傷つけてきた子安社長の責任の取り方は、それだけでいいのでしょうか。なぜ9割もの記事を非公開にしてメディアとしての品質を完全に損なっているにもかかわらず「MERY」だけ残すのでしょうか。人が生み出す知的財産についてどんな哲学をお持ちなのでしょうか。

こうしたキュレーションサイトにクソライターの盗用記事があふれることは、メディアを扱う人ならたいてい予見可能だったはず。マスコミの新人研修レベルのことなのですから。それを予見できず、あるいはひょっとすると予見できなかったかのようにふるまう経営者。一事が万事ではないことを祈るばかりです。

今日から復活したかったのですが、原稿の集まり具合が尋常でない状態となりました。お休みをもう1週間延期し、また12月5日に!

こんにちは、からまるです。

昨日のエントリの続き。自伝的記憶力だけが突出してすごい人(ハイパーサイメシアまたはHSAMというのだそうです)がいるのはなぜなのか。現在の科学的見解では、歴史の年号や単語などを記憶できるのは訓練によるものであり、生まれ持った才能によるものではないそうです。だから記憶術は有効なのですね。しかし、自伝的記憶力がスーパーすごいのも訓練によるものだとしたら、その人は非自伝的記憶力もすごいはず。だから、スーパーサイメシアの人は生まれ持った能力を持っていると考えられます。

1950年代では、脳にはビデオレコーダーのようなものがあって、生まれた瞬間にこのレコーダーがオンになっていて、それ以降すべての記憶を秘密のファイル保管庫に貯蔵しているので、ハイパーサイメシアの人はそこに直接アクセルすることができるのだと考えられていたそうです。あり得そうですが、今の研究では、そんな秘密の貯蔵庫は存在しないとされています。

では、瞬間瞬間を自撮りできるカメラが脳にあるのだろうか、と考えた研究者もいました。これを「直観像記憶力」というそうですが、残念ながらこの記憶力を持つのは子どもに限られ、あるデータでは子どもの5%が持つのに対して大人は0%だったそうです。大人なるほどなくなる記憶力なのですから、成長にともなって不要とされるものなのでしょうね。

では何があるのか。ここからはもう本書をお読みいただくしかありません。本書の第4章「記憶の魔術師たち」という部分に詳述されています。面白いですよ。

     *     *

...と、こんな感じで、ネタ満載のこの本から、まだまだいろいろ書こうと思っていたのですが、突然の原稿ラッシュとなりまして、しばらくの間、大量の原稿読みに没頭する必要が出てきました。この日記は10日間ほどお休みします。また再来週に!

こんにちは、からまるです。

昨日はばたばたしていて、日記を書き忘れてしまいました! そんな次第で、先週からの続きの間が空いてしまいましたが、記憶科学の翻訳書「The Memory Illusion」の話。

「記憶」といえば、まず思い浮かぶのは、「記憶力がいい人・悪い人」ではないかと思います。受験のときは記憶問題で苦労したとか、人から仕事上の物忘れを指摘されてちょっとしたトラブルになりかけたとか、からまるは記憶力では苦い思い出がたくさんあります。

その一方で、異常に記憶力がいい人がいます。からまるが酔っ払って話したことを、後日、本人はすっかり忘れているのに、「からまるさんはあの時こう言ったはず」と詰められることが再三あります。尊敬に値する素晴らしい記憶力ですが、コトと場合によっては「いや、その話は忘れよう」と言いたくなる場合も。

スーパー記憶力がいい人々のことは、今まで一般書でもよく書かれてきました。本書に登場する一人は、2006年に書かれた論文に記載されていたもので、34歳のAJさん。よちよち歩きの頃から現在までのあらゆる日を思い出せるのだそうです。何月何日は何曜日で、その日に何をしたかを逐一覚えていると。10歳の頃からつけていた日記があるので、実験者たちはその記憶の正確さを確認することができ、驚愕したのだそうです。

ただし、この「記憶力」は、からまるが最初に書いたような「非自伝」的事象ではなく、あくまで自伝的記憶力のほうです。AJさんは、自分の人生とは関係ない情報の記憶はいたって普通だったのだそうです。どういうことなのでしょうか?

