こんにちは。講談社BIZのからまるです。

web用特捜崩壊.JPGのサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像日頃から石橋を叩いて渡っているのか叩き割って溺れているのかよくわからない販売担当者から、からまるに指令が下りました。

 

『「特捜」崩壊』のオビを作り直せ!

 

産経新聞記者の石塚健司さんが、最初に事件の構図を作り上げ、その筋書きに強引に当てはめて捜査を行って逮捕し、容疑事実と関係ない被疑者と親しい人間を任意で聴取すると取調室内で言ってプレッシャーをかける東京地検特捜部の捜査手法を、生々しい実例を使って明らかにした『「特捜」崩壊 墜ちた最強捜査機関』は、小沢一郎民主党幹事長の不起訴に至った一連の東京地検特捜部の捜査の醜態を予言した格好になりました。加えて、オビの推薦文を、最近「サンデープロジェクト」などで論陣を張る郷原信郎さんにいただいていることもあり、にわかに時の本となっているのです。

そこに目をつけた販売担当者が、「なぜ東京地検特捜部は負け続けるのか」という、お上を恐れぬオビをつけて再出荷したいと言ってきたのです(残念ながら重版ではないのです)。

いやー商売人だわ。どうせなら重版してくれい。。

こんにちは。講談社BIZのからまるです。

今度、仕事でご一緒する大学の先生で、長くアメリカにいらした方が、雑談でキンドルの凄さについて語ってくださいました。その方はもっぱら英語で読み書きをするので、日本人としてはもっとも早くキンドルを使い始めていて、有数のヘビーユーザーだということでした。以下にそのとき聞いたキンドルのメリットを項目整理します。大量の本を軽ーく運べる程度のことは、からまるでも気付くのですが、その他に意外なメリットがあるのです。

 

●片手でページをめくれる。

電車の中で立ったまま本のページをめくるには、どうしても両手を使います。片手でもできますが、ページがひっかかって余分な時間がかかる。でもキンドルなら持った手の親指でボタンを押すだけで、どんどんめくれるのです。

 

●だから本を読むのが早くなる。

そのため、この方も、他のヘビーユーザーの方も、本を読むスピードが速くなったとおっしゃいます。

 

●ページ単位でなくパーセンテージ単位で全体が把握できる。

いまページをめくるという言い方をしましたが、じつはキンドルの表示はパーセンテージです。「残りあと100ページ」ではなく、「残りあと40%」なのです。

 

●フォントが大きくなるから読みやすい。

フォントを自由に大きくしたり小さくしたりできます。老眼の方には吉報ですよね。また、からまるたち編集者は、フォントの大きさをどうする、1ページあたり1行に何文字入れる、1折は16ページだから何ページ減らさないといけない、などについていろいろ思案するのですが、キンドルならそんなことで悩む必要はなさそうです。ページという概念がなくなることの衝撃は、編集者のほうがむしろ大きいかもしれません。

 

●辞書機能がついている。

難解語の意味は、ダウンロード済みの辞書で画面の下に出てきます。これもかなり便利ですね。

 

どうですか? こうして聞けば聞くほど、からまるはキンドルを使いたくなってきました。キンドルにはおしゃれなカバーがあり、グッズとしてもクールです。

こんにちは。講談社BIZのからまるです。

本日発売のスポーツ誌「ナンバー2月18日号」の33ページに、まるでロシアンマフィアのようにワルそうなニコライ・モロゾフさんの写真が掲載されています。「チャンピオンの創り方を教えよう」という、またまた一部の反発を買いそうな見出しが付いたインタビュー記事中の写真で、このアクの強い感じがまた興味をかき立てるのかもしれませんね。

じつは、この「ナンバー」の取材は、モロゾフさんが来日して講談社で共同記者会見を開いた同じ日の夕方に滞在中のホテルで行われたのです。この記事のインタビュアーを務め執筆もしているスポーツライターの野口美恵さんは、そうなんです、モロゾフさんの『キス・アンド・クライ』の原稿でからまるが悪戦苦闘していたまさにちょうどそのときに、偶然出会った超強力サポーターで、記者会見も手伝ってもらっていたのです。今のからまるの目には野口さんは天使にしか見えません。本当に、野口さんがいなかったら今頃どんなことになっていたか......いやー想像するだにオロソシイ。

その野口さんは明日、バンクーバーに発ち、フィギュアスケートを中心に1ヵ月もの長丁場の取材に当たられるのだそうです。もし何かが起きたらすぐに現地から連絡をもらうことになっています。だんだん本番近しというムードになってきましたね。

昨晩のテレビ朝日系の「報道ステーション」では、米国で練習しているモロゾフさんと安藤美姫選手のツーショットインタビューが放送されました。モロゾフさんは機嫌が良さそうで、日本で本が売れていることや、大好物の寿司をからまるが赤坂でご馳走したことが効いているのかもしれません(?)。

その放送では安藤選手の練習の模様も流されました。3回転+3回転に絞って入念に練習しているそうで、たしかに安藤選手の3回転コンビネーションは2本目のジャンプがトウをつかないループになるので他の選手より高得点が出るんですよね。これがクリーンに成功したら言うことないのですが、果たしてどうなるのでしょうか。

