こんにちは、からまるです。

先日、ちょっとお伝えした11月刊行の+α新書の初校ゲラ戻しがほぼ終わりました。改めて熟読してみて、これはなかなかの傑作ではないかと思いを新たにしています。

テーマは日本経済です。馴染みがありそうで、「ああ、そんなことわかっているよ」と思いがちな日本経済のことでも、意外と誤解していたり認識が足りていなかったりするものだと痛感しています。

たとえば「GDP」には、どんな印象をお持ちでしょうか。「国内総生産だから、国内で生産された付加価値全部のことだよね」とからまるはぼんやりと思っていました。そうには違いないのですが、その付加価値とは何でしょう? そこに人間はどう関わっているのでしょう? 「物価」という言葉も何の疑問もなく使うと思うのですが、それは本当に「モノの価格」なのでしょうか?

こうした超基本がわかっているようで、実は認識がぜんぜん違うために、日本の経済政策は間違いを重ねてきたとしたら? 恐ろしいことがこの企画からはわかると思います。

こんにちは、からまるです。

仕事でお付き合いのある翻訳家の方から献本をいただきました。タイトルは『ブレグジット秘録 英国がEU離脱という「悪魔」を解き放つまで』(原題は"UNLEASHING DEMONS; The Inside Story of Brexit"ですから、わりと素直な邦題ですね)で、著者はキャメロン政権の首相付き政務広報官だったというクレイグ・オリヴァーさん。おどろくのはそのボリュームで、なんと全部で660ページありまして、さすがに分量に圧倒されてまだ読んでいません(すみません)。税抜き価格は3000円と、一般書としてはけっこう破格です。

翻訳ものの権利を獲るときに編集者が気にする点として、からまるたちの認識では、分量はその筆頭に来ることのひとつです。内容紹介、いわゆるプロポーザルには、ほとんどの場合、予定文字数が記載されています。それを見て、余程の話題作でもない限り「いやいや、さすがにそんなに字数が多い本はムリです」といった反応になるのが通常なのですが、本書の担当編集者はそうは思わなかったのでしょう。

では版元さんは? 意外なことに光文社なのです。女性誌や新書が目立つ光文社という点も、おどろきです。しかし、最近の光文社にはこうした世界情勢ノンフィクション・マニアがいらっしゃるのでしょうね。何と言っても今年アメリカで大ベストセラーになった、あの『ヒルビリー・エレジー アメリカの繁栄から取り残された白人たち』(J.D.ヴァンス)の争奪戦を制したのが光文社だったことは、からまるには衝撃的でした。この本は本当にアッパレ本です。これを読まずして、今アメリカで起きていることはわからないと思います(アメリカ情勢でいい加減なコメントをしたくないテレビコメンテーターは全員読むべきでしょう)。獲るべきして獲った本だと思いますので、光文社の姿勢はホンモノなのだとも思いました。

こんにちは、からまるです。

仕事消滅.jpgのサムネイル画像のサムネイル画像のサムネイル画像のサムネイル画像発売から1ヵ月経った鈴木貴博さんの『仕事消滅 AIの時代を生き抜くために、いま私たちにできること』は6刷決定。愛読者カードをたくさん頂戴しています。+α新書にしてはけっこう若い方が多いのが特徴です。そのうちの一部をご紹介いたします。

「AI社会の到来は予想よりも早くやって来そうです」(39歳男性)

「映画マトリックスの時代がくることを思い知らされました」(43歳男性)

「AIの普及とベーシックインカムを結びつけていて良い」(36歳男性)

「想像以上に速く仕事スタイルが変わっていくことに驚いた!」(66歳男性)

ご購読いただきました皆さん、本当にどうもありがとうございます<(_ _)>

こんにちは、からまるです。

週末に激震のニュースが流れました。安倍総理が9月28日に召集される臨時国会冒頭に衆議院を解散するというのです。実はからまるは新聞記者の知人から15日金曜日の深夜に知らされて、「ええっ? ホントですか??」と返事をしたのですが、安倍総理が閣僚にそのことを知らせたのは同じ金曜日の夕方だったとも聞きましたから、ご本人がいつから心に秘めていたかはともかく、事態は急展開したようです。