こんにちは、からまるです。

来月は翻訳書を出します。取材モノではなく、プロポーザルを吟味して、しかるべきオファーを権利者に出し、契約書を交わしてアドバンス(前払い金)を払い、フルテキストをもらい...という、きちんとした手続きを踏んだ、工程上はもう「ザ・翻訳書」みたいな企画です。

原題は、「The Memory Illusion ; Remembering, Forgetting, and the Science of False Memory」といいます。著者は「記憶科学」を専攻するドクター、Julia Shaw さん。まずはリンク先の動画を見て下さい。めちゃくちゃ美人さんなのです。

「ファルスメモリー」とは日本語で「過誤記憶」と訳されます。記憶のエラーのことです。「記憶科学」という用語はあまり聞き慣れませんが、この分野は研究の歴史がまだそれほど長くなく(原初的研究はフロイトにもあったようですが)、実験などをベースにした実証的研究は1980年代から盛んになってきたようです。

記憶本というカテゴリーで見ると、1990年代から日本でもいろいろな本が出ています。講談社からも『記憶は嘘をつく』という本が1997年に出ていて(ジョン・コートル著)、3刷まで売れています。その本のオビのキャッチコピーは「自分の記憶は正しいと思っていますか?」とあり、自伝的記憶の曖昧さ、不正確さが自己認識に与える危機を描き出しています。

それから時代を経て、記憶科学に大きな影響を与えたのが脳科学であるように思います。脳と記憶の関係は如何に。来週はこの企画について、いろいろと。

こんにちは、からまるです。

まさかのトランプ大統領誕生から一夜明け、出版界ではトランプ本ブームが湧き起こっています。アマゾン総合ランキングに軒並みトランプ関連書籍がベスト100入りしています。

正直なところ、これらの本は出してはみたものの売れ行きでは苦戦していたのだと思います。+α新書でも『ドナルド・トランプ、大いに語る』(セス・ミルスタイン編)という語録集を7月に出したのですが、あまり売れていませんでした。今夏の時点では読んでおく必要などないと思われていたのでしょう。この本も今日は結構売れているようです。オビには「いざ、大統領へ!!」とあり、じつにジャストタイミングではないですか。

それにしても、トランプ大統領誕生をきちんと予測できた専門家やメディアはどのくらいいたのでしょうか。日本におけるアメリカや国際情勢分析のメインストリームは、これからがらっと顔ぶれが変わるのかもしれません。その流れを早く捕まえたいな。

こんにちは、からまるです。

9784062194747.IN01.jpgのサムネイル画像のサムネイル画像のサムネイル画像のサムネイル画像のサムネイル画像のサムネイル画像出口治明さんの『50歳からの出直し大作戦』をご購読いただいた方々から、ぞくぞくと愛読者カードが返ってきています。どうもありがとうございます。やはり50前後の方が多いですね。うれしいです。一部をご紹介しますね。

「ビジネスについて苦労した点や工夫した点については、意外と本音が書かれていないことが多いので、この本は大変自分自身にとって心に残るものとなった。出口さんの生き方や教養や若いメンバーへの接し方がとても好きで、いつもすごいなと思っています」(48歳女性)

「50歳を過ぎてから起業して成功する人がいるということを知り、勇気づけられました」(48歳男性)

「出口さんの感性がよいと思う。今がいちばん若いという言葉がいい」(53歳男性)

「自身52歳、ひじょうに感動しました」(52歳男性)

一番目の引用にある「ビジネスについて苦労した点」が書かれているのも、この本のいいところだと思っています。起業が甘いわけがありません。本書には、脳梗塞で倒れて即入院したにもかかわらず顧客に何事もないかのように見せるために社員を通して連絡したり、大事な現場が大火事になりかけたりといった壮絶なエピソードも語られているのです。

こんちには、からまるです。

平日5日間連続して休まないといけない「勤続報奨休暇」なるものを昨日までいただき、今日から職場に復帰しました。その間、電通に厚生労働省の家宅捜索が入ったことを報道で知って、ちょっとばかり複雑な気分です。

一方で、とてもうれしいニュースもありました。11月2日発売の週刊新潮11月10日号に、出口治明さんの『50歳からの出直し大作戦』の書評が掲載されたのです。書評してくれたのは楠木建さん。からまるも何冊かご著書を楽しく拝読した一橋大学の教授です。その中で曰く、

「若者に対する中年の絶対的優位がひとつだけある。それは、中年はかつて若者だったが、若者はまだ中年を経験していないということだ。生きのいい若者のITベンチャーも素晴らしいが、本書は人生半ばを過ぎた起業ならではのコクのある味わいがある」。

楠木さんらしい、コクのある書評をどうもありがとうございます!

