こんにちは、からまるです。

今日、フィギュアスケートのISUグランプリシリーズが開幕します。早く帰ってテレビの前に待機しなくちゃ。というわけで、また来週!

こんにちは、からまるです。

永田町の掟.JPGある企画の参考資料として、豪徳寺三生さんこと飯島勲さんの『永田町の掟 「欲望渦巻く町」の超ぶっとび事情』(1995年、光文社カッパビジネス。講談社文庫版は本人名義で『代議士秘書 永田町、笑っちゃうけどホントの話』)を読みました。まあこれはまだ中選挙区制時代の話なんですがね、と、ここでついマネてしまうような独特の語り口(ライターさんがエラいんでしょうね)で、想像も入り混じったとご本人が称するおどろきのエピソードがつぎつぎと登場します。

たとえば豊田真由子議員で知られるようになった運転手役の秘書さんに対する罵倒。「なにせU先生、少しでも気に食わないことがあると、クルマのなかで「この野郎、バカ、マヌケ」とわめきたて、なんの関係もない運転手をクソミソにののしる。(中略)かくして二週間でプッツンとなったわけだ」(p182)

マジすか。いやそんなものではない、と。

「ふつう、クルマというものは床が汚れるものだが、N先生のクルマは、運転席の背もたれの裏側に、靴のあとがたくさんついているのだ。(中略)腹を立てるたびに、「この野郎、こん畜生」と、運転手さんの背中をキックするのだ」(p182,184)

おいおい。

「加えて自動車電話の受話器をハンマーがわりにして、運転手さんの頭を四六時中、ポコポコ叩く。(中略)これじゃあたまったもんじゃないですな」(p184)

そりゃそうでしょ!

こんにちは、からまるです。

ナイアンティック.JPG昨日のエントリの続き。ではどうしてからまるは、『ど田舎うまれ、ポケモンGOをつくる』(小学館集英社プロダクション刊)を出した野村達雄さんを知っているのか。3月にサンフランシスコに行ってグーグルなどに立ち寄ったことを以前、書きましたが、実はその日程の中で、野村さんがポケモンGOのプロダクトマネジャーとして勤務しているナイアンティック社さんをお訪ねしたからなのです。いろいろとお話を伺うことができました。とはいえ、ここから先はまだお知らせできない企画の話になってしまうので、また後日にしますね。

それにしても、『ど田舎うまれ、ポケモンGOをつくる』を読んでひとつ驚愕するのが、グーグルがエイプリルフール企画にかける本気度の凄さです。本書によると、野村さんのアイデアで2014年4月にローンチした「グーグルマップポケモンチャレンジ」の開発には、野村さんの他に3人のエンジニアがチームを組み、最終的に20人のエンジニアがかかわりました。そしてすでにこの段階でポケモン図鑑が準備され、ポケモン社に151匹のポケモンを選んだもらったのだそうです。

たかが一過性のエイプリルフール企画にここまでやるのか!という気合いの入りようですね。この本気で遊ぶ力こそ、後の大ヒットにつながったのだと思います。

こんにちは、からまるです。

野村達雄「ポケモンGO」.JPG今回のお知り合い本ご紹介はすごいですよ。あの「ポケモンGO」の開発者、野村達雄さんが7月に出した本、『ど田舎うまれ、ポケモンGOをつくる』(小学館集英社プロダクション刊)です。ポケモンGOをローンチするまでの半生記は、まるでドラマを見ているようです。

野村さんの出身は、中国・黒龍江省の寒村でした。家庭は貧しく、とくに3歳の頃に住んだ家は土作り! 土に壁代わりの新聞紙を張っていたのだとか。主食はトウモロコシのお粥で、ほとんど味がしない。お菓子もおもちゃも買えなかったそうです。9歳の頃、ご一家は日本に移住します。それが1995年のことですが、東京・練馬区の風呂なしアパートで、冷蔵庫と二層式の洗濯機を生まれてはじめて手に入れます、ウィンドウズ95が出た当時なのに。

