2008年10月アーカイブ

こんにちは。ビジネス出版部のからまるです。

日経BP社さんが主宰するBizTech図書賞の受賞作3点の一つに、昨年7月に刊行した川口盛之助さんの『オタクで女の子の国のモノづくり』が選ばれました。今日の午前11時、その授賞式が丸の内の東京會舘あったんです。

BizTech.JPG写真の左が、審査委員長の竹内弘高一橋大学大学院国際企業戦略研究科長。受賞理由について、「日本製品のオタク性を十の法則でまとめ、世界に誇れる子どもっぽさと女性っぽさが日本のものづくりを牽引する文化的エンジンになっている」と分析したところがユニークで、「今後の日本のモノづくりの強さの源泉がどこにあるのかを新たな切り口で提示した」ことが評価されたとしています。

授賞式後の懇談会の会場で挨拶に行ったからまるの耳に、竹内さんはそっと、

 

「ハードはどんなに技術力がすぐれていてもすぐに他にマネされて価格が下がる。けれどコンテンツは価格が下がらない。ここがこれからのモノづくりのポイント」

 

と打ち明けて下さいました。なるほど。出版社もコンテンツを扱います。その価値を見直して元気を出さないといけませんね。

さて、この本のオビには、川口さんのお知り合いである麻生太郎議員から推薦文をもらっています。その縁で、授賞式に麻生総理から祝電が届きました。からまるにはどうも、麻生総理の偽装オタク疑惑が晴れない(ー'`;のですが、それはそれとして、大型経済対策をまとめるなど攻めの政局運営の渦中にもオタク仲間スタンスを忘れないことに感心しました。

こんにちは。ビジネス出版部のからまるです。

12月刊行予定のある本の著者の校正力の凄さに、からまるは唖然とする日々です。

先日、初校ゲラを校閲さんが見てくれて、微妙に数字がちがったり細かい疑問点がたくさんあったので、それを著者の方にお見せしたのです。で、返ってきた著者校を見て、驚いてしまいました。

校閲は、公的機関、たとえば政府や研究所などが文書やホームページで掲げているデータ、あるいは新聞社が発刊する年鑑といった資料を校正の基準にすることが多いわけで、それをもとに疑問点を掲げたのですが、その多くが間違っているというのです。

この著者の方は、数字を調査して発表する側にいらっしゃるので、そう言えるのですが、それにしても出版社にいる人間からいうと、活字になっているデータだからといってアテにならないとしたら、困ったことになってしまいます。まさか数字の確認のために一から調べ直すわけにもいきません。

以前、小和田元外務次官の記載が間違っているという例をあげて、ウィキペディアの不完全性について書きました。からまるは、すでにウィキペディアは参考資料以上には扱っていません。でもやっぱり活字人間だと、年鑑はまるごと信用してしまうんですね。悩ましい問題です。

書影_好きを極める.jpgこんにちは。ビジネス出版部のからまるです。

仕事術というオンタイムの本なのに、オフタイムのように着こなした表紙を作る、と予告した内藤忍さんの『内藤忍の「好き」を極める仕事術』ですが、昨日、校了となりました。写真のような感じですよ。

いかがでしょう? タイトル文字は小さいし、内藤さんの顔も小さいし、強烈な色彩も使っていない、、のに、、妙にインパクトがあると思いませんか? 社内の装幀会議でも、この独特の気配に皆が息を呑むほどだったのでした。

装幀はいつもお世話になっている石間淳さん。表紙画像が小さいので細かいニュアンスまでわからないかもしれませんが、人物の服や階段や壁の白い光のハーモニーをうまく表現している人物写真を撮ったのは、佐久間ナオヒトさん。

本の発売は、11月12日です!