こんにちは。講談社BIZのからまるです。

いやーやりました! ニコライ・モロゾフさんの話題(にした)書『キス・アンド・クライ』、話題(にした)通り昨日の発売初日から大反響で、本日、重版が決まりました!! 本当にめでたいヽ(^。^)丿ヽ(^。^)丿

 

お買い求めの皆様、本当にどうもありがとうございます<(_ _)><(_ _)>

 

前にご紹介したように、講談社で行った共同記者会見の模様を中心に映画の予告編風に作ったショートムービーをユーチューブにアップしたところ、現在までに1400回閲覧されまた。昨日、ユーチューブからメールが来て、人気なので収益受け取りプログラム(パートナーシッププログラム)に登録しませんかというお誘いを受けました。動画の横に広告が表示されるらしいですね。もちろん今回、これには登録いたしません。

その後、ニコニコ動画にも同じものをアップしたのですが、こちらも400回以上閲覧されました。記者会見効果とこうした新しいPR効果が書店さんでの反響に出ているのだと思います。

アマゾンでは、昨日速攻で読んでいただいた方が、これまた速攻で星1つの評価をつけてくださいました( ̄□ ̄;)ものすごく早い反応がありがたいですね(ー'`ー;)

また、もしこれをお読みの書店さんの方、この本をスポーツコーナーから是非、新刊コーナーへ、ずずっと押し出してくださいまし。これからたくさん作ります。バンクーバーオリンピックでフィギュアスケートが始まる前日の15日にはできる予定ですから、どうぞよろしくお願いいたします<(_ _)>

こんにちは。講談社BIZのからまるです。

明後日発売の『運の管理学 人生に「結果」をもたらす幸せの方程式』の著者である松永修岳さんと、今回全面的にサポートしてくださっている本田健さんのトークイベントを、東京駅前の丸善丸の内本店さん3階にある日経ホールで開催します。

日時は、2月10日(水)19時~21時。松永さんと本田さんの対談、サイン会など盛りだくさんの内容です。丸善丸の内本店さんの情報によりますと、もうすでに多くのお問い合わせをいただいているそうですので、まだ本は出ていないのですが、この際、行っとけ!開運浴しとこう!とひらめいた方は、丸善丸の内本店さんまでご予約のお電話をお願いします。

『運の管理学』の発売を明後日2月4日にしたのには深~いワケがありまして、この日は一年で最も運の良い大吉日だからだそうです。みなさんも、2月4日のスケジュールをもう一度、確認してみては如何でしょうか。

こんにちは。講談社BIZのからまるです。

キス・アンド・クライ表紙.gifフィギュアスケートの名コーチ、ニコライ・モロゾフさんの話題書『キス・アンド・クライ』はいよいよ明日、発売です。表紙は写真のような感じ。モロゾフさんの顔写真ではなく、フィギュアスケートの美しさと奥行きを表現しようと、あえてスケーターのシルエットの写真を使いました。

目次は以下の通りです。

 

序章 トリノ、2006年2月23日。すべての始まり
第1章 選手の才能を引き出す「脳の手術」
第2章 モチベーションを持続させる心理トリック
第3章 高橋大輔
第4章 選手を成長させるプログラム
第5章 生まれついてのコーチ
第6章 安藤美姫

 

コーチング論やミニ自伝の章と、高橋大輔選手、安藤美姫選手について触れた章を交互に構成し、序章を物語のスタート、そして第6章を物語のとりあえずの終わりと新たな物語のスタートと位置づけて、全体で一つの物語世界を作り出すのが編集の狙いです。高橋選手は最近、『be Soul』というフォトエッセイを刊行しましたが、『キス・アンド・クライ』は文字だけでモロゾフさんと高橋選手や安藤選手とのリアルなやりとりを書き込みました。

「ここまで書いて選手が動揺しないのか」という意見ももろちんあると思いますが、ここまで書かないとフィギュアスケートの本当の緊張感やむずかしさは伝わらないだろうと思います。「若い子たちが氷の上を飛んだり跳ねたりするだけ」という、選手たちの頑張りや思いを無視するような誤解を払拭したくもあったのです。

 

さて。リアルなフィギュアスケートのほうは、バンクーバーオリンピックでの競技まであと2週間となりました。各地域・各国内の選手権が先週までに終わり、代表選手が確定してきました。

伝統の欧州選手権は、男子のスター選手たちの華やかさに目を奪われました。女子のほうはちょっとツライでしょうか。全米選手権は、女子が混戦模様でしたが、レイチェル・フラットと長州未来という、思いも寄らない組み合わせの代表選出となりました。男子のジェレミー・アボットは急速にアメリカのエースの風格がついてきました。地元カナダは男女ともダントツのエースの2人にかなり高得点を出してアビールしていましたね。

まったくのシロウト目線では、男子は超大混戦にしても女子はアジア系で金銀銅いけるんでないかい?なんて欧州選手権が終わったときまで甘く考えていたのですが、アメリカとカナダの結果を見る限り、そう簡単には問屋が卸してくれないようです。

それにしても、今シーズンは、日本では高橋選手と織田選手、その他海外でも実力者が次々に銀盤に復活してきて、本当に楽しみになってきました。まあこの本を出してしまったからには、からまるはただ楽しみだけでは済まず、結果が気になって気になって仕方ないのですが。。。

