こんにちは。ビジネス出版部のからまるです。
先週、全日程を終了したサッカーのイングランド・プレミアリーグ。今シーズンは何と言ってもアーセナルがよくやってくれました。ティエリ・アンリはじめベテランが去り、残ったのは中堅と無名の若手たち。しかし、アンリがいなくなったことで逆に若いチームは才能が花開きました。
開幕時こそ空回り気味で、パスはいいからシュートしようよ、と言いたくなるもどかしさでしたが、どんな相手にも自分たちのスタイルを貫き、だんだんゲームにも勝てるようになりました。一時はリーグのトップを独走し、このサッカーが優勝で終わればどんなに素晴らしいか......と思っていたのですが。。
写真はほとんど何が写っているかわからないと思いますが、からまるが3月4日、ミラノのサンシーロにあるスタジオ・ジュゼッペ・メアッツァで撮影した、チャンピオンズリーグのベスト16の第二試合、アーセナルがミランの本拠地に乗り込んで戦ったときのものです。
第一試合はスコアレスドロー。故障者続出のアーセナルは自らの本拠地ロンドンで1点も取れませんでした。サンシーロでのキックオフ前、すさまじい音圧のブーイングを浴びるアーセナルを見て、この試合で勝つのはむずかしいだろうなあと思っていたのですが、なんとアーセナルは0-2で劇的に勝ったのでした。
でも。
振り返ってみれば、あの試合のあのパフォーマンスが、アーセナルのピークだったのかもしれません。その少し前あたりから、疲れ果てたアーセナルは引き分けばかりで勝てなくなり、チームの勢いが失速してしまいました。チャンピオンズリーグは準々決勝でリヴァプールに完敗、プレミアリーグは3位という結果でした。理想を貫いての優勝はむずかしいという現実を思い知らされました。
代わって、プレミアリーグとチャンピオンズリーグの覇者を同時に争うことになったのが、マンチェスター・ユナイテッドとチェルシーです。プレミアはマンチェスター・ユナイテッドが取りました。チャンピオンズリーグはどうなるか、明後日深夜の決勝戦が楽しみですね。
両チームともひどいシーズン開幕だったのですが、選手層が厚く、まとまりがよかったのと、要所要所で現実的な試合運びをしたことがよかったのでしょうか。たとえばアーセナルはシーズン終盤にマンチェスター・ユナイテッドと対戦したときは、フリーキックとペナルティーキックで2点取られて優勝争いから脱落させられる屈辱を味わわされてしまいました。
と、まあ、そういった次第で、複雑な心境ではあるんです。あるんですが、そのマンチェスター・ユナイテッドの若きカリスマ、クリスティアーノ・ロナウドの写真満載自伝『MOMENTS』を来月初旬、ヨーロッパ選手権に合わせて刊行します。
クリスティアーノ・ロナウドはいま、一スター選手を超えた、現代ヨーロッパのイコンと呼べる存在かも。そういう認識で編集を進めています。
ではここで、ロナウド・クイズを。
①ロナウドがサッカーの次に好きなスポーツは何?
②昨年のチャンピオンズリーグ準々決勝でローマに7-1の歴史的大勝をしたとき、ローマの選手にピッチ上で何と言われた?
③マンチェスター・ユナイテッドのチームメイトでロナウドのマネが得意な選手は誰?
④フリーキックを蹴るとき、ボールから何歩離れる?
サッカー好き以外にはまったくどーでもいいクイズですが、①から③までの答えは『MOMENTS』の中にあります。