こんにちは。ビジネス出版部のからまるです。失敗_カバー帯.jpg

今日はお知らせです。

11月6日発売の新刊、テキサス大学サンアントニオ校アソシエイトプロフェッサー(経営戦略担当)の清水勝彦さん著『失敗から「学んだつもり」の経営』刊行に合わせて、大前研一さんのビジネス・ブレークスルーの「ボンド大学大学院ビジネススクール」で出版記念講演会が行われます。

開催日は11月8日(土)13時半から15時まで。場所は秋葉原駅すぐの富士ソフトビルの6階で、参加費は3500円だそうです。

なんでも、清水さんはこのビジネススクールでは大前さんに匹敵する高評価の講師ということで、主催者の方も気合いが入っているようです。

当日はがぶりんが本の売り子として出現します。

こんにちは。ビジネス出版部のからまるです。

連日、テレビのワイドショーまで株価急落や超円高の話題でもちきりです。ソニーが為替の影響だけで1300億円もの業績下方修正を発表するなど、輸出企業は顔面蒼白という感じがしますが、片や若い人たちは、「この際、海外旅行に持って行くドルを買っておこう」と両替ショップに殺到したというのですから、それはそれでたのもしい限りだと、からまるのようなオジサンは思います。だって、若い人までリスクを取らなくなったら、国はオシマイですもんね。

さて、この状況、黙って家計が傷んでいくのをただ指をくわえて眺めていていいのか、何か打開する方法はないのか。そう考え、ある緊急出版を準備中です。

その著者によれば、1929年の大恐慌のとき、ニューヨーク市場はピークから3年で85%下げたそうです。日経平均株価の直近の最高値は、サブプライム問題が表面化する直前の2007年の7月の18000円くらいでしたね。これを、当時と今の経済状況や経済学の発展を無視して、無理矢理大恐慌時にそのまま当てはめれば、2010年の夏に日経平均株価は2700円まで下がることになってしまいます。

もちろん、歴史は繰り返すほど十分に人間は愚かかもしれませんが、繰り返さないこともあるほど賢明でもあると思うので、そんなことにはならないだろうと信じていますが、実際のところ、どうなるのでしょうか。その出版でいろんな角度からお伝えしようと思っています。

200810222038000.jpgこんにちは。ビジネス出版部のからまるです。

 今週前半、遅い夏休みの帰り道に、名古屋に立ち寄りました。お土産に「赤福」を買おうと、駅中のお店に入ったところ、その一角は書店さんになっていて、もっとも人通りの多いコンコース側のショーウィンドーに、写真を見てください、秋山直紀さん『防衛疑獄』、長谷川幸洋さん『官僚との死闘七〇〇日』と、ビジネス出版部の本が2冊、堂々と他のベストセラー書と並んで陳列されています。

時間がなくてケイタイで写真を撮るのが精一杯だったため、なんという書店さんなのか、お名前が確認できませんでしたが、どうもありがとうございました! 短い休暇の最後に、元気をもらいました!!

こんにちは。ビジネス出版部のからまるです。

今週20日21時放送のテレビ朝日系番組「ビートたけしのTVタックル」は、なんと9月1日に放送するはずだった「政治家vs.官僚 霞が関・最終戦争」の未放送部分を流すという異例事態となりました。

なぜかというと、からまるもここで大騒ぎしたように、9月1日の放送が始まって間もなく、当時の福田総理辞任意向のニュースが伝わり、21時30分から放送をボキッと中断して福田総理の辞任会見が始まったため、本来放送するはずだった部分がお蔵入りしてしまっていました。この幻の放送部分に『官僚との死闘七〇〇日』の著者・長谷川幸洋さんのインタビューが入るはずだったので、あの日は「福田のバカヤロー」と呪詛の言葉を吐いたものでした。

しかし、あの日の放送は異常に視聴率が高く、18パーセントもあったそうなんです。テレビ朝日も、このままお蔵入りさせるのは、いくら何でももったいないと思ったようで、新しい情報を入れ、長谷川さんのインタビューも撮り直し、幻部分を流すという、まさかの事態になったそうです。

事前にディレクターさんから連絡をいただいたとき、電話口でからまるも「そ、そんなことがあるものなんですね」と驚喜してしまいました。番組も面白かったですね。それにしても、番組でも言っていたように、麻生総理だって総務相だったことがあるのだから、公務員制度改革を総理としてまっとうしてもらいたいですね。

こんにちは。ビジネス出版部のからまるです。

以前からお伝えしているナイショ3兄弟の三男の原稿が、ご当人お二人の加筆訂正を経て、入稿間近となりました。

ご当人お二人と申し上げる通り、この企画は対談から作る本です。対談本というと、対談者の方々に合計正味4時間くらいフルスピードで話してもらって、急いでテープ起こししたものをライターさんにお渡しして作るというプロセスで、ものすごく早くできるというイメージだと思います。実際、今回も、今年お正月明けにお二人から快諾いただいたときは、ひょっとして春には出せるかも、なんて甘い期待をからまるも抱いていたのでした。

 

ところが!