こんにちは。講談社BIZのからまるです。

一昨日来、ウェブで話題を独占した感のある、iPadと名付けられたアップルの新タブレット型PC。映像をちらっと見る限り、からまるも愛用中のiPhoneの巨大版のように見えたのですが、実情はずいぶんちがうようです。

昨日、夜のニュース番組で紹介していたのは、電子書籍を見るソフトの美しさです。本棚のデザインがキレイだし、本のページをめくる感じが爽快そうで、かなり快適なインターフェイスになっているように見えました。

そして、この電子書籍もiTunes Storeで売ることなるのでしょう。そうすると容易に想像できてしまうのは、今現在、iPhoneで起きているアプリのゴールドラッシュと同様のことになるかもしれないということ。iPhoneのアプリにくらべれば電子書籍のプログラムなんてはるかに簡単なのでしょうから、本を出したい人は、いくらでも自分の本をiTunes Book Storeで売れるようになるのかもしれません。

そうなったら編集者は、アワワワ要らないじゃん!(ー'`ー;)

Amazon KindleとiTunes Book Storeは、流通も販路も一般に開放したところが出版界にとって衝撃的だと思います。水は低きに流れる。日本にどういう形で広まるか、どう対応するか、出版界のトップの方々が知恵を出し合っているのでしょうから、それを見守るとしても、個人個人の編集者が生き方を考えないといけないのが今年のような気がします。

こんにちは。講談社BIZのからまるです。

先日、のりたまがご紹介した異色のコンサルタント松永修岳さん。松永さんが主催する毎年恒例の開運新年会に、新刊『運の管理学 人生に「結果」をもたらす幸せの方程式』のお披露目も兼ねるということで、からまるとのりたまは参加させていただきました。昨日夜、白金台の八芳園の大宴会場でした。

松永さんは、19歳の頃から奇門遁甲、風水、四柱推命などの運命学を学び、数々の修行・荒行を経て、究極の荒行と言われる千日回峰行で開眼したそうです。修験道・空海密教の大行満大阿闍梨でもあります。現代科学の最新データを基に、脳科学や心理学と奇門遁甲などの運命学を統合した独自の理論体系「ラックマネージメント」を駆使して、現在、経済界、政界、スポーツ界の錚々たる名士たちのコンサルタントを務めているのですが、それだけに集まった来賓陣が、いろんな意味でスゴイ。

何と言っても、WBCチャンピオン、亀田弘毅選手に

 

「開運」のオーラ

 

が漂っていましたね。壇上でたいへん丁寧なショートスピーチをしていて、そこに松永さんの力が働いていることを感じさせました。アントニオ猪木さん他、格闘技界の大物たちがたくさん集まる会場がひときわ華やいだ瞬間でした。

本のお披露目でもありますので、『運の管理学』の表紙画像を映し出した巨大スクリーンをバックに、からまるも「みなさんのお力で大きく、大きくこの本を育てていただきたい」と壇上から猛アピールしたのですが、司会進行者の粋なはからいで、ちょうど新年会がもっともだらける時間帯にしてもらったため、200人もの人を前にして壇上から話したわりには緊張しませんでしたし(それまでに呑みに呑んだワインのせいでもありましょうが)、ほとんど誰も聞いてくれていないようで、ほっとしたのか何だかよくわからないままに、本の販売要員として飲まず食わずで働いているのりたまを尻目に、豪華フレンチ料理を楽しんだのでしたヽ(^。^)丿

こんにちは。講談社BIZのからまるです。

いろいろお知らせしたい情報が多くて、すぐには書けなかったのですが、先週ニュースになった、アマゾンさんがキンドルで出版するときの印税を70%にし、販売価格を日本円で1000円以下に設定すると発表したのは、本当に衝撃的でした。むろん、まだ米国だけで、6月30日からだそうですが、からまるはこのニュースを見た瞬間、今年の出版界は昨年よりももっともっと深いところでヤバイことになるな、と背筋が寒くなってしまいました。

さまざまな例外がたくさんありますが、通常の印税率は10%ですね。その7倍もの印税が著者の方に支払われるなら、そっちを選ぶ人がいるのは当然だと思います。

けれども、アマゾンさんはキンドルで販売チャネルを寡占できても、日々からまるたち編集者が悩んでいる本の企画や構成、タイトル付けなどの作業はしないのでしょう。そうすると、その部分の価値、つまり印税60%を遺失してもいいと著者に思っていただける価値を編集者は提供できないと存在自体が不要になるということに(思考実験としてかなり極端に考えると)なってしまいます。

また、新書を除く単行本の販売価格はだいたい1200円から1600円くらい。それを1000円以下にするということは、販売価格そのもので競争できるところまで何かのコストを削るか、逆に何かの付加価値を提供しないといけないのでしょう。

でも、話題書の『フリー <無料>からお金を生み出す新戦略』(クリス・アンダーソン著)が説くように、究極の価格競争は、たとえば本を100円で売ることではなく、本をタダで配布することしかありません。からまるたちは、

 

無料経済研究会

 

でも結成して、対応策を考えないと生き残れないのかもしれませんね。

この話題は回を改めて。。

こんにちは。講談社BIZのからまるです。

いよいよ来週火曜日発売のニコライ・モロゾフさんの話題本『キス・アンド・クライ』を盛り上げようと、先々週に講談社で行った共同記者会見の様子を中心にあちこちでモロゾフさんを撮った映像を使ったPRショートムービーを作りました。