それにしても何という微妙なタイミング。というのは、先週金曜日のエントリで書いた「半ば緊急出版的に来週から取材を始めて一気呵成に作ろうとしている本」とは、まさに政治関係の企画だったからです。まるで出版が歓迎されているようなタイミング?ではないでしょうか。今朝の最初の仕事は議員会館の訪問。永田町はまだ静かな感じでした。

こんにちは、からまるです。

新企画がぞくぞくと進行中です。+α新書は11月にも出します。今度は日本経済の今後を、ちょっと変わったアプローチで考えるもの。「今の生活に満足しているのだから、経済成長なんていらないんじゃないの?」といった、今ありがちな考え方の危険に挑みます。製作プロセスも新しい方法を試みています。来週が初校戻し。内容をご紹介できるのは来月中旬になります。

半ば緊急出版的に来週から取材を始めて一気呵成に作ろうとしている本もあります。こちらをご紹介できるのは、年末近くになってしまうかもしれません。

前にも一度、この日記でご紹介した、からまるほぼ初の実用書も、順調に進んでいます。それぞれまったく違う分野で、楽しんでいます。

また明日!

こんにちは、からまるです。

仕事消滅.jpgのサムネイル画像のサムネイル画像のサムネイル画像鈴木貴博さんの『仕事消滅 AIの時代を生き抜くために、いま私たちにできること』は5刷が決まりました。アマゾンではまだ品切れが続いており、ご迷惑をおかけしています。

昨晩、東京・市ヶ谷の安い焼き鳥屋さんで、けっこうなオジサン二人が、AIをめぐって大論争をしていました。「将棋や碁で人間はAIに勝てなくなった。その進歩はすごい」「いやいや、まだそうしたゲームで勝てる段階で、人間の仕事が取って代わられるなんて、そんなことはない」「しかし、今やAIは人間の言語とはちがう言語で互いに会話をしているらしい。何が起きるかわからないよ」といった具合で、友人どうしでシンギュラリティ懐疑派と肯定派に分かれての議論のようでした。思わず聞き耳を立ててしまいました。

お二人とも、もし会社員なら数年先に定年を迎えそうな年齢と拝見しました。先端技術が社会にもたらす影響について、そうした世代でも居酒屋で盛り上がる時代になったのだと痛感しました。

こんにちは、からまるです。

「週刊現代」新編集長就任で始まった大型集中連載企画!「激変!2028年のニッポン」の第一回は「AIスマホが上司になる日」です(9月23日・30日号)。この日記をご覧の方でしたら、企画のネタ元はおわかりですよね。鈴木隆博さんの『仕事消滅 AIの時代を生き抜くために、いま私たちにできること』です。116ページに「上司の仕事はすべてAIに置き換わるのか?」があります。

AI上司のすごいところは、社員個々人の能力を見極めるのに必要なすべてのデータを吸い上げられるだけのキャパを持つことです。

「AIは従業員ひとりひとりの日常を見て学習しながら、彼ないし彼女は何ができるのか、何が苦手なのかを一定の期間で判断できるようになる。この仕事に関して言えばどれくらい仕事ができるのか、どのようなモチベーションで働くのか、何を指導すればよりよい仕事をするか? そして仕事の業績とあなたの特徴はどう関係しているのか? そういったことが人間の指導者よりもAIのほうがわかるようになる」(p117)

そこまでわかられたくないよー、と思うのが人間ですよね。でも、部下に言う必要があることを、人間より感情を込めて伝えることがAIにできるようになったら。もはや人間の出る幕はないかもしれません。だから鈴木さんはこう書いています。