 

お二人は超多忙人間。スケジュールが一向に合わず、実際に最初の対談が設定できたのが5ヵ月以上も経った5月下旬になったことは、前にも書きましたね。その後、からまるの調整能力のなさに呆れ果てたお二人の秘書さんが直接、必死にスケジュール調整をしていただき、なんとか6月下旬に2回目を、7月下旬に3回目の対談が行えたのです。

どうしてこの企画がナイショ3兄弟なのかというと、対談というのはお二人の組み合わせに鮮度が必要だからなのです。もし先にこの組み合わせが他社にバレてしまったら、もっと短時間で早く対談記事を掲載できてしまう媒体に先回りされてしまうかもしれません。その後に出したら衝撃度は半減、こんなに長い時間かけて一生懸命スケジュールをやりくりした苦労が水の泡になってしまいます。実際、たまたまお二人とも同じ某月刊誌にコラムを持っていて、その発行出版社が気づいたらオシマイです。

「対談本は売れない」というジンクスはたしかにあります。けれど、過去には『NOと言える日本』という大ベストセラーがありました。今回の企画は、これに対するオマージュのような気持ちが、からまるの中にはあるんです。ちょうど本が出る頃には、政界再編が起きているかもしれません。その渦中に新しい過激な旗を立てる本になるはずです。

さて、からまるは来週月曜から水曜まで出張と夏期休暇のため、からまる日記の更新はありません。来週木曜日に!

こんにちは。ビジネス出版部のからまるです。

来月刊行の内藤忍さんの『内藤忍の「好き」を極める仕事術』の表紙には、内藤さんの本ならやっぱり本人写真を入れなくちゃという意見が多数を占めたこともあって、写真を入れることになったのですが、さてどんな写真にしようかというところを目下、考え中です。

内藤さんがブログ「SHINOBY'S WORLD」で書いているように、じつはすでに一案できているんです。ただ、内藤さんから見ると、「好き」を極めるというより「真面目が取り柄」な雰囲気。ちょっとそぐわないかもしれないということで、新しい表紙作りを始めています。

装幀にとって著者写真というのは大きな要素です。必ず著者の写真が入るというタイプの著者には、ある程度、読者の方が抱いている期待通りのイメージを押さえている必要がありますよね。たとえば、いつもスーツ&ネクタイ姿で腕組みをしているコワモテ・イメージが定着している人が、変化球を狙ってあんまりくだけた写真にすると、まるで本の内容まで弱いように思われてしまいます。

からまるが見るところ、内藤さんという人は、きりっとしていても、ゆるい感じでもイメージが作れる珍しいタイプのビジネス系著者です。ゆるい感じで「仕事術」というオンタイムのテーマをどう着こなすか、お楽しみに!

こんにちは。ビジネス出版部のからまるです。

本を作っていく過程の一つに、講談社には「装幀会議」というものがあります。デザイナーがデザインを作ってくれるカバー、表紙、オビ、化粧扉といった本文をくるむ表紙周りのことを「装幀」というのですが、それを編集担当者が、編集局の責任者、販売、宣伝、業務、資材各部の担当者の前に披露し、簡単に説明する会議なんです。

名称通り、デザインや使う紙等のコストなどが適切かどうかを話し合う会議なのですが、タイトルやオビのコピーというのは、デザインができてはじめて良し悪しがわかることがあるんですよ。たとえ担当者やからまるが「これはいい」と思っても、デザインをはじめてぱっと見た人が「ん?」とあんまりいい反応がない場合は、デザイナーさんのデザインが悪いことよりも、タイトルそのもの、オビそのものが悪いことのほうが多いのです。そういう意味では、市場調査の第一段階とも言える会議なのです。

さて、昨日、担当者が披露したのは、アメリカのコミュニケーションの専門家が書いた翻訳書で、

 

『アイスブレーキング 一瞬で相手の心を開かせる会話術』

 