それをユーチューブにアップしているので、もしよろしかったら見てみてください。予算や権利の関係でスーパーすごいムービーではないのですが、きちんと作り込まれています。音楽は制作者のオリジナル作曲なんですよ。

こうしてPRムービーをユーチューブにアップする宣伝方法は、少なくともからまるは初めての試みです。奏功するのかどうか、一つの実験としても楽しみなのです。

 

さて。。。

 

昨日は、『キス・アンド・クライ』の話題が「週刊ポスト」「AERA」に掲載され、また日本テレビ系の夜の報道番組「ゼロ」で放送された安藤美姫特集の中で文章の引用付きで紹介されました。その二番目に引用された、

 

「喜びあふれるときも、悲しいときも、フィギュアスケートが美姫の人生そのものであることを彼女に知ってほしい」

 

というフレーズは、この本の白眉の一つなんです。ほかにもたくさん名フレーズが散りばめられ、さすがに芸術家肌の名コーチの言葉だなと思わせてくれます。

「AERA」は翻訳してくれた大野和基さんが書いてくれましたので、当方の意図がシャープに反映されているのですが、対照的に「週刊ポスト」はとてもイジワルな書き方をしてくれちゃいました。

 

――同書の内容を知る出版関係者が語る。「(中略)昨年、『週刊ポスト』が報じた"安藤との同棲生活"についても触れているかと思ったのですが、単なる自慢本という印象で拍子抜けでした」

 

......って、同棲生活の本なんて誰が読みたいんやろか。たしかにそういう期待をする方にとっては思い切り拍子抜けするでしょうから読んでいただかなくて結構ですが、でもさすが週刊誌です、きちんと日本スケート連盟の橋本聖子会長にこの本についてコメントを求めています。橋本会長は、、

 

「あれね......(と顔を曇らせる)。まだ中身を知らないんですよ。内容を見てからにさせてください」

 

とおっしゃったそうです。顔を曇らせたのは記者の方が唐突な質問をするからだと推察いたしますが、こうして連盟トップに当たり、しかも講談社での記者会見の写真を今まで取り上げていただいたメディアのどこよりも大っき~く掲載していただいたことに感謝していますヽ(^。^)丿

こんにちは。講談社BIZのからまるです。

ビジネス書大賞.jpg畏れ多くも実行委員の一人として携わった、オトバンクさんディスカヴァー・トゥエンティワンさん共催の「ビジネス書大賞 Biz-Tai 2010」のムックができまして、本日発売となりました!

大賞にナシーム・ニコラス・タレブさんの『ブラック・スワン』(ダイヤモンド社)が決まったことは昨年末にご報告しましたが、皆さんの投票数で大賞候補を決めましたので、『ブラック・スワン』と同じ投票数を集めた本が他に2冊あるのです。その結果とコメントも掲載したほか、1票でも投票があったもの全250冊をすべてコメント付きで掲載しているのがスゴイです(ディスカヴァー・トゥエンティワンの事務局の方々、本当に編集お疲れさまでした<(_ _)>

でも、この250冊のうち、講談社BIZから出した本は4冊しかありません( ̄□ ̄;)(このダメな事態の打開がこれからの課題だなあ)

まず、ベスト50にランクインした、

山口絵理子さんの『裸でも生きる2』

女子勉さんと3人のツイッター投票の方々、どうもありがとうございました<(_ _)>

あとはみんなランキング圏外なんですが、、、

小宮一慶さんの『一流になる力』

旭屋書店営業本部の北川英樹さん、それにディスカヴァー・トゥエンティワンの干場弓子さん、どうもありがとうございました(「内心、「やられたかな?」と思った」というコメントには感激いたしました)。

徳川家広さんの『バブルの興亡』

水野俊哉さん(ご無沙汰しています)、どうもありがとうございました<(_ _)>

原尻淳一さんの『30過ぎたら利息で暮らせ!』

ツイッター投票の方、どうもありがとうございました<(_ _)>

次回のビジネス書大賞にはもっときちんとライクインしないと!!

お久しぶりです。安藤美姫ちゃんが好きなのりたまです。運の管理学.jpg

あの!本田健さんがプロデュース、「運」の専門家の松永修岳先生が執筆という豪華キャストでお届けする『運の管理学 人生に「結果」をもたらす幸せの方程式』がやっと校了し、2月4日発売となりました。

著者の松永先生は、だれもが知っている某有名スポーツ選手や経営者などの運のコンサルティングを行っています。運が良くなる秘訣のほんの一部をご紹介すると......


部屋の使わないものやガラクタを30パーセント捨てる気持ちでそうじする。


寝るときは部屋を真っ暗にする


温かいものを食べる習慣をつける


つきあう人を変えてみる

 

本田健さんも松永先生のアドバイスを実践したら、久しぶりの大ベストセラー『一瞬で自分を変える法』が生まれたそうです。のりたまも今年後半、編集作業の合間に先生の教えを実践してみると、次々に良いことが起こりました(内容は秘密です......)。

クールな装丁は、ベストセラー連発で活躍中のタイプフェイス・渡邊民人さん。開運のお守り「秘符」の紋様がデザインされていて、購入した方に幸運が訪れる、お得な仕掛けです♪

2月に丸善丸の内本店さんで、松永先生&本田健さんとのトークイベントを企画中ですので、正式に決まり次第、こちらでお知らせします!