「この時代に求められる上司の能力は、よりよい判断力ではなく、よりメンバーを共感させることができる演技力に変わる」。この点も、AIの時代を想定することによって、いま現在の私たちが努めるべきことだと思います。

こんにちは、からまるです。

先週、上阪徹さんの『10倍速く書ける 超スピード文章術』(ダイヤモンド社)をご紹介しました。上阪さんが普段からおっしゃる「目の前にいる一人の読者のために」「話すように書く」と、まったく違うアウトプットながら、同じ趣旨のことを書いてある本があります。梅田悟司さんの『「言葉にできる」は武器になる』(日本経済新聞出版社)です。梅田さんは電通のコピーライターで、本書は昨年8月に刊行以来、ロングセラーとなっています。

この本の「3 プロが行う「言葉にするプロセス」」に、「語りかけるように、言葉を紡いでいく。」という項目があります。文章を書こうとすると身構えて、思考は柔軟性を失い、感情のこもっていない言葉になってしまう。「このような状況を回避するために「話すように書く」ことが有効である」(p201)。もっとも、上阪さんの方法は、そもそも「文章を書こうとしない」ことにあり、「話すように書く」ことによってわかりやすく速く書けるようになると言っておられるので、目的がすこし違います。

また、その後に「みんなに伝えようとすると、誰にも伝わらない。」という項目があります。広告を伝えなくてはならない相手は多数いる。しかし大勢の人に何か伝えようとすると、相手の顔が見えず、話す中身がぼんやりする。聞く側があまりに不特定多数だと、話し手は聞き手の誰と共同作業すればいいのかわからない。そうならないために、「1人の胸に深く染み入る言葉や、心を揺さぶる文章は、多くの人にも同じように響く」から、「どんなに大勢の人に向けて話す時でも、特定の1人を思い浮かべながら、「この人にだけは伝えたい」という気持ちで言葉を生み出していく」(p210)。これは上阪さんの考え方と同じですね。

そのうえで、梅田さんは、文章の前に「あなたに伝えたいことがある」と加えるといいと書いています。実際にはそれはアウトプットに残さないのですが、そう唱えてから書くのは、たしかに有効そうです。

また来週に!

こんにちは、からまるです。

鈴木貴博さんと『仕事消滅 AIの時代を生き抜くために、いま私たちにできること』を作る仕事をして以来、AIがマイブームになっていまして、昨日から、『シンギュラリティは近い』(NHK出版)のレイ・カーツワイルさんが共同創設者となっているシンギュラリティ大学が初めて日本で開催した「ジャパンサミット」を聴講しています。...と書くとエラそうですが、聴講生として参加するのは敷居が高いので、メディアとして別室にあるモニターで聞いています。会期は明日まで。すでに多くのプレゼンテーションを聞き、じつにいろいろなインサイトを得ました。

『仕事消滅』はすでに4刷まで決まりました。編集者として今後もいろいろな角度から、exponential な未来を設計する仕事をしたいと思っています。

こんにちは、からまるです。

「上阪徹のブックライター塾」の上阪さんが、「速く書く技術」にフォーカスした本を先月、出しました。タイトルはズバリ、『10倍速く書ける 超スピード文章術』(ダイヤモンド社刊)です。ブックライター塾で塾生さんにしか教えてこなかった技術まで惜しげもなく公開しています。ブックライター塾を始めたときと同じで、いいライターが輩出してほしい、みんな書くことを苦痛と思わないでほしいという上阪さんの信念を、改めて感じる良書でした。

この本は、上阪さんというトップライターの知的生産の技術です。文芸作家による上手で味のある名文を書くための「文章読本」とは違って、あくまで仕事のアウトプットとしての文章をさらさら書く方法に徹した、知的生産の技術を教えているからです。

過去に、梅棹忠夫さん、川喜田二郎さん、渡部昇一さん、立花隆さんといった方々が、タイトルこそ違えどそれぞれの知的生産の技術や考え方、発想法の本を出してきました。梅棹さんのカード整理法は後に「京大式カード」としてコクヨが製品化し、今でも販売されています(からまるもうんと若い頃、使いました。懐かしい!)。「技術」とはまず、このような誰でも迷いなく使える料理レシピのようなものでないといけません。

