karamaru: 2008年6月アーカイブ

こんにちは。ビジネス出版部のからまるです。

きたみサイン中3.JPGきたみりゅうじさんのブログにもあるとおり、27日に、そのブログの呼び方を引用すると「東海道沿線書店めぐり ~サイン本とか書かせてもらえたらいいなの旅~」に行ってきました。

お訪ねした書店さんは、順に、

・あおい書店品川駅前店さん

・有隣堂川崎BE店さん

・丸善ラゾーナ川崎店さん

・有隣堂横浜西口ダイヤモンド店さん

アポなし訪問にもかかわらず、いろいろとご対応くださり、どうもありがとうございました。

有隣堂横浜西口ダイヤモンド店さんの理工書売り場の方は、たまたまラッキーなことに、きたみさんのファンの方なのでした。レジでPOPを手書きさせていただき、さらに本にもサインさせていただきました。写真は、早速レジでさらさらとサインするきたみさんです。

こんにちは。ビジネス出版部のからまるの別キャラのからマゾです(兄弟はいません)。

昨日ご紹介した鳥井シンゴさん(『マーケットと儲けのネタをヒモづけよう! ビジネスマンのための「儲かる発想」』の著者』)は、ショートスリーパー族なんです。1日2時間くらい寝ればOKで、極端なときは数日間に2時間でもイケるんだとか。からまるは他にもそういう人を一人、知っていますから、人口比でけっこう高い確率で生息しているのだと思います。

夜の時間がすごく長いそうですよ。いくらでも考えたり、読んだり、書いたり、見たり、聴いたりできるそうで、本当に本当にうらやましい。それに引き替え、深夜業続きで慢性的に眠いからまる。。。

マゾりたくもなります。

こんにちは。ビジネス出版部のからまるです。

ウェブサイトのブックレビューでいちばん知られているのはアマゾンさんだと思うのですが、mixiのブックレビューはかなりレベルが高いです。これもSNSの特長なのかもしれませんね。

282079-1.gif今年の2月に出した、オモテの稼業はデザイナーだけど裏の(じゃないか)稼業が発明家の鳥井シンゴさんの本、『マーケットと儲けのネタをヒモづけよう! ビジネスマンのための「儲かる発想」』にも、多くのレビューが寄せられていると、鳥井さんから連絡がありました。たとえば、こんな。

 

「是非とも二度読んでください。読めば読むほどに味が出てきます。スルメ本です。」

ありがとうございます! (一昨日のワースト1認定のあとだけにこたえる)

 

「サンプルを売り、商品はタダで配る。こんな発想は刺激的。」

本当にそうなんです! 天才的発想の食感を味わってみて下さい。

こんにちは。ビジネス出版部のからまるです。

今すごい原稿を読んでいるんですよ。どんな人が書いたどんな内容かはまだナイショですが、政治の内幕を書いた本。これが「ここまでやるか!?」という話のオンパレードで、永田町はいってみれば「ヤバい人間学」の世界だなと思います。

たとえば、こんな話があります。ある女性記者が、日頃から懇意にしている秘書を、組閣されたばかりの新内閣の新大臣の職場に売り込むべく、その新大臣にお願いの手紙を持ってきたのだそうです(もちろん本では、こんなぼやっとした書き方はしませんよ)。たまたまからまるは、ご両人ともまったく別の機会に会ったことがあるので、んーと、つまりその女性記者はそういう経路で新内閣の極秘情報を取ろうと考えたわけだということがわかったのです。

からまるは思わず椅子から立ち上がり、叫びそうになってしまいました。

 

男はバカだ!

女もバカだけど、男はもっとバカだ!!

こんにちは。ビジネス出版部のからまるです。

書かれちゃいました。

282089-2.gifアルファブロガー小飼弾さんのブログによると、先週21日に刊行した鈴木貴博さんの『がつん!力 会社を救う5つの超原則』は、メインタイトルもサブタイトルも超ダメで、今年の書籍のタイトルとしてワースト1なのだそうです。

それだけでなく、小飼さんは、かわりにもっといいタイトルまで付けて下さいました。

 

『一尾200円の魚が二尾150円になる理由 社運をわける5つの逆説』

 

本を出したほうから見ると、よくぞここまで本書の内容を読みこなして下さったと思います。わざわざタイトルを付け直して下さるくらい、内容を愛してくれたわけですもん。内容を読んだ上で付けたタイトルが、内容を知らずにタイトルを見る読者にわかるかどうかという点はおいといて。