こんにちは。講談社BIZのからまるです。

連日フィギュアスケート祭りをしていますが、忘れちゃいけないサムライブルー。今年はサッカーのワールドカップイヤーでもあります。

214601-2.gifのサムネール画像のサムネール画像それで、昨年、本大会で日本と同じ組に入って俄然注目を浴びている欧州の強豪、オランダサッカーについて書かれた名著、『オレンジの呪縛 オランダ代表はなぜ勝てないか?』(デイヴィッド・ウィナー著、忠鉢信一監修、西竹徹訳)は「ワールドカップ関連本」じゃないですか!と強引に重版を販売部に迫ったところ、本当に重版することになりました!

 

初版発売から1年半ぶり!

めでたいヽ(^。^)丿ヽ(^。^)丿

 

現在、ワールドカップに照準を合わせた新オビを作成中です。

聞くところによると、岡田ジャパンはまとまりがいいようですね。2006年ドイツ大会のジーコジャパンはチーム内に深刻な対立があると言われて、そのために盛り上がったところがありました。今のチームはそういう切り口でマスコミで話題になりにくいせいもあるのか、あるいはたんにサッカー人気が落ち目なのか、日本代表戦のテレビ視聴率が下がり気味で、先日のアジアカップ最終予選のイエメン戦のように(現地事情が許さなかったのかもしれませんが)ライブ放送がなかった試合もありました。

しかし、からまるは岡田ジャパンが目標に掲げる本大会ベスト4を信じて、応援してますよ!

こんにちは。講談社BIZのからまるです。

本日はちょっと話題を変えまして(^_^;)

民主党の小沢一郎幹事長が対決姿勢を鮮明にしたことで、東京地検特捜部との因縁の関係が連日マスコミを賑わせていますね。小沢さんが自宅に国会議員を100人以上招いて行った新年会の模様もそうでしたが、今回の角突き合わせる検察との対決でますます、小沢さんが毎年欠かさず命日に墓参りするという故田中角栄元首相とダブって見えてしまいます。

でも、毎日マスコミに登場する「検察情報」なるものを、皆さんはどうご覧でしょうか。石川議員を逮捕する環境作りとしては完璧に作用したかに見えますが、異常性を感じないわけにはいきません。

web用特捜崩壊.JPGのサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像というのも、昨年4月に出した産経新聞記者の石塚健司さん著『「特捜」崩壊』が指摘した、現在の地検特捜部の「風向きを読む劇場型捜査」が、今回まるで牙を剥いたように見えるからです。どうして官僚の答弁禁止などを盛り込む国会法改正案を審議する国会が開く直前に逮捕劇があったのか、考え出すと陰謀論がひねり出せそうで、事実、これは官僚対民主党政権の権力闘争なのかもしれませんが、もしそうだとしたら、「政治とカネ」で世論操作をしているように思えてきてしまいます。実際、新聞社には、こういう報道に対する疑問の声が読者から寄せられているそうです。

『「特捜」崩壊』は元検事の郷原信郎さんが読んでくださって推薦文をお寄せくださいました。曰く、

 

――「特捜捜査」の危機的な内実がここに示されている。

 

また、お名前を明かせませんでしたが、マスコミにもよく登場する元東京地検特捜部幹部は、石塚さんの本書での取材で、こうコメントしていらっしゃいます。

――「最初に描いた筋書きに強引に当てはめて事件を作っている。恫喝的な取り調べが度を超してている」

この本が書かれた当時と今では、特捜幹部の顔ぶれが変わっています。新しい態勢がこうした疑問を杞憂に終わらせてくれるといいのですが。。

本日は特別編です。1月15日に講談社で行われたニコライ・モロゾフさん『キス・アンド・クライ』出版発表記者会見の一問一答編集版をお届けします。

 

Q 日本人選手が外国人選手よりいちばんすぐれていると思うところは?

A 日本の選手というのは、非常にスケーティングに向いている体をしていると思います。いいスケーティングができる。重心が低いので、ジャンプが跳びやすいんですね。黒人選手が陸上の短距離などでスピードを出せるように、筋肉がすごくクイックに反応するんだと思います。だからジャンプに向いているんだと思います。
もう一つ言えるのは、日本人は、私はディシプリンと言いますけれども、非常に努力する姿勢を持っている。規律正しいということでしょうか。小さいときから規律の中で育っていることが影響しているのだと思うんですけれども、これをやれということをちゃんと聞いて、やります。
アメリカやヨーロッパの選手の場合、十五歳や、十六歳の年ごろですと、練習しろと言っても映画に出かけるだとか、友人と遊ぶだとか、スケート以外に熱心になってしまって、なかなかスケートの練習でプッシュするのは難しい。ところが日本人は非常に規律を持って、自分を戒めながら練習をするところがあります。
また、私はこれをナビゲーションシステムと呼んでいますが、皆さん、ちょっと想像してみてください。猫をポーンと投げますと、ちゃんと両足で、四つの足で着地しますよね。日本人の選手も同じようにジャンプを跳んだあと、必ずきちんと着地できる。そのジャンプを下りるうえでのフィーリングがよく、いい勘をしているんだと思います。だからジャンプがすごく自然に跳べて、そのジャンプに長けているところが、最近の日本人選手のいい結果につながっていると感じています。