上阪さんは本書で文書の書き方を、「目的」「読者」「素材」「構成」などに分解して教えています。その内容はまるで、「ディナーのため」に、「家族4人」で食べる、「秋の魚と野菜」を、「魚はハーブを添えて焼く」などで構成する、「サラダと野菜スープと魚のソテー」を作るレシピのように明快です。

しかし、それだけだとちょっと無機質で、あんまりやる気が出ないかもしません。でも上阪さんの技術の根元には、人の心を揺さぶりたいという「企み」が存在しています。まるでシェフが、食べる人が「うまいな、これ!」と驚くのを楽しみにするように。そのことを上阪さんはこう書いています。

「どんなふうにして、読み手をおもしろがらせてやろうか。びっくりさせてやろうか。感動させてやろうか。そういう気持ちをひしひしと感じる文章は、スラスラ読ませる力があります。そして何より、そういう思いを持っていると、書き手もスラスラと書けるのです」(p215)

好奇心旺盛な子どもが、はたまた噂好きのおばちゃんが、「ねえねえ、聞いて聞いて!!」と迫る勢いの文章は、まさに上阪さんタッチとも言える独特のものです。レシピを見た料理でも、相手をびっくりさせたければ心が弾み、あっと言うに間にできますよね。やっぱり技術は楽しくなくちゃ。

こうして本書は、「技術」の明快さ・正確さと、「技術」を使いたくなる楽しさの、二つの面を満たしたアッパレ本となっているのです(ちなみにこの拙文は、本書にある「王道の構成は、結論→その理由→具体例→まとめ」(p252)を踏襲して書いてみました)。

こんにちは、からまるです。

金正恩の核が北朝鮮を滅ぼす日.jpgのサムネイル画像のサムネイル画像のサムネイル画像のサムネイル画像まったくいいニュースではないのですが、6回目の核実験後の北朝鮮情勢緊迫化を受けてのことでしょう、2月に刊行した朝日新聞ソウル支局長・牧野愛博さんの『金正恩の核が北朝鮮を滅ぼす日』(+α新書)が書店さん店頭で動いています。

本書で牧野さんは、韓国に亡命した元駐英北朝鮮公使が、北朝鮮は「米韓で政権移行が続く2016年から2017年末が核開発完了の好機と考えている。核開発を止める措置をとれないという打算が働いている」と発言したと述べています。目下の事態は、まさにこの通りではないでしょうか。

金正恩労働党委員長がめざすものは「核保有国の地位」であると本書にも書かれています。2003年に北朝鮮は核不拡散条約から脱退して以来、国連憲章が規定している第二次世界大戦後の世界秩序に敢然と挑戦する歩みを止めようとしません。このことをどう考えればいいのでしょう?

こんにちは、からまるです。

仕事消滅八重洲トークイベント.JPG先週金曜日の9月1日、八重洲ブックセンター本店さん8階会場に鈴木貴博さん(写真左)と城繁幸さん(写真右)を迎え、鈴木さんの『仕事消滅』刊行記念トークイベントを開催しました。ご参加いただきました大勢の皆さん、本当にどうもありがとうございました<(_ _)>

からまるの拙い司会進行で(直前に忘れ物で階段を走って往復したため、冒頭のお二人のプロフィール紹介で息が上がるという不始末もあり)、どこまで会場の皆さんのご期待に添えたのか、はなはだ不安ではあるのですが、鈴木さんの立て板に水のようなお話、城さんならではの独特の見解がとても面白い展開になったことと思います。質疑応答もひじょうに活発でした。