というタイトルでした。「アイスブレーキング」、つまり氷を溶かすように、たとえ苦手だったり難しかったりする相手でも懐に飛び込める「つかみの決めゼリフ」を、相手のタイプに応じて繰り出すテクニックを書いたものです。

からまるたちは、これは「アイスブレーキング」の本なのだから、「アイスブレーキング」という用語を打ち出すことには最初からまったく疑いを抱かなかったのですが、会議ではメンバーの皆が暗~い顔をしています。なんか、とらえどころがないようで、盛り上がらないこと盛り上がらないこと。

それで、デザインのことはさておき、タイトルはこれでいいのかという議論が沸騰。皆からいろいろなアイデアが出て、結局、なるほどと思えたタイトルに変えることになったのです。新タイトルは、

 

『一瞬で相手の心を開かせる超会話術』

 

サブタイトルをメインにし、「超」をつけ、「アイスブレーキング」という言葉もサブタイトルもやめてしまったのです。どっちがいいかは本が書店さんに出るまで本当のところはわかりませんが、でも、自己啓発書のタイトル付けでは以前からうまいなあと尊敬しているM書房さんっぽくなったことが、からまるは気に入っています。

この本、発売は11月5日です!

こんにちは。ビジネス出版部のからまるです。

長谷川幸洋(ゆきひろ)さんの『官僚との死闘七〇〇日』を7月末に出し、3ヵ月目になっているのに、まだ新聞紙上に書評が載ったことがありません。作品の良し悪しよりも、新聞記者のオキテ破りに業界ムラが無視を決め込んでいるようにも、からまるには見えてしまいますが、邪推でしょうか?

214875-2.gifのサムネール画像というのも、この本に対する「愛読者カード」のご返信がものすごく多いのです。こんなに多い本は、からまるの経験でもかなり珍しいですね。新聞の冷淡さと読者の熱さの、この乖離はなんなのでしょうか(ー'`;

発売当初もいくつかご紹介しましたが、今日もほんの一部ですがご紹介しますね。

「一気呵成に読んだ。官僚をコントロールできない政治家がいよいよ我々の生活を苦境に追いやっている。長谷川さんのような勇気ある発言でぜひ世の無知の人を呼び起こすべく世論を作っていってほしい」(69歳・男)

「現在の国会議員・地方議員は、一部の方を除き役人に頭の上がらない個人主義的な高給サラリーマン。自分たちさえよければ後はどうなってもいいというズルイ人ばかりだ。今後もこの本のような暴露で国民に知らせよ」(86歳・男)

「興味深く読むことができました。いろいろな利益がからみ簡単に改革が断行できないのは中小企業の組織改革と同様、ネバーギブアップですね」(43歳・男)

「霞が関の官僚とくに財務省が自分たちそしてOBたちのために国民の生活を考えないことに大変驚いた。もっと実名を公表してもらいたい」(52歳・男)

そして、こんな驚くべきタレコミ情報も。。

「「裏表紙」は総務省(旧自治省)にもあることを教えましょう」(68歳・男)

皆さん、本当にどうもありがとうございました。財務省(旧大蔵省)の「裏表紙」には、からまるも本当に驚いたものです。くわしくは本書にて!

こんにちは。ビジネス出版部のからまるです。

かつて所属していた編集部の若い後輩が仕事話のあとの雑談で、

「からまるさん、昔投資の本とか作ってましたよね。ぼくもこれから始めたいと思ってるんスよ」

と言い出しました。まあ、これだけ連日、株の暴落がニュースになれば、気になりますよね。からまるは、こう言いました。

「ベテランはともかく、初心者がいま手を出すのはやめたほうがいいと思うよ。でもいまは投資の勉強をするには、またとない機会だと思うから、市場を見ながら勉強したら」

本当にそう思うんです。いま講談社から出ている超話題書、伝説の投資家ジョージ・ソロスの『ソロスは警告する』(松藤民輔監修)で現在の大局観をつかむとか、あるいは内藤忍さんの『資産設計塾』で投資の王道の基礎を固めるとか、他にも投資の名著はたくさんあります。そういう本を読むには最もいい時期ではないでしょうか。

10月8日の日経平均株価の下げ率はワースト3位だったと、昨日書いたばかりですが、これを書いている今は10%以上の下落で、このまま終わればスターリン暴落時を上回り、下げ率ワースト2位になってしまいそうですね<(_ _)>