 
Q コーチと選手のベストの関係とはどのようなものか

A その質問に答えるのは、そうたやすいことではありません。今、私はアメリカで仕事をしていますが、最高と思うコーチとスケーターとの関係は、ロシアでのみしか見たことがありません。
日本では選手がよくコーチを替えるという印象を受けています。ちょっとでも悪い成績を出してしまうと、親御さんがすぐコーチを替えてしまう。これは実はアメリカでもよく見られます。それだけのお金を払っているからということなのかもしれませんが、本当に一番高いレベルでの限られたところでしか、コーチと選手の良好な関係というのは見いだせないのではないかと思います。
それは、コーチと選手が同じ方向を見て、同じゴールを目指して、そして同じ結果を目指しているということです。つねにコーチが自分を後押ししてくれているんだと選手が感じられること。一緒にいい成績が出れば喜び、悪い成績が出れば、もちろん悲しみますけれども、そこでコーチの仕事というのは、なぜそうなってしまったのか、その原因を突き止めることだと思います。
私は何かうまくいかなかったときは自分自身を責めます。何を間違えたのか、と。成績が思うように出なかったときに、ジャンプをしなかったからだ、もっとスピードをと言ったでしょうなどと選手を責めるコーチを私はよく目にしますが、何かがうまくいかなかったときは、九割がた、コーチのミスなのです。選手に何をするべきなのか、どこまで練習でプッシュするのか、あるいはやめさせるのか、次の日は何を練習させるか、そういったことまで指導するのがコーチだからです。
私はよく自分の仕事を医者の仕事に例えます。それも外科医です。心臓手術をした場合に、失敗したら、その人はもう命がないわけですけれども、私たちも同様で、失敗してしまうと、選手生命がなくなってしまいます。
ですから、安藤美姫選手が世界選手権で優勝したら、さらにいい成績を収めなくてはならない。織田信成選手も悪い成績が出た場合には人生が変わってしまいます。それだけ大きな責任を担うのがコーチだと思います。だからこそ、コーチと選手のあいだというのは、オープンで信頼関係が醸成できていないと、うまくいかないと思います。

 

Q 世界選手権優勝後に安藤美姫さんと、どういうところに力を注いだのか

A トリノ五輪直後のことに少し戻りますが、あの当時、私には浅田真央選手のプログラムの話もありました。私は安藤選手を選んだのですが、それは私が難しいチャレンジが好きだからです。何か問題を抱えている選手のほうが、何でも簡単に、問題なくスケートをやってしまうような状況よりも、自分としてはおもしろいと思ったからですけれども、そういった大変な状況に自分を置きたいと思ったんですね。年齢的にも、彼女はとても難しい状況で、とてもスケーターとは思えない格好をしていて、私は初対面のときスケーターだとは思わなかったくらいでした。
そんなこともあって、安藤選手の指導を始めた一年目で、世界選手権で優勝できた。しかし、その直後に非常に親しかったお祖母さまを亡くされたということで、彼女はもう滑りたくないと思うくらい、つらい時期がありました。
すごく苦しんだシーズンだったのですが、今シーズンに向けては、ある意味ではそのつらさも良かったかもしれないと思っています。というのも、毎シーズン、毎シーズン、ベストな形で調子がいいということはありえません。何か問題を抱えて、苦しんで、そこから抜けきって、成長したときに、非常にいい、安定したシーズンを迎えることができるわけですから。

 

Q 安藤美姫選手は、七年前に四回転を大会で下りて以来、練習では跳んで下りていますが、なぜ大会でやらないのか。今後、五輪に向けて四回転をやらせるということはあるのか

A 彼女はすでに女性スケーターとして初めて四回転ジャンプを成功させたということで、ギネスブック入りを果たしています。それで、ちょうど一ヵ月前でしょうか、美姫が僕にこう言ったんですよ。ソチオリンピックにも出たいと。初めて四回転ジャンプをオリンピックで決めた女性になって、ギネスブックに載りたいから、と。
彼女が練習で四種類の四回転ジャンプを決めているのは、私自身も見ていますし、昨年のグランプリファイナルでも四回転を跳んでいます。クリーンなフリーを滑りましたけれども、彼女は最終的に六位に終わっているわけですね。やはりシステムの関係でダウングレードされてしまったことが響きました。四回転として跳んだのですが、それだけポイントを失ってしまいました。これが古い採点方式であれば、テクニカル点で五・九や六・〇を打ち出すような内容だったんです。それが、三つのジャンプで
ダウングレードされてしまいました。
練習ではもう跳べていますし、必要とあればプログラムに入れることも考えられますけれども、今まで必要がなかったので、四回転を入れてこなかったわけです。クリーンなプログラムさせ滑れば、安藤選手は四回転がなくても、それだけの結果がついてくる選手だということです。
もう少し付け加えますと、ほかにもたくさん、安藤選手は練習しなくてはいけない課題があったからというのも理由の一つです。毎日、四回転ジャンプだけ練習していれば、どの大会でもきちんと下りられたかもしれませんけれども、やっぱりほかの要素をそれだけ練習してこなくてはならなかった。四回転をいくら下りていても、スピンやスパイラルでポイントを取れなかったら、意味がありません。
もう彼女も十五歳の若いスケーターではありませんから、エレメンツ一つひとつに力を要する。そして、プログラム全体をまとめていかなくては評価が出ないわけですから、そちらのほうに力を注いできたという背景があります。