小学校の友達の家でテレビゲームに出会い、新聞配達で貯めたお金で中学生の野村さんはパソコンを買います。プログラミングを独学で覚え、高校生になる頃までには「パソコン博士」を自認するほどに。信州大学に進学してコンピュータ・サイエンスを学びます。さまざまな縁をくれた人たちが多数、登場し、なるほど、だからグーグルのエイプリルフール企画にポケモンGOの前身「グーグルマップポケモンチャレンジ」を開発できたんだなと思わずにいられないストーリーです。

だから「あとがき」の次の文章がシビれます。

「中国の寒村で生まれた僕は、もし日本に行けなかったとしたら今頃どんなことをしていたのでしょうか。きっと出稼ぎをしていたか、畑を耕していたでしょう。ソフトウェアエンジニアにはならなかったでしょうし、『ポケモン GO』を作ることもなかったと思います。(中略)もしこれを読んでいるあなたが日本に住んでいるとしたら、新しいことに挑戦できる環境にいるとしたら、それはこのうえない幸運なことなのです」(p195)

こんにちは、からまるです。

9784062729598.IN01.jpgのサムネイル画像のサムネイル画像のサムネイル画像のサムネイル画像のサムネイル画像6月に刊行した秋元雄史さんの『おどろきの金沢』は、4ヵ月経ってもお膝元の金沢での圧倒的売れ行きが止まりません。北國新聞の10月7日付け紙面に掲載された「うつのみや」さんのベストセラーでは、いまだに5位にランクインしています。4位が東野圭吾さんの新刊『マスカレード・ナイト』、6位が日野原重明さんの『生きていくあなたへ』ですから、その凄さが伝わってきます。

愛読者カードも金沢市および石川県にお住まいの方からのものが多いのですが、他都県からのカードもあります。このまま広く読まれていけばいいですね。

こんにちは、からまるです。

仕事消滅.jpgのサムネイル画像のサムネイル画像のサムネイル画像のサムネイル画像のサムネイル画像のサムネイル画像のサムネイル画像昨日はバタバタしていて、この日記を書くのを忘れてしまいました。なぜそんなにバタバタだったかというと、鈴木貴博さんの講演会があって、その場で著書『仕事消滅 AIの時代を生き抜くために、いま私たちにできること』を売っていたからなのでした。

講演会は小規模なもので、シニア層のビジネスマンの方々が集まるサロンで行われました。鈴木さんが『仕事消滅』の内容に添って1時間ほど講演し、その後は質疑応答です。本書は10年20年後でも現役の、比較的若い方に読まれている印象が強いかもしれませんが、愛読者カードを見ると、けっこうシニア世代の読者が多いのです。長年、仕事で奮闘してこられた方々は、未来がどうなるかについて、とても関心が高いのだなと、強く実感させられています。この講演会からもそういう空気を感じることができました。

同時に感じるのは、過去数十年のさまざまな変化に対応し、幾多の危機を乗り切って成果を挙げられてきた方々ほど、「仕事消滅」には懐疑的であることです。過去のイノベーションがそうだったように、AIの進化によって、むしろ新しい仕事がどんどん誕生するのではないかという意見もありました。そうなのかもしれませんし、まだ影も形もない高汎用型AIは従来のイノベーションとはまったく違うものなのかもしれません。興味が尽きない議論だと思いました。

     *     *

この記事は昨日書いたのですが、公開方法を間違えてしまい、今日の公開になりました。

こんにちは、からまるです。

フィリップKディック酒場.JPG先週のエントリに書いたように、「フィリップ・K・ディック酒場2017」に行ってきました。新しい店ができたのではなく、神田の早川書房さん1階にもともとあったカフェをそう言い換えて、「ブレードランナー」に関連したメニュー(写真。「デッカ丼」みたいに、ただのダジャレっぽいのもある)があったり、壁一面に原案の『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』の各国版表紙が貼ってあったりしています。