来週は「勤続報奨休暇」というサラリーマンならではの特典をいただき、お休みします。復帰は11月8日火曜日。しばしのお別れを!

こんにちは、からまるです。

昨日のエントリの続き、「ジャパン・プロダクトマネジャー・カンファレンス2016」で聴講したこと。

昨日書いたように、プロダクトマネジャーとは何か、まだ日本では曖昧ではないかということで、その定義をご自分なりにしている方々がいました。freeeの佐々木大輔さんは、プロダクトマネジャーに必要なこととして、「①客の課題の本質を見抜く、②それに対する発想がある、③社内を熱狂させる」の三つを挙げていました。また、楽天トラベルの齋藤満さんは、「プロダクトとデザインを規定し、ユーザーをハッピーにして、戦略的な価値を会社に捧げる」人であると語りました。

プロダクトマネジャーはエンジニアを束ねるロール(このカンファレンスでは「ロール」という言葉を使う人が多い)があるのですが、もちろん自身がエンジニアであることが多い。クックパッドの池田拓司さんは、エンジニア系のプロダクトマネジャーは技術力を使ってプロダクトをデザインするが、非エンジニア系は圧倒的なユーザー目線を持つのがプロダクトマネジャーに必要な資質だと言います。したがって組織の中ではエンジニア系と非エンジニア系の対関係で組み合わせるのだそうです。

こうして書くと、プロダクトマネジャーという概念は、なにもIT系企業だけに必要なものとは思えなくないでしょうか。「本」だって、プロダクトには違いない。そうすると、「本のプロダクトマネジャー」を定義してみたらどうなるだろうか。それは従来の「編集者」とはまったく別のものになるのだろうな、という妄想をたくましくしたのでした。

こんにちは、からまるです。

一昨日と昨日は新企画の勉強のために、「ジャパン・プロダクトマネジャー・カンファレンス2016」という催しを聴講してきました。プロダクトマネジャー(PM、またはプロマネともいう)なる言葉を、からまるはこの会議の開催を教えてくれた人から聞くまでまったく知りませんでした。それもそのはずで、まだ完全に定義が明確になったとは言い難い職種であり、しかも自前のエンジニア集団を持つIT系企業内の業務をマネジメントする人のことを指すので、出版社の人間が初耳なのは無理もないだろう思います。

運営主体は法人ではなく、元グーグルで現在、自らもIncrementsのプロダクトマネジャーである及川卓也さんほか数名の方々で、23人ものスピーカーが登壇する二日間の会議の参加費が、個人だと4000円で二日分のランチ付きという破格のものであることからもわかるように、みなさん手弁当でやっておられたのだそうです。プロダクトマネジャーの知見を共有するこれだけ大規模なカンファレンスは日本初の開催になるのだそうで、会場となった渋谷のサイバーエージェントのセミナールームには400人もの聴講者が詰めかけていて、熱気を感じました。

時間の制約があって、からまるは一日目の午後からと、二日目の午前中の、合計10セッションしか聞けませんでした。出版社とは分野違いであるがゆえに、出版社のこれからにとっても参考になる中身だったと思いますので、明日、そのとき取ったメモをすこしだけ書いてみようと思います。

こんにちは、からまるです。

竹中平蔵さんの+α新書『世界大変動と日本の復活 竹中教授の2020・日本大転換プラン』、発売5日目の今日、早くも重版が決まりました! ご購読いただいた皆様、本当にどうもありがとうございます。

竹中さん真骨頂のテーマ設定が売れている理由ではないかと思います。アンチリフレ派の方も、この機会に是非!

こんにちは、からまるです。

世界大変動と日本の復活.jpgのサムネイル画像昨日のエントリで書いたように、今日の日本経済新聞で竹中平蔵さんの『世界大変動と日本の復活 竹中教授の2020年・日本大転換プラン』を大宣伝しまして、おかげさまで発売日からアマゾンの総合ランキングでベスト100入りしました。58位までいきました。ホッとしました。

今日、都心部の大きな書店さんの店頭をいくつか見て回ってきました。さすがに好意的に取り上げて下さっているようで、八重洲ブックセンター本店さんも、丸善日本橋店さんも、紀伊國屋書店新宿本店さんも、話題の新書新刊コーナーに何面も置いてくれています。本当にどうもありがとうございます!