 

Q あなた自身が大変感情豊かな方だと思う。この本の冒頭でも精神面のコントロールということを大変強調しているが、こういう全人格的な指導を行ううえで、あなた自身の感情が豊かであるというのは、どのように影響していると思うか

A 感情豊かと言っていただくのは嬉しいですけれども、感情豊かなのではなく私は単に競争心があるのだと思います。自分の教えている選手にはぜひ勝ってほしいという気持ちがすごく強いんですね。私のコーチ仲間には、大会に行って、ビールを飲めれば、それでいいなんていう連中もいますけれども、私はもう二十四時間、大会のことで頭がいっぱいになってしまいます。本当に楽しめないんですね。そのことでいっぱいで、つねに大会でどうすればいいかということを考えています。
やっと大会が終わって、ほっとする間もなく、もう次のことを考えなくてはいけないので、感情的ということではなく、あくまでも自分はその競争心が高いところにあるのかなという気持ちでいます。
ただ、これはやっぱりコーチとしての性(さが)でしょうか。何度か、疲れきって、やめようと思ったことが実はあるんです。アメリカに帰って、自分の教え子ではない、ほかの先生の子どもたちを見れば責任もないから、それでいいやなんて思って二、三週間やってみると、すごくつまんなくなってしまいます。飽きっぽいんですね。やっぱり選手と一緒に勝っていきたいという気持ちになるんです。

 

Q 本の前書きに、勝つための必要な条件を理解しているというふうに書かれているが、一ヵ月後のオリンピックに向けて、安藤選手、織田選手が勝つために必要な条件とはどのように考えているのか

A もうオリンピック直前なので、変えられることは実はもうないと思うんです、この段階で。ですから、今はその質問には答えが出ないと言ったほうが正しいかもしれません。オリンピックが終わったあとに、もちろん喜んでお話ししたいと思いますけれども、今はどの選手に対しても、健康でいてほしい。そして、怪我なく本番を迎えてほしいと思います。

 

Q 自らのコーチメソッドに、タチアナ・タラソワが与えた影響は大きいのか

A もちろん私がコーチという職業を始めたのは、タチアナさんの下でした。もう彼女の下を離れて六年経ちますし、タチアナ先生はどちらかというと、今はロシアでテレビ関係の仕事などのほうが忙しいので、お互い違う道を歩んできているわけですけれども、やはり彼女はたくさんのことを教えていただいたと思います。
私が彼女の下に入ったときには、すべてのことをなさってきていた偉大なコーチだったわけですけれども、そのメソッドをすべて惜しみなく教えてくださったということでは感謝しています。今はもう、そこから私は自分の道を歩み始めておりますし、彼女が始めたこと、私にしてくださったことを、同じように今度は私が引き継いでいかなくてはいけないなという、そういう気持ちでおります。

 

Q 安藤選手と織田選手が五輪で優勝もしくはメダルを取れる可能性はどれぐらいあるのか

A 金メダルを皆さんが期待していて、質問も出るかと思っていたんですけれども、オリンピックでの金メダルというのは、そんなに簡単なものではないとしか、私には答えることができません。荒川さんが金メダルを獲ったので、日本の方は皆さん、また金メダルを考えていらっしゃるんだと思うんですけれども、一つ申し上げられるのは、このオリンピックに限っては、金メダルは誰に行くかはわからないということです。
特に男子の競技に関しては、非常に優秀なスケーターが揃っています。ですから、もちろん信成だって、五輪で金メダルを取る可能性はあります。ただ、誰にとっても同様に難しいことであるとしか、私は今言えません。
ただ一つ言えるのは、フィギュアスケート全体が今回はすごくおもしろく、エキサイティングな競技になると思うということです。

 

Q 本の冒頭の部分で一人の人間としてリンク外のことにかかわっていくのが大事と書いてあるが、具体的には?