料理が来るまでの待ち時間にやってくださいと、人間とレプリカントを判別するテストを渡されました。10個の二択に答えていくと、その結果でどちらかわかるというものです。かるまるの判定結果は、レプリカント! 自分でもなんとなく思っていましたが、やはりそうですか。

それにしても、ハヤカワ文庫の『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』は装幀が変わったのですね。前のほうがいいのにと思うのは、あの頃の甘酸っぱい思い出を引きずっているからでしょうか。米国で封切られた新作映画も、その甘酸っぱい思い出を持った人だけが映画館に集中して、期待ほどの観客動員ではなさそうだと報道されています。もちろん、からまるは見に行きますが。

こんにちは、からまるです。

ノーベル文学賞がカズオ・イシグロさんに授与されることが決まりました。受賞時にその作家の作品に馴染みのあるケースが少なかったので、今回は日本の書店さんには神風となっているようです。からまるが手元で見られる書店の売れ行きデータでは、文庫・単行本ともにイシグロさんの作品が軒並み上位に! 『日の名残り』『わたしを離さないで』好きのからまるも誇らしい気持ちです。

イシグロさんの作品は早川書房さんが独占的に版権を取得しています。じつは今月下旬に映画「ブレードランナー」の新作が公開されるのに合わせて、早川書房さんの社屋に「フィリップ・K・ディック酒場2017」が今週月曜日にオープンしたようなのです。それもあって、きっと今頃の早川さんはお祭り状態ではないでしょうか。あやかろうと、からまるもこれから訪ねるところです。

こんにちは、からまるです。

毎年この時期になると、ある意味楽しみ、ある意味苦行の業務が待っています。今年も来週開催されるフランクフルトのブックフェアに向けて、欧米の権利者や出版社が売りたい版権をカタログにした「ライツガイド」を読むことです。直接か、あるいは日本のエージェントさんがまとめて添付して送ってくれるのですが、ものすごいタイトル数です。真面目に読んでいては、ただでさえ英語のハンデがあるので、とても時間が足りません。

しかも体裁が権利者によって違います。ある程度当たりをつけたくても、ジャンルがはっきり書いていないケースがあるのです。さすがにフィクションとノンフィクションは分けてリストになっているにしても、一口にノンフィクションといっても範囲が広いので、ビジネス書の次にセルフヘルプの本、その次は子育て本といった具合に混在していることがあります。ビジネス書ならビジネス書とはっきり明示して、それをひとまとめにしてリストにしてあるカタログは助かりますね。

ともあれ、合計すれば数百もタイトルが載っているカタログは、宝の山であることに間違いはありませんが、小さい文字の英語と格闘するのはけっこうな苦行でもある。しかし、過去の翻訳ベストセラーの多くは、編集者がこうしたカタログを丹念に渉猟して見いだされたものなのだそうです。めげずに頑張らないと。

また明日に!

インバスケット思考.jpgのサムネイル画像こんにちは、からまるです。

2015年12月に刊行した鳥原隆志さんの『世界一わかりやすい「インバスケット思考」』(+α文庫)が1年8ヵ月ぶりに重版になりましたと、ちょうど1ヵ月前にお伝えしましたが、3刷も決定しました。

じわじわ~っとロングセラーになっているようですね。部数的には地味なんですけれど、いつまでも愛される本になってほしいと思います。

こんにちは、からまるです。

仕事消滅.jpgのサムネイル画像のサムネイル画像のサムネイル画像のサムネイル画像のサムネイル画像日本経済新聞にはウェブの書評媒体もあるのですね。情報工場さんがクリエイティブを担当しているそれは、「ひらめきブックレビュー」というもので、月一更新なのでしょうか、「今月の押さえておきたい良書」の一冊に、鈴木貴博さんの『仕事消滅 AIの時代を生き抜くために、いま私たちにできること』が取り上げられています。どうもありがとうございます!