また、こうして店頭で見ても、+α新書と現代新書の両方で、講談社の新書は元気がいいなと改めて思いました。書店さんも同じように受け取ってくれているように感じます。

来週月曜日、朝から夕方まで、からまるは某カンファレンスを聴講するため、この日記はお休みです。来週火曜日に!

こんにちは、からまるです。

明日発売の竹中平蔵さんの新刊『世界大変動と日本の復活 竹中教授の2020年・日本大転換プラン』は、発売日当日に日本経済新聞で半5段の宣伝を打ちます。先月発売の出口治明さん『50歳からの出直し大作戦』に続いての大きなスペース。ありがたいことです(と社内の人間に言っても仕方ないか)。

昨日アップした写真のように、オビのヘッドコピーは「GDP600兆円はスイッチングに成功すれば達成できる!」と真っ正直に内容のことを書いたのですが、宣伝的にはちょっとおとなしいように思えて、明日の新聞宣伝には、「規制改革潰し・経済成長否定論の隠れた意図を見抜け!」と入れました。規制改革は小泉政権の頃から竹中さんが力を入れてきた分野。安倍総理を議長とする内閣府の国家戦略特別区域諮問会議の有識者議員のお一人であることからも推測されるように、とりわけ国家戦略特区の推進について具体例を挙げて熱く語り、それを潰そうとする官庁の論理を一刀両断しています。

また、経済成長否定論については、稀代の論客・竹中さんの真骨頂があらわれているように、からまるは感じました。「日本は成熟国家で、世界で最もいい国だから、もう成長はいらない。落ち着いた暮らしをしよう」という老人の茶飲み話のような議論?がどれだけ嘘と欺瞞に満ちているか。これも竹中さんは一刀両断します。その爽快さを、是非、本書を読んで、ご堪能下さい。

こんにちは、からまるです。

世界大変動と日本の復活.jpg竹中平蔵さんの+α新書の新刊『世界大変動と日本の復活 竹中教授の2020年・日本大転換プラン』は、いよいよ明後日、21日発売です。表紙はご覧のような感じ。どうですか、とても「新書」だとは思えないようではないですか? +α新書はタイトル文字の形式を一定にしていないのですが、それにしても大胆な。斜めのタイトルはあまり流行らないけれど、これは竹中さんの写真とのバランスが抜群によくできていますよね。色もコントラストがよくできている。ラフ一発で、おお、これこれ!という感じのデザインでした。さすが、鈴木成一さんです。

オビにある「スイッチング」は一般用語ではなく、政策の考え方です。従来の政策を大胆に転換することで、まさに竹中さんが閣僚として活躍された小泉内閣の「自民党をぶっこわす」ようなものを指します。サブタイトルにも「大転換」とあるように、2020年までに行うべき「スイッチング」が本書のメインテーマなのです。

こんにちは、からまるです。

昨日、トロントから無事、帰国しました。13日に出発して16日に現地を発った、短めの出張でした。トロントはもう三度目で、だいぶ街の生活に慣れてきました。宿泊したのは、地下鉄キング駅すぐ上にある、ワン・キング・ウエスト・ホテル&レジデンスです。文字通り、キッチンや洗濯機、乾燥機まで備えた住居タイプのスイートルームで、たしかに安くはないのですが、出張費でなんとかカバーできる程度で収まります。今まで泊まった中ではベストでした(トイレの水を流すレバーが折れなければ五つ星!)。

一人出張だと、レストランで食事するのは、一人メシが好きなからまるでも、いささか寂しいので、キッチンがあると気分が楽です。でも、トロントの街は景観が静かで、目立たない地下に大きな食品スーパーマーケットがあったりして、日本のようにけばけばしい看板がないために却って見つけにくい。わざわざ地下鉄を途中下車して前回馴染んだスーパーで買い物をしたのに、ホテルのすぐ近くにもあって、なーんだと思ってしまいました。天候には恵まれ、仕事が終わって趣味のランニングをハーバー沿いの長い道で堪能してきました。

今回もフィギュアスケート・コーチのブライアン・オーサーさんとの仕事です。だいぶ形になってきましたよ。早くご報告できるといいと思っています。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

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