 

こんにちは。ビジネス出版部のからまるです。

あーあ。ポルトガルもオランダも負けちゃいました。

Posh_Brooklyn.JPGユーロ2008準々決勝。ポルトガルはドイツに、オランダはロシアに完敗です。『MOMENTS クリスティアーノ・ロナウド自伝』と来月初旬発売予定の『オランダの呪縛』のために、ぜひ決勝はポルトガル対オランダ祭りを、というもくろみは、一夏の夢と化してしまったのでした。

からまるは前回2004年のポルトガル大会には行ったんですよ。いい試合がたくさん見られて、本当に幸福でした。写真はスタジアムでいっしょになった日本人が撮って、からまるにくれたもの。もう4年も経ったから時効(何のよ)かなと思い、載せちゃいます。

アップの男の人は関係ありません。その後ろのサングラス姿のみょうにオーラが漂う女性が主人公。じつはその横にはお子さんが写っているんですが、さすがにこちらはカットしました。

これ誰よ?と思った方、ヒントは、今大会に出場できなかった代表チームの7番の奥方。。

こんにちは。ビジネス出版部のからまるです。

きたみりゅうじさんの新刊、『Dr.きたみりゅうじのSE業界ありがち勘違いクリニック リターンズ』略して『Dr.きたみリターンズ』のプレゼント企画を発表します!! 書籍でプレゼント付きなんて珍しいんですよ(自慢)。

きたみサイン.JPGまず、本を買っていただいた方から抽選で100名の方に、「Dr.きたみオリジナル・ネックストラップ」をプレゼント(応募要領は本の帯をご覧下さい。締め切りは8月31日)。真新しいインテリジェントビルでこれにIDカードを入れて提げていらっしゃる方を目にしますね。講談社もIDカードがないと入れないので、警備の人に見せないといけないので、社内でもこれをする人を見かけます。社員食堂のプリペイドカードを入れている人も多いですね。

からまるはじつはあんまりこれが好きじゃないんですが、でも、ネックストラップができた暁には率先してします。ホントです! まだ見本ができていないので、写真をご覧に入れられないのが残念ですが、高級感ありますよ。

それと、エンジニアさん系の雑誌やウェブマガジンで本+ネックストラップのプレゼント企画を提携して行います。本はきたみさんのサイン本。写真のような「ドモ」という絵がかわいいでしょ?

本は明日から発売です!

こんにちは。ビジネス出版部のからまるです。

この世でイタリアワイン好きほどの天の邪鬼はいないかもしれません。フランスワインにくらべるとイタリアのワインは品質があまり安定しておらず、場合によってはワインができない年があるくらいなのだそうですが、そこがまたいいんだとか。そんなことを教えてくれたのは、昨晩お会いした、外資系金融サービス会社の社長さん。日本ではほとんど手に入らない本当においしいイタリアワインを飲むべく、イタリアのワイナリーに、でこぼこ道をプジョーを駈って訪ねるそうなんです。

南青山にあるトラットリア「サンタマリア」でこの方にとくに勧められたのは、「バタール」という白ワインでした。からまるにとって白ワインとは、夏に冷やしてビール代わりにがぶがぶ飲むものという思い切り浅い認識だったのですが、このワインは、人気まんが『神の雫』ふうに言うと「なんという至福」な感じ。今まで飲んできた中ではあり得ないおいしいワインでした。白ワインでもこんなにねっとりした、名前どおりバターのような味わいのものがあるんですね。ワインの名前がぜんぜん覚えられないからまるでも、これだけは覚えられました。

もちろん、値段は年に数回もない記念日にしか飲めないクラスでしたが、しかしその値段以上の「至福」の味とナイショ話があったのでした。ちなみにこの方の自宅には500本ものイタリアワインが所蔵されているのだそうです。。。

 

こんにちは。ビジネス出版部のからまるです。

いま進行中の本の参考に、昨晩、『仕事の5力』(白潟敏朗・著、中経出版)という本を読みました。白潟さんには、『上司のすごいしかけ』というベストセラーがありますが、この『仕事の5力』もアッパレ売れ行き絶好調なんです。

タイトルの「5力」とは、ビジネスマン必修スキルである「聴く力」「考える力」「話す力」「書く力」「時間力」ということですが、「5時から」(アフターファイブ)のだじゃれでもあるようですね。それで、本文もだじゃれだらけなのです。