人間とAIが共存して生きていくにはどうしたらいいのか、本書の「AI/ロボットに給料を支払う」という考え方を紹介してくださっています。アマゾンのレビューを閲覧すると、この点はかなり賛否両論に分かれるようですが、サブタイトルにある「いま私たちにできること」の一つとして、今のうちに真面目に制度設計に取り組んだほうがいいと鈴木さんは唱えています。

それを担うはずの経済産業省は、「新産業構造ビジョン」なるものを、今夏、発表しています。その中で第4次産業革命を「大量の情報を基に人口知能が自ら考えて最適な行動をとる」と定義しています。高汎用型AIの登場を確実視したかのような、けっこう大胆な定義ですよね。そのうえで、現在の情報社会は「Society5.0 超スマート社会」なるものに変わるという画を描いています。ただ、その社会の定義たるや、「必要なもの・サービスを、必要な人に、必要な時に、必要なだけ提供し、社会の様々なニーズにきめ細かに対応でき、あらゆる人が質の高いサービスを受けられ、年齢、性別、地域、言語といった様々な違いを乗り越え、活き活きと快適に暮らすことのできる社会」と、書き写しているだけで眠気を催すような霞が関文学。これのどこが「5.0」なのでしょう? 誰かこれを何とかしてもらえないでしょうか。

こんにちは、からまるです。

「上阪徹のブックライター塾」の卒塾生・渡辺絵里奈さんから、構成を担当したということで新刊を送っていただきました。菅本裕子さんこと、ゆうこすさんの『SNSで夢を叶える ニートだった私の人生を変えた発進力の育て方』(KADOKAWA)です。からまる自身では絶対に手に取らない本なので、こうして献本していただくと、まるで自分では絶対に選ばない柄のネクタイを女子に贈ってもらうようで(もちろんただの妄想です)、視野が広がってありがたいものです。

インスタグラム、ツイッター、LINE、YouTubeなどのフォロワーが76万人とは半端ない。その驚異的な数字を可能にしたノウハウを事例を挙げてかなり突っ込んで書いてあり、女子なら、これだったら始められるなという仕掛けになっています。想定読者的に、からまるみたいな中年男性には向かないけれど、それでも共有できるところがありますね。たとえば、

「「共感」と「本音」。これを大切にしたからこそ、私にとってSNSは戦う場所ではなくなっていきました。今では、むしろ元気をもらえる場所です」(p98)

「戦う場所」とは、彼女が何を投稿してもdisられた過去のSNSを指すのですが、「共感と本音」を書くことでその場所の景色が変わったといいます。普通は彼女ほど強烈にツラい経験がありませんから、からまるも同じリアリティでは語れませんが、SNSに限らず文章を書く基本動作だと思います。長い本の原稿でも、140文字でも、基本動作は同じだと確認できた本でした。

こんにちは、からまるです。

50歳からの出直し大作戦.jpgのサムネイル画像今週月曜発売の「週刊東洋経済」9月30日号の特集は「50歳から考える定年後の仕事選び」です。さすが東洋経済、なかなか有益な内容ですが、このテーマならやっぱりこれでしょう、出口治明さんの『50歳からの出直し大作戦』(+α新書)。出したのはちょうど1年前の2016年9月でした。その後に刊行された楠木新さんの『定年後』(中公新書)が大ベストセラーになっているのを見ると、ひょっとしたらタイトルに「定年後」という言葉を入れておいたらよかったのかもしれないけれど、定年後の働き方を見直す現在のブームの先鞭をつけられたのではないかと思っています。