こんにちは。ビジネス出版部のからまるです。

慶應義塾大学准教授で、近著『すべての経済はバブルに通じる』(光文社新書)が好評の小幡績さんが、ブログ「小幡績PhDの行動ファイナンス投資日記」10月6日で、島田裕巳さんの『新宗教ビジネス』を取り上げて下さっていました。面白いので、引用しますね。

――文章は、島田氏のスタイルで、事実をあっさり、簡素に、そして、流れるように、書き続ける。それは、新宗教が、我々がイメージしているよりも、実際に不可解なことではなく、普通の組織として、生き抜くために活動している、という事実にもよるのかもしれない。

しかし、本書では、その淡々とした事実があまりに淡々と描かれているために、その淡白さがむしろ恐ろしい感じだ。あっさり読んでしまえば、何と言うことのない本に見えてしまう。しかし、ここに提示され、整理された、新宗教をビジネスという観点から提示した、その事実自体が重い。重すぎる。(中略)

この本には、英語でいうところのsexyさが足りない気がしていたが、それが誤りであることに気づいた。このテーマ設定自体、それに光を当てていること自体がsexyであり、そのsexyさは、sexyさを強調しないことにより、より一層sexyになっている。真木よう子が、ビジネススーツを着ているような感じだ。そのsexyさが、世の中一般に伝わるかどうかは分からないが、新分野を切り開くというのは、そういうものだろう――

「真木よう子」のところがちょっとばかり不明ですが、からまるも本当にそうだと思います。

それにしても、この小幡さんのブログ、昨日は大変だったようです。「日本もついに崩壊」とお書きになっているように、昨日の東京株式市場は、なんでも、1987年10月20日のブラックマンデー、1953年3月5日のスターリン暴落以来、戦後3番目の下げ率(9.38%)だったとか。

それほど下げることか、という気もしますけどねえ(ー'`;

こんにちは。ビジネス出版部のからまるです。

今年を振り返るにはまだまだ早いのですが、でも今年のビジネス書は勝間和代さんを中心に動いたということだけは言えそうです。出たばかりの小学館新書の『読書進化論』も書店で早くも品切れでしたね。

とにかく勝間さんの本は「使える」んですよね。誰かに話したくなることが必ずあるのです。ここがすごい。

たとえば、『勝間和代のビジネス頭を創る7つのフレームワーク力』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)では。。。

勝間さんが神田昌典さんとトークショーをしたとき、「個人責任の時代」が来たという点でまったく一致したという話。だから個人一人一人がサバイバルをかけているので、ビジネス書が売れるのだ、と。さっさくからまるは、部員との会議のときにこれを使いました。

また、フレームワークを作る達人だった、昔の会社の上司に、「どうやったらフレームワークをそんなに多くつくれるのですか」と訊ねたところ、その上司は、「フレームワークに入りきらない情報が出てきたら、そういった情報を意識して集めると、自分のわかっていることの範囲外のことでこういうことが起きているのだ、ということがわかる、そのはみ出した情報を整理すると、新しいフレームワークになるんだよ」とおっしゃったのだそうです。

これも値千金の指摘。ここまでのたった75ページで、2箇所もこうして皆さんに伝えたくなるネタが出てくるんです。

今週出ている「週刊朝日」で勝間さんは作家の林真理子さんと対談しています。その中で、「10万部ぐらいだったら、なんとか出せる数字です。これからは10万部じゃなくて、いかに50万部、100万部にするかですよね」とおっしゃっています。勝間さんにしか言えない、とてもリアルな実感だと思うのですが、でも一言。10万部を大きく超える本は、マーケティングではできないのではないか。一昨日お話したような、まるで不意打ちのような「物語」にその可能性があるのではないかと、ひそかに考えています。

こんにちは。ビジネス出版部のからまるです。

282037-1.gifいま大作『エネルギー』(日経BP社刊)が大好評、『カラ売り屋』の黒木亮さんが、今週発売の「週刊朝日」に「投資銀行の野放図なビジネスモデルは破綻した」という文章を緊急寄稿しています。