ライブの中でご紹介したのですが、城さんが2014年に出した本、『「10年後失業」に備えるためにいま読んでおきたい話』(夜間飛行刊)は、タイトルや装幀のイメージとちがって、選手・フロント・スタッフ全員を終身雇用にした「ユニオンズ」という架空のセ・リーグ球団が1年間のペナントレースを戦う、主人公たち以外はすべて実名という驚愕の小説です。終身雇用や同一労働同一賃金の意味合いが皮肉たっぷりに伝わるエンターテイメント、実に面白いのです。興味のある方は是非ご覧下さい。

終了後にはお二人と打ち上げ食事会。鈴木さんと城さんは、じつはこの日がまったくの初対面で、ぶっつけ本番のトークライブとなったわけですが、意外や共通する趣味がありまして、今日のトーク内容がA面だとすれば、B面の話を居酒屋ライブハウスでやりたい!という話で盛り上げました。もし実現したら画期的! どうぞご期待下さい。

インバスケット思考.jpgこんにちは、からまるです。

2015年12月に刊行した鳥原隆志さんの『世界一わかりやすい「インバスケット思考」』(+α文庫)が重版しました。なんと1年8ヵ月ぶり。ひじょうに珍しいケースです。根強い支持があるのですね。講談社のサイトに公開されているレビューはこちらです。

からまるは文庫をあまり担当していなくて、これが文庫初重版になります。かわいい表紙にも是非ご注目を!

こんにちは、からまるです。

今日の日本経済新聞の2面に鈴木貴博さんの『仕事消滅 AIの時代を生き抜くために、いま私たちにできること』の宣伝を半5段のスペースで出したのですが、なんと対向面に全5段で、『仕事消滅』でも参考文献にしている井上智洋さんの『人工知能と経済の未来』(文春新書)の宣伝が! う~む、すごい偶然です。

『仕事消滅』と一緒に宣伝を出した河合雅司さんの『未来の年表』(現代新書)は20万部の大ベストセラーになっていて、これら3冊の本がこうして話題になるのは面白いですね。というのは、5年先のこともわからないのに20年先のことなんて興味を持たれるはずがないというのが、からまるたちの常識だったからです。

とくに中高年世代のほとんどは、20年後なんて、もう現役で働いている頃ではないはずです。でも『仕事消滅』はけっこう50~60代の方に読まれているようで、とすると、本書等をご購読いただいたその年代の皆さんは、20年経っても現役で働いている可能性があると先読みしているのでしょうか。寿命100歳時代を見通した現象なのかもしれません。

仕事消滅.jpgのサムネイル画像のサムネイル画像こんにちは、からまるです。

鈴木貴博さん『仕事消滅 AIの時代を生き抜くために、いま私たちにできること』の3刷が決まりました。ご購読いただきました皆さん、どうもありがとうございました<(_ _)>

先日もご案内しましたように、9月1日金曜日に東京の八重洲ブックセンター本店さんで、人事コンサルタントの城繁幸さんを迎えて、著者の鈴木さんがトークイベント「AIは日本人の働き方をこう変える!」を行います。時間は夜7時から。会社が終わって飲みに行くまでの空き時間に、是非お立ち寄り下さい!

こんにちは、からまるです。

仕事消滅アマゾン人工知能1位.PNG現在重版中の鈴木貴博さん『仕事消滅 AIの時代を生き抜くために、いま私たちにできること』は、発売直後の先週から現時点まで、新聞宣伝を出した効果もあり、アマゾンの「人工知能」というカテゴリでずっとベストセラー1位になっています。アマゾンのカテゴリで1位をとることを、からまるはけっこう重視しています。人工知能の本として1位になっているということは、この分野で本書が信頼されている証なのですから。人工知能関連書はいま、一種のブームですから、このカテゴリでトップをとるのはうれしいですね。

たとえそんなに売れているわけではなくても、またどんなに細分化されたカテゴリではあっても、あるカテゴリで1位をとった本はきっちり売れてくれます。経験から、そう思います。