『50歳からの出直し大作戦』は、出口さんがシニア起業の成功者の方に話を聞かせていただく形式の本です。制作中は出口さんの取材を受けていただける方々を見つけるのに苦労しましたが、起業した人のうち60歳以上の割合は3割以上あるのですね(p31に引用された中小企業白書2014年版の資料で2012年に32%)。今後はもっと増えて、4割を超えるようなことになるのでしょう。

こんにちは、からまるです。

告白すると何気にコスプレアメコミ映画が好きなからまるは、昨日、「ワンダーウーマン」を見てきました。面白かったですねー。アマゾネスたちの肉体美を女性監督(パティ・ジェンキンス)が撮ったのも話題になりました。

自らの力で運命を切り拓くアメリカ型ヒロインと、自分では何もしないのに周囲にハーレムができる日本型ヒロインの違いを、このワンダーウーマンを例にして書いた記事を読んだことがあります。実際に映画を見ると、ワンダーウーマンの強さは「神」レベルで、半端ないですね。でもこの映画には、世界を危機から救うのは、バトルではなくラブだという主張があります。

"I can save today. You can save the world."

これはイギリス軍大尉が主人公と別れる場面で言うセリフ。そして、

"Only love can truly save the world."

これは映画のラストシーンで主人公が言うセリフです。こういう、和訳するとかなり面はゆいセリフでも、むちゃくちゃあり得ない設定のアメコミものだと自然に「こりゃ名言だぜ」と受け取れるのが面白いですね。エンターテイメントのパワーを感じました。

こんにちは、からまるです。

昨日、安倍総理が衆議院の解散を記者会見で表明、その直前に小池百合子都知事が突然、新党「希望の党」を立ち上げて自らが代表になるという内容の会見を都庁で行い、一気に選挙の激しい前哨戦が始まりました。

争点の一つが消費税増税になりました。自民党は予定通り2年後の秋に10%に上げるけれど使途を変更する法律手続きを行うとし、希望の党は増税凍結を掲げています。この点、アベノミクスを支持する経済専門家の大多数は、デフレ脱却が終わらない段階での増税にはかねてより反対しているわけですが、どうなのでしょう。使途の変更を選挙公約にするなら、現政権は消費税増税にロックインしたように見えます。経済界の今選挙での対応が注目されます。

今日発売の月刊誌「WILL」10月号で日下公人さんは、前回2014年の解散の理由を、「安倍さんは、「あの頃、財務省に四方八方から(消費税増税に)追い詰められて、致し方なく解散せざるを得なかったんです」」と語っていたが、今回は「なぜ解散するのか、やっぱり私にはわかりません」と書いています(p46)。前回は消費税増税を延期する目的だったけれど、今回は使途を変えることを国民に問う。やはり増税路線決定では? でも日下さん、文章の最後に「ただ安倍さんがやることですから、私はどんどん応援しますよ」、とは...。

こんにちは、からまるです。

おかげさまで鈴木貴博さんの『仕事消滅 AIの時代を生き抜くために、いま私たちにできること』の紹介記事が目につくようになりました。

まず本日発売の「週刊東洋経済」9月30日号の書評ページ「新刊新書サミング・アップ」に短評が掲載されました。どうもありがとうございます!

そして「トップポイント」というビジネス書のサマリー掲載誌の10月号に、4ページのサマリーが掲載されました。この雑誌は知る人ぞ知るで、ビジネス書愛好者の間で読者が多い、発行から30年の伝統を持つ雑誌です。からまる担当作がここの4ページサマリーに取り上げられたのは、記憶では3回目くらいだと思います。今まではけっこう大部な本格的ビジネス書で、ここに載るのはたいていそういう本ですから、気軽に手に取ってもらえる+α新書が掲載されるのは、かなりレアケースではないかと。要約は手際よく、いいものを見せてもらった気分です。

あと、この日記でもご紹介した、9月1日に八重洲ブックセンターさんで開催した城繁幸さんとの対談のまとめ記事を、昨日の「現代ビジネス」にアップしました。関心の高いテーマのためか、「対談ものはアクセス数が少ない」というニュースサイトのジンクスを覆し、ランキング1位になりました。編集長もこれには「予想外」と。こういう予想外はいいですね。