たとえば「聴く力」には「あいのソナタ」というのが登場します。意味は、「あいづち」「そうなんだ」「なるほど」「たしかに」。たしかに(ー'`;わかりやすくて、これなら実行できそう。ビジネス書にもお笑いブーム到来なのかと思ったからまるでした(今度、挑戦しようかな)。

こんにちは。ビジネス出版部のからまるです。

最近、机で原稿やゲラを読んでいることが多いんです。ためしに数えてみたら、校了寸前なのに長い上にぼやぼやしていて読み切れない、昨日話題にした『オランダの呪縛』のゲラ、それより長い翻訳の原稿が1本、さらにもっと長い400ページくらいの原稿が1本、200ページくらいの原稿が2本、ナイショの緊急出版本の原稿1本と、手元に合計6冊分ありました。うれしい悲鳴というやつですね。

こういう場合、からまるは、以前何かの本に書いてあった並列読みをします。3本くらいを同時に読んでいくのです。

1本読了して次の1本を読み始めるのではなく、1本目の50ページ分とか1割分とか、まとまった単位を読んだら、次の原稿に移り、それも同様にして3本目にいく、そしてまた最初の1本目に戻るといった具合です。参考にした本には、それぞれの原稿を置く位置まで変えたほうがいいとアドバイスされていて、からまるもたまに、誰も部員がいない深夜などは、あちこちの作業机や応接セットの机に原稿を置き、順繰りに場所を移動しながら読みます。

ビジネス出版部で出す原稿は、おかげさまで多種多彩で、こうしていろいろな内容の原稿を読むと気分転換スイッチが入って、さくさく読み進められるんです。それに微妙にフォントや体裁がちがうので、視覚的にリフレッシュできるのも、どうしても眠くなる深夜には有効です。

でも短所もあって、3本並列読みだと、1本を読了するまでの期間が3倍になってしまうんです(当たり前か)。これが具合悪い場合は採用できない方法ですね。

こんにちは。ビジネス出版部のからまるです。

この週末でやっと録り貯めておいたサッカーのユーロ2008の試合をたっぷり見ることができました。今回は仕事柄、ポルトガルとオランダの試合を優先して見ています。ポルトガルは何度も書いているようにクリスティアーノ・ロナウドの本を出したから。オランダは?というと、じつは、本当はユーロ2008開催期間中に出したかったのですが、あまりの大作で進行が遅れている"Brilliant Orange:The Neurotic Genius of Dutch Soccer"という本の翻訳書の刊行を準備中だからなのです。

1974年のワールドカップ西ドイツ大会で、不世出の天才ヨハン・クライフを主将にしたオランダ代表は驚嘆の試合展開で敵をなぎ倒してきたのですが(と偉そうに言ってもからまるが見たのは記録映像)、決勝でフランツ・ベッケンバウアー擁する西ドイツ代表に敗れてしまいます。現代の組織的モダンサッカーの源流をつくり、かつ多くの天才プレイヤーを輩出しながら、現在に至るまでワールドカップ優勝経験はゼロ、ユーロ大会は1回だけ。なぜそうなってしまうのか、イギリス人の著者、デイヴィッド・ウィナーがオランダに移住し、国土、政治、リーダーシップ、芸術、建築、生活スタイルのあらゆる面から分析している本。

メインタイトルを直訳すれば、「最高にイケてるぜオレンジ軍団」でしょうが、それでは雰囲気が出ないので、あえて『オレンジの呪縛』に。問題はサブタイトルで、直訳だと「オランダサッカーは神経が病んでますが天才的」で、これじゃいくらなんでもタイトルとしてどうよ。で、もっと日本受けしようと最初に考えたのが、「オランダ代表はなぜ勝てないか?」だったのです。

しかし、待てよ。

 

今回、もし優勝したらどうする?

 

という疑問もたしかに論理上、成り立つので、担当者がいろいろ考えた末、「オランダフットボール『革新』と『自滅』の精神史」にしたのです。

実際、いざ開幕してみると、スタンドでヨハン・クライフが見守る中、オランダはなんと2006年ワールドカップのファイナリストであるイタリアとフランスに快勝するという予想外の活躍で、いきなり優勝候補に名乗りを挙げてきました。ひょっとすると、ひょっとするかもしれない勢いに、サブタイトルを変えてよかったと安堵しているところなのです。

