オランダご機嫌!(サブタイトル変えてよかった)

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こんにちは。ビジネス出版部のからまるです。

この週末でやっと録り貯めておいたサッカーのユーロ2008の試合をたっぷり見ることができました。今回は仕事柄、ポルトガルとオランダの試合を優先して見ています。ポルトガルは何度も書いているようにクリスティアーノ・ロナウドの本を出したから。オランダは?というと、じつは、本当はユーロ2008開催期間中に出したかったのですが、あまりの大作で進行が遅れている"Brilliant Orange:The Neurotic Genius of Dutch Soccer"という本の翻訳書の刊行を準備中だからなのです。

1974年のワールドカップ西ドイツ大会で、不世出の天才ヨハン・クライフを主将にしたオランダ代表は驚嘆の試合展開で敵をなぎ倒してきたのですが(と偉そうに言ってもからまるが見たのは記録映像)、決勝でフランツ・ベッケンバウアー擁する西ドイツ代表に敗れてしまいます。現代の組織的モダンサッカーの源流をつくり、かつ多くの天才プレイヤーを輩出しながら、現在に至るまでワールドカップ優勝経験はゼロ、ユーロ大会は1回だけ。なぜそうなってしまうのか、イギリス人の著者、デイヴィッド・ウィナーがオランダに移住し、国土、政治、リーダーシップ、芸術、建築、生活スタイルのあらゆる面から分析している本。

メインタイトルを直訳すれば、「最高にイケてるぜオレンジ軍団」でしょうが、それでは雰囲気が出ないので、あえて『オレンジの呪縛』に。問題はサブタイトルで、直訳だと「オランダサッカーは神経が病んでますが天才的」で、これじゃいくらなんでもタイトルとしてどうよ。で、もっと日本受けしようと最初に考えたのが、「オランダ代表はなぜ勝てないか?」だったのです。

しかし、待てよ。

 

今回、もし優勝したらどうする?

 

という疑問もたしかに論理上、成り立つので、担当者がいろいろ考えた末、「オランダフットボール『革新』と『自滅』の精神史」にしたのです。

実際、いざ開幕してみると、スタンドでヨハン・クライフが見守る中、オランダはなんと2006年ワールドカップのファイナリストであるイタリアとフランスに快勝するという予想外の活躍で、いきなり優勝候補に名乗りを挙げてきました。ひょっとすると、ひょっとするかもしれない勢いに、サブタイトルを変えてよかったと安堵しているところなのです。

決勝戦は、ぜひポルトガル対オランダで!(^^)丿

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このページは、karamaruが2008年6月16日 12:05に書いたブログ記事です。

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