こんにちは、からまるです。

先日、ちょっとお伝えした11月刊行の+α新書の初校ゲラ戻しがほぼ終わりました。改めて熟読してみて、これはなかなかの傑作ではないかと思いを新たにしています。

テーマは日本経済です。馴染みがありそうで、「ああ、そんなことわかっているよ」と思いがちな日本経済のことでも、意外と誤解していたり認識が足りていなかったりするものだと痛感しています。

たとえば「GDP」には、どんな印象をお持ちでしょうか。「国内総生産だから、国内で生産された付加価値全部のことだよね」とからまるはぼんやりと思っていました。そうには違いないのですが、その付加価値とは何でしょう? そこに人間はどう関わっているのでしょう? 「物価」という言葉も何の疑問もなく使うと思うのですが、それは本当に「モノの価格」なのでしょうか?

こうした超基本がわかっているようで、実は認識がぜんぜん違うために、日本の経済政策は間違いを重ねてきたとしたら? 恐ろしいことがこの企画からはわかると思います。

こんにちは、からまるです。

仕事でお付き合いのある翻訳家の方から献本をいただきました。タイトルは『ブレグジット秘録 英国がEU離脱という「悪魔」を解き放つまで』(原題は"UNLEASHING DEMONS; The Inside Story of Brexit"ですから、わりと素直な邦題ですね)で、著者はキャメロン政権の首相付き政務広報官だったというクレイグ・オリヴァーさん。おどろくのはそのボリュームで、なんと全部で660ページありまして、さすがに分量に圧倒されてまだ読んでいません(すみません)。税抜き価格は3000円と、一般書としてはけっこう破格です。

翻訳ものの権利を獲るときに編集者が気にする点として、からまるたちの認識では、分量はその筆頭に来ることのひとつです。内容紹介、いわゆるプロポーザルには、ほとんどの場合、予定文字数が記載されています。それを見て、余程の話題作でもない限り「いやいや、さすがにそんなに字数が多い本はムリです」といった反応になるのが通常なのですが、本書の担当編集者はそうは思わなかったのでしょう。

では版元さんは? 意外なことに光文社なのです。女性誌や新書が目立つ光文社という点も、おどろきです。しかし、最近の光文社にはこうした世界情勢ノンフィクション・マニアがいらっしゃるのでしょうね。何と言っても今年アメリカで大ベストセラーになった、あの『ヒルビリー・エレジー アメリカの繁栄から取り残された白人たち』(J.D.ヴァンス)の争奪戦を制したのが光文社だったことは、からまるには衝撃的でした。この本は本当にアッパレ本です。これを読まずして、今アメリカで起きていることはわからないと思います(アメリカ情勢でいい加減なコメントをしたくないテレビコメンテーターは全員読むべきでしょう)。獲るべきして獲った本だと思いますので、光文社の姿勢はホンモノなのだとも思いました。

こんにちは、からまるです。

仕事消滅.jpgのサムネイル画像のサムネイル画像のサムネイル画像のサムネイル画像発売から1ヵ月経った鈴木貴博さんの『仕事消滅 AIの時代を生き抜くために、いま私たちにできること』は6刷決定。愛読者カードをたくさん頂戴しています。+α新書にしてはけっこう若い方が多いのが特徴です。そのうちの一部をご紹介いたします。

「AI社会の到来は予想よりも早くやって来そうです」(39歳男性)

「映画マトリックスの時代がくることを思い知らされました」(43歳男性)

「AIの普及とベーシックインカムを結びつけていて良い」(36歳男性)

「想像以上に速く仕事スタイルが変わっていくことに驚いた!」(66歳男性)

ご購読いただきました皆さん、本当にどうもありがとうございます<(_ _)>

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

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