決勝戦は、ぜひポルトガル対オランダで!(^^)丿

こんにちは。ビジネス出版部のからまるです。

昨晩遅くまで仕事をした帰り際、たまたま同期に廊下でぱったり会って、言われました。

「おい、クリスティアーノ・ロナウドの本、売れてるんだって!?」(そんな意外そうに言わなくても)

214628-2.gifおかげさまで。といっても、本当はまあまあくらいなんですが、『MOMENTS クリスティアーノ・ロナウド自伝』は本体3800円の本ですから、売れれば普通の本の2.5冊分にもなるのです。

これからもっと売れるかどうかは、現在オーストリアとスイスで開催中のユーロ2008での出来次第。しかしどうやら目立っているらしいですね。編集部の内外でも話題です。

「らしい」というのは、からまるは連日のデスク仕事で、DVDに貯め込んだ試合がまったく見られないでいるからで、あんなに楽しみにしていたのになあ(でもイングランドが出てないとなあ)。以前、からまるがほんのちょっとの期間、サッカー雑誌のお手伝いをしていたとき、編集部にフリーの編集者がいて、その人は日本にいるあいだもヨーロッパ時間で生活するほどの欧州サッカーフリークでした。その彼の持論は、「テレビ観戦は、サッカーを見たうちに入らない」のだそうです。まあそこまでいかなくても、せめてポルトガルの試合くらい見る時間がほしいよぅ。

こんにちは。ビジネス出版部のからまるです。

今度は上司に叱られてしまいました。

各編集部に経理部からときどき売掛未回収先一覧というリストが届くのです。でもどういうわけか、今回来たのは久しぶりで、見ると1年以上前のものがちらほら。で、支払いを催促する電話などをするわけですが、たまたま、ご自分の講演があるたびに本を売って下さり、しかも行く先々で完売し、そのおかげで重版までできたという、大変ありがたい著者の方の1年3ヵ月前の売掛が、未払いになっていたのです。

うーん、これはちょっと言いにくい。

しかし規則ですから担当者が連絡したのですが、こちらに大きな不手際があり、結局、もう請求しないことに決めたのでした。でもさすがに上司から、時間が経ったからといって再請求しないのは如何なものかというお達しがありまして。。まあ当然なんですが、そこはそういう事情を説明してはんこをもらったのです。

これに関連して感じたこと。著者の方に無代でお渡しする冊数というのは、出版契約書で決めるくらい厳密なルールがあります。著作権は著者の方のものですが、本というモノは著者の方のものではありません。でもこれ、自費出版トラブルのケースでときどきあるそうですが、著者の方が内心、どうして自分が書いた本(の在庫)を買わなければいけないのか疑問を抱くといわれるくらい、線引きがむずかしいですね。からまるがもし本を出したら、きっとそう思いますもん。

こんにちは。ビジネス出版部のからまるです。

準備中の企画の裏取り取材でほうぼう歩いていて、昨日は議員会館で国会議員のお話を伺ってきたのです。

からまるは取材が不慣れで、とくにむずかしいのがメモの取り方。本職の記者さんはやっぱりすごくて、どんな早口の人の話でも正確な文字でメモを取って、起承転結のあるペーパーに起こせるんですよね。あのペンはスピード社製か?と思うくらい。からまるはもともと字が汚いので、急いでメモを取っても、会社に帰ってきて起こそうとすると、うっ、この字何だっけ状態のことがあり、これじゃあ記者失格です。

さて、昨日の取材のテーマはあらかじめ伝えてあり、原稿への引用を前提とした取材ではなく、原稿にある話のバックグラウンドを確認したいというスタンスであることを、その場で説明したのですが、まず「これは誰の本なの?」と聞かれまして。しかし、この方は、本の著者と対立する関係にある方なので裏取り取材をするわけで、ご協力を仰ぐ上では、できれば言わないでいたい。

その点を避けて、期初の目的であるお話は聞けたのですが、帰り際に言われてしまいました。

「聞きに来たから話したけど、バックグラウンド・ブリーフィングであれば、お互いオフレコなんだから、誰の本か言わないのはルール違反だぞ、キミ。聞きたくもないが」

はい。その通りなんで、からまるの取材方針は間違ってたかも。やっぱりこれじゃあ記者失格だ<(_ _)>

 