A 一般論として、どのスケーターにも当てはまる話だと思うんですけれども、スケーターをスケート以外で教育することの重要性があります。例えば音楽を聞かせても、これが『カルメン』で、どういう作曲家で、どういう内容で、どういう物語かをまったくわからないようでは、それを滑るなんていうことはできません。ですから、いかにそれを理解するかが大切で、それを理解するためにも教育が大切になってきて、人間として成長しなくてはダメなんですね。
ほかにも、スタイル。いいスタイルって何なんだろう。いいコスチュームって何だろう。なぜこういうコスチュームを着るのか。そして、なぜこういう感情にあの音楽が当てはまっていて、どういう物語を自分が表現しようとしているのか。そういったところを理解できて、初めて滑れると思います。
皆さんも自分にお子さんがいたら、やはりいろんなことを体験させて、そこから学び取らせて、人間として豊かに育てたいと思われますね。それとまったく同じことだと思います。
非常にいい質問をいただいたと思いますが、日本でもアメリカでも同様で、非常に才能の豊かな選手はたくさん、いろいろな年齢層にいると思います。今、予備軍として十一歳、十二歳ぐらいから、十四歳の優秀な選手もたくさんいると思いますが、スケーターの人生は非常に短いものなんですね。そこに大きな危険性をはらんでいるということも警鐘を鳴らしたいと思います。
スケーターの生活というのは、朝、練習、夜、練習、あいだに大会で、ショーをやって、大会でせっかく各国に行ったとしても、ホテルとバスとロッカールームしか見られません。その国に触れるなんていうことはない。スケートの世界以外に触れることがまったくないのです。そういった選手たちがお金を稼ぐようになったときに、本物の良いものを見せようと思っても、もう遅いんですね。
例えば、いいバレエが来ているから観劇しようとか、そういうことをかれらに勧めたとしても、バーに行って一杯引っ掛けて、翌日、練習にちょっと酔っ払ったまま行って、怪我をして、選手生命がおしまいなんていう悲劇もたくさん目にしてきています。そうではなくて、やっぱり本物に触れて、それを見る目というものを養ってほしいと思います。
五輪でも世界選手権でも上位七人の男子に注目して見てください。みんな、キレイなヘアスタイルとメイクをしています。十六、十七歳の多感な年ごろの男の子にメイクさせるということがいかに難しいか、皆さん、ご理解いただけるでしょうか。
なぜそこまでしないと勝てないか理解させるためには、演劇を見せて、「ほら、あの劇で、あの役者たち、みんな、メイクしていたね。衣装、着ていたね。あそこまでのことをやるためには、ここまでやらないといけない」という説得の材料になるわけですね。納得させるために、そこまでやる必要があるのです。

 

Q アメリカでコーチをやめたくなるほどつらかったとは、どんなことがあったからか

A コーチをやめたいというのは、本当に何度かありまして、今もオリンピックが終わったら、やめたいなと思うときもあります、正直。
なぜコーチをやめたくなるのか。やっぱりこれはすごく難しい仕事だからだと言えるかもしれません。優秀な選手を持てば持つほど、やっぱりたくさんのものを自分でも抱えなくてはいけないんですね。それは情報という意味なんですけれども、スケート以外でもたくさんのことを自分が持っていなくてはならない
。それが大変なんです。
そういった情報を自分の中で処理して、スケートではこういうことをやらせて、ああいうことをして、この選手にはこういうことが向いているから、ああいうことがあるなどと、いろいろ考える。そして、そのスケーターの周りにいる人たち、さらにはジャーナリストにはどう答えるのかだとか、いろいろなところにアンテナを立てて、気を張っていなくてはならないという面があると思います。
そして、そういうことを全部こなしたうえで、初めて選手の優秀な才能に見合った、良い成果がついてくると思うんです。ただ大会で良い成績を出すということではないんですね。そこがコーチっていう職業を非常に難しくしているところだと思います。
これはコーチだけではなく、選手だけでもなく、皆さんの世界でも、どの世界でも当てはまることだと思いますけれども、つねに最新の情報を持って、すべてのことを把握していないと、やっていけないという、そういった意味での緊張感があります。ちょっとでも気を抜くと、すぐにほかの人に自分の立場を取られてしまう。そして、すぐ替わられてしまうということですね。それを一回失ってしまうと、もう二度と手にすることができない。そういった緊張感の中で仕事をしなくてはならないということなのかもしれません。
コーチは氷の上でのみ教えるという人もいるかもしれませんけれど、私の場合、例えばコスチュームの担当のスタッフがほかにいたり、ドクターがいたり、そうした日本人選手以外の人も私は見ています。特に日本人の選手の場合には、日本にいろいろと周りのことをやってきた方がいらっしゃる中で、一〇〇%、私が思う方向に向けるのは難しいですね。安藤選手の場合には一年半経って、今はもう彼女自ら納得して、コスチュームだったら、あそこに行って、こういうのを自分が要望するんだとか、そういうやるべきことをわかっているんですけれども、とにかくその氷以外でやるべきことがいかにたくさんあるか、ちょっと想像していただければと思います。

 

Q この選手を教えたいなというスケーターがいるか

A ちょっと日本人選手にいろいろ教えるのに疲れきっているというのが正直あります。やっぱり日本語を話せないことが一番のネックなのかもしれません。率直に言うと、日本の選手を理解するのはとても難しい。ミスコミュニケーションが過去、多々あったという点も否めません。もちろん私は日本が好きですし、和食も大好きですし、日本の皆さんのいいところも本当にたくさん触れています。ただ、やっぱり過去、スケート連盟の中のごく限られた人とですが、ちょっとミスコミュニケーションもありまして。自分はあまり気にせずに、自分は自分の仕事に集中してきたつもりでいますけれども。
ただ、若手の選手の中で、以前ほど、簡単に世界一を獲れるような選手が出てくるかどうか、私はあまり期待できないのかなとも感じています。今までは織田選手、高橋選手、小塚選手、浅田選手、安藤選手というように、ジュニアでワールドヂャンピオンになった錚々たるメンバーが次から次へと控えていました。もちろん、今後、ジュニアのワールドチャンピオンになれそうな可能性のある選手はいるかもしれませんけれども
層の厚さという面では、一時期よりはちょっと薄くなってきているかなという印象は受けています。
誤解のないように申し上げておきますけれども、織田選手はオリンピックが終わってもスケートやめるつもりはまったくありませんし、安藤選手もソチのオリンピックに行きたいと言っていますから、あと四年間はまだ、あの二人で手一杯になるという状況です。まだまだ若い選手ですからね、二人とも。

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