ちなみに、今朝も中距離弾道ミサイル発射を行った北朝鮮の関連で、2月に刊行した牧野愛博さんの『金正恩の核が北朝鮮を滅ぼす日』もけっこう長い期間、「東アジアの経済事情」というカテゴリで1位です。この本も良書として支持されています。

こんにちは、からまるです。

9784062729598.IN01.jpgのサムネイル画像のサムネイル画像のサムネイル画像のサムネイル画像秋元雄史さんの『おどろきの金沢』のことを、あの桑原茂一さんが激賞してくれていました。桑原さんがつくるメディア「Freepaper Dictionary」の177に、秋元さんにインタビューした記事が出ているのです。長くなりますが、一部を引用しますね。

「常に明快なビジョンを持ち、しかも普段着のやりとりと著作との間に全く違和感がない。つまり、表裏のない正直な人。思い込んだらとことんやる。スカッと爽やか、男は黙って、まさに男が信頼できる仕事人の鏡である。で、大好評の「おどろきの金沢」、現代美術の世界はほとんど知らない私が、ついつい引き込まれて一日で読み切ってしまったのです。というのも、これまで漠然とした疑問が次々と解凍していく秋元さんの語り口は、まるで時代劇小説の謎解きをする痛快さにも似て、読後感も含め、そのビジョンを遂行する為のクリエイティブディレクションの用意がきちんとあったというハタ膝が、著書を読み進めるうちに納得できたからです」

きっと秋元さんのことをよ~く知っておられるのでしょう、まるで拡張現実で目に前に立っているような批評です。どうもありがとうございます!

桑原さんといえば、からまるはスネークマンショーを思い出します。1980年代の景色が圧倒的に甦ってきます。

こんにちは、からまるです。

今週の22日の夜、『おどろきの金沢』の著者・秋元雄史さんがキュレーターを務めた「工芸未来派」展示会「工芸ブリッジ」のオープニング・シンポジウムがありました。場所は展示会場となった神宮前の「EYE OF GYRE」です。秋元さんがファシリテーター役となって、3人の出品作家が、これまでの苦労やこれからの取り組みを語りました。

秋元氏シンポジウム.jpg写真左から桑田卓郞さん、見附正康さん、木谷洋さん、秋元雄史さん。見附さんは金沢の九谷焼の伝統のうえで超細密の赤絵を描く、すでに有名な工芸作家さんです。見附さんの左上に展示されているのが、その作品の一つ。写真ではわかりにくいと思いますが、現物に目を近づけてじっくり拝見すると、その超絶技巧にはおどろきを禁じ得ません。

秋元さんによると、見附さんは幼い頃から習字がうまかったそうで、子どもの頃から筆を使いつづけると、常人にはとても到達できないレベルで筆の使い方に習熟するのだそうです。たしかに筆であんな直線や細かい曲線を描くなんて、自分ではとても想像できません。

また、桑田さんは伝統的な陶芸技法でかなりサイズの大きなオブジェを制作しています。活躍の場は日本よりむしろ欧米だそうで、秋元さんによると、欧米では日本の工芸も現代美術の文脈の中に自然に入るのだそうです。アートと工芸の境界をやすやすと越えてしまう知的柔軟性を感じます。

見附さんは1975年、桑田さんは1981年、木谷さんは1988年生まれ。こうした新しい世代にすぐれた工芸作家がいることに勇気づけられました。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

アイテム

  • 仕事消滅八重洲トークイベント.JPG
  • インバスケット思考.jpg
  • 仕事消滅アマゾン人工知能1位.PNG
  • 秋元氏シンポジウム.jpg
  • 仕事消滅アマゾン総合ランキング.PNG
  • 仕事消滅現代ビジネスランキング.PNG
  • 20170804ブックライター塾交流会.jpg
  • 仕事消滅.jpg
  • 日経新聞「春秋」AI.JPG
  • 聖地にはこんなに秘密がある.jpg

タグクラウド

カテゴリ

月別 アーカイブ

ウェブページ

Powered by Movable Type 6.2.4