こんにちは。ビジネス出版部のからまるです。

いまを去ること11年前、からまるが編集した本が先月、文庫になったんです。あの『いつデブ』の岡田斗司夫さんの『東大オタク学講座』です。

275938-2.gif懐かしい! 文庫の担当者は単行本版の帯のコピーを流用してくれたので、余計に懐かしい思いがします。文庫版の表紙は写真のように岡田さんの顔なんですが、単行本版の表紙に使ったのは、文庫版にも講義が収録されている、今や世界のタカシ・ムラカミのイラストだったんですよ。装幀にタカシ・ムラカミを使ったヤツが他にいるかいな?(自慢)

文庫版のあとがきで岡田さんは、普通の消費者となってしまった今の「消費者型オタク」に対して、本が出た当時は「異端の教養人としてのオタク」がいたと書いています。たしかにあの頃のマージナルな危なさが、今はカラオケボックスのアニメソングみたいに無毒化されてしまった気がしますね。

こんにちは。ビジネス出版部のからまるです。

『カラ売り屋』が大好評だった作家の黒木亮さんが、続編『カラ売り屋2』を「週刊金融財政事情」に連載中です。最新の6月9日号で連載20回目になりました。パンゲア&カンパニーの北川靖が主人公の連作最先端金融小説です。

karauriya.jpgこの「週刊金融財政事情」という雑誌、じつはからまるも、はじめて定期購読しています。誌名のとおり金融業界の専門誌なのですが、いろいろな専門家の方がきちんとして原稿をたくさん書いていて、なかなか面白いんです。世界各国の財政・金融事情とか、知的財産権をどうビジネスとつなげればいいのかとか、はたまたどんな店舗デザインの銀行ならお客が喜ぶのか、とか。

その中では、黒木さんの連載はかなり異彩を放っていて、それが読者の定期購読継続のきっかけになっているようだと編集部の方が黒木さんに話されていたようです。うれしい話じゃありませんか。

ところで、黒木さんが名付けた「パンゲア&カンバニー」のパンゲア(Pangaea)というのは、約3億年前、大陸移動が起きる前に、現在の地球の五大陸が一つの大きな塊であったと想定される大陸の名称なのだそうです。現代はグローバル化の時代などといいますが、世界は最初から一つだったわけですね。

こんにちは。ビジネス出版部のからまるです。

著者の方と打ち合わせを兼ねて食べたり飲んだり。そんな機会があるとき、からまるはどうしても自分の好みで店を選んでしまいます。ネットで口コミや予算を調べて店を選ぶこともありますが、やっぱりプライベートでたまたま行って気に入ったり、人に連れて行ってもらったりした店のほうが圧倒的にいいので、相手の方の好みも聞かず(訊いてもたいてい、お任せします、となりますし)、自分の好みで「この店を予約しました」。

それで、相手の方がたまたま「この料理が大好き」だった場合は、うれしいですね。先日は、ある作家さんを、赤坂の土佐料理店「ねぼけ」にお連れしたのです。「やっぱ今の旬は初かつおでしょ。冷酒も飲みたいし」という、からまるの気分だけで選んだのですが、相手の方は、かつおのたたきが生涯最高の好物だったらしく、知らせを聞いて「ヤッター!」と叫び、明日遠足の小学生のように「前の晩から興奮していた」んだとか。リップサービスもあるんでしょうが、奥様のために店名物のポン酢を買って帰られました。

昨晩は、ある作家さんを銀座の「マダムシュリンプ」という店にお連れしました。店名どおり、海老料理がメイン。あるジャーナリストの方に連れて行ってもらって気に入ったのと、「やっぱ初夏は海老と冷たいスパーリングワインでしょ」というからまるの気分だけで選んだのです。

ところが、なんとその方は、「海老さえあればおとなしくしている」とおっしゃる、「海老蔵」ならぬ「海老夫」と言われるほどの海老好きだったのです。こんなドンピシャなこともあるんですね。すっかり気に入っていただけました。

からまるにも、死に際はコレと決めている生涯最高の好物があるんですが、でもソレで打ち合わせを兼ねるのはむずかしいので、選択肢からハズさざるを得ないところが切ないところ。

こんにちは。ビジネス出版部のからまるです。

カバーオビCMYK.jpgかねてから「きちんと4色に分解された原稿なんだから、なんとかオールカラーでいけないものかなあ」と、いつもびしっとシビアに原価計算してくださる社内業務部の担当者さんにお願いしていた、きたみりゅうじさんの『Dr.きたみりゅうじのSE業界ありがち勘違いクリニック リターンズ』。なんと、本当にオールカラーでいけることになったんですよ!

ゲラのキレイなことキレイなこと。見ているだけでうっとりです(おっと、ちゃんと読まなきゃ)。昨日、無事校了し、見本を待つばかりとなりました。表紙もできていて、写真のような感じです。パワー炸裂な感じでしょ? もちろんネタも、昨年7月に出した第一弾以上のパワーです!

じつはこの写真の帯の部分に小さーく書いてあるんですが、今回はプレゼントの企画がありますので、お楽しみに! 発売は6月21日です。

こんにちは。ビジネス出版部のからまるです。

いよいよ明日から発売の『MOMENTS クリスティアーノ・ロナウド自伝』の表紙はこんな感じです。これはゲラの画像をトリミングしたものなので、実際の表紙には、このように両手の先まで写真が入っているわけではないのですが。。

MOMENTS_CV.jpgじつは! 校了後になって、本の制作サイドから、写真を他に換えてほしいと言われ、その候補写真も送ってきたのです。そんな。。期限切って見せているんだから、後出しジャンケンはよしとくれよ。

第一、この写真、いいでしょ? いい表紙だと思いますよ。先方が送ってきた写真は、もっとモデル的というか、ぴしっとした表情でドリブルしていたりする写真で、そんなのサッカー誌にたくさん出てるでしょ。それより全身でサッカーをする喜びを表現している、こっちの写真のほうがいいって。

と、担当者と相談していたのでありますが、もしや、と二人のアタマの中をよぎったことがあります。

 

赤いユニがNGなのかっ!?

 

ここのところの欧州サッカー移籍市場ニュースを賑わせる、ロナウドのレアル・マドリー入り。マンチェスター・ユナイテッドのユニフォームを着ている写真が本の表紙になっていることに難色を示しているということは、ついに内定!?

......という思わぬスクープでは結局なくて、たんに制作サイドの好みの問題のようでした。なーんだ。

マンチェスター・ユナイテッドはチャンピオンズリーグの覇者にもなり、2つのビッグタイトルを獲りました。決勝戦でロナウドは、貴重な先制点を決めると同時に、準決勝に続いてPKを外して、あやうく戦犯になりかけましたね。ああいう目立ち方もスター選手らしくなってきた証拠なのかもしれません。今週末から始まる欧州選手権で、ポルトガル代表としての活躍が楽しみです!

こんにちは。ビジネス出版部のからまるです。

講談社発行の「週刊現代」が、ブックレビューで小宮一慶さんの『明日から「仕事ができる」と言われる新・目標達成法』を取り上げてくれたんです。評者は、作家の佐山一郎さん。

目標達成法表紙.JPGのサムネール画像「あまり聞き慣れない「メジャラブル」(計測可能)という言葉にいきなり意表を突かれた」と書いていらっしゃいますが、それはからまるがはじめて原稿を読んだときとまったく同じです。さらに続けて、、

「気合オンリーになりがちな「方針」と「目標」は区別すべきであって、達成のためにはまず「メジャラブルな目標」に落とし込むことが必要と説く。「年間目標はたいてい達成しない」「仕事ができる人は具体的です」と読者の痛いところを突いてくるのだ」。本当にそうなんですよね。

ところで、「週刊現代」のブックレビュー、講談社の本だからといってどんどん載せるという甘いことはしてくれないのですが、逆に、載せるときは、ある日突然なのです。本当に突然、担当者が風のように編集部にやってきて、

 

「この本の担当どなた? ああ、あなた。書評載せるから本くれる?」

 

担当編集者にとってはありがたい話なので、もっともったいぶってもいいのに。でもネタとのバーターはダメだよぅ。

こんにちは。ビジネス出版部のからまるです。

ガソリンの値段がついに1リットル170円に! からまるは最近あんまりクルマを運転しないのですが、まるで昔むかしの「狂乱物価」時代の始まりのような感じですね。

ところが、旧知のたいへん信頼しているエコノミストの方に、いい話を教えていただきました。原油価格の高騰のおかけで、逆に日本近海に埋蔵されているメタンハイグレードの採掘コストが相対的に下がりそうだというのです。

メタンハイグレードという天然ガスが日本近海に大量にあるのではないかという話は、けっこう前からよく知られているところなんですが、当時は「石油のほうが圧倒的に安い」という議論の前に、盛り上がらずに終わってしまっていました。しかし、日本の排他的経済水域は世界第6位なのだそうです。ひょっとしたら、まだまだ膨大なエネルギーが眠っているかもしれません。

想像するだけでも楽しくなると思いませんか?

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