これが実に明快な論旨で、さすが国際金融の最前線を取材し描いてきた作家の凄みを感じましたね。

黒木さんによると、まず、野村によるリーマン・ブラザーズの欧州とアジアの営業網の買収については「一つの見識であり、合理性のあるステップ」としつつも「野村が海外でビジネスの買収ないしは立ち上げて成功した例はあまりなく(中略)これからが正念場」。

また、三菱UFJフィナンシャル・グループのモルガン・スタンレーへの出資については「相手に利用されるのが関の山」。「邦銀が米系金融機関に出資して成功できた例は皆無」で「投資銀行業務は狩猟民族的ビジネスなので、お役所的な体質の邦銀が出る幕はない」と一刀両断。

からまるも何となく疑問に思っていたことに、ズバリ答えてくれました。

こんにちは。ビジネス出版部のからまるです。

先週金曜日の夜、のりたまがどうしてもからまるに紹介したい人がいるというので、ある経営者の方とお会いしたのです。で、あることを成功させるまでのその方のお話が、それはもう呆気にとられるほどのオドロキと奇跡の連続! 本当にそんなことが起きるのか???とアタマに衝撃が走るほどでした。

この小説よりも小説のような実話を、何とか本にして皆さんにお届けしようと決めました。まだ何も発表できないので、新・ナイショ3兄弟の長男が誕生した(今のナイショ3兄弟も長男しか出せていませんが)としか言えないのですが、ぜひご期待ください!

こんにちは。ビジネス出版部のからまるです。

今週、著者の内藤忍さんのブログ「SHINOBY'S WORLD」と連動して募集していたタイトル案について、いろいろ貴重なご意見をいただきました。コメントいただいた方も含めて、どうもありがとうございました。篤く御礼申し上げます。

「SHINOBY'S WORLD」には、内藤さんのレストラン招待とからまるの居酒屋招待の違いなのでしょうか、ものすごくたくさんのご意見が寄せられました。どれも大変参考になり、からまるは、いい勉強をさせてもらいました。

で、つい先ほど内藤さんと会って決めたタイトルは、

 

内藤忍の「好き」を極める仕事術

 

です。結果だけ見ると、落ち着くところに落ち着いた感じなんですが、長い旅を経てきたタイトルなのです。

発売予定日は、11月5日です。働き方、生き方に迷ったとき、不動の指針を与えてくれる本になったと思っています!

こんにちは。ビジネス出版部のからまるです。

からまるがまだ青い大学生だったころ、サラリーマンのことを「リーマン」なんてバカにしていい気になっていました。なので、先頃の「リーマン破たん」という見出しを見て、とうとうサラリーマンも破たんの時代か、などとあんまりシャレにならないことを思ったのでした。いまや「リーマン」という言葉は、投資銀行の荒稼ぎモデル崩壊の象徴になってしまいました。

その折りも折り、つい1年くらい前までゴールドマン・サックス日本法人にいて、六本木ヒルズのてっぺんで働いていた人の話を聞く機会がありました。

あの会社のモーレツぶりは、噂には聞いていましたが、実際、聞きしに勝りましたね。

金融業界は朝が早いとはいえ、出社時間は6時45分まで。出社してものんびりコーヒー片手に新聞読んでいるわけではなく、前日のニューヨーク市場の分析をあらゆる角度から超高速で行い、7時30分からの全体ミーティングに臨むのだそうです。マーケットが開いているときはもちろん、終わってからも仕事が尽きることがなく、帰宅はたいてい終電。寝る時間なんてほとんどありません。この人は、会社にいた期間、顧客との会食以外は三食ほとんど自分のデスクの上で済ませていたそうです。上司も厳しく、出社時間に遅れようものなら容赦なく罵声とモノが飛んできたとか。それでも、彼が特別忙しいわけではないそうです。

おそらく全員がこれだけのプレッシャーを代償にして、若手社員でも数千万円という高い報酬を得ているのでしょう。

リーマン・ブラザーズを解雇された人は、失業して悲嘆にくれているかと思ったら、意外とさばさばしているというニュースをやっていたそうです。この話を聞くと、それはそうかもと思えますね。

しかし彼は、ゴールドマン・サックスで働いたことをとても誇りに感じているように、からまるには見受けられました。

こんにちは。ビジネス出版部のからまるです。

214875-2.gifのサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像今週発売「週刊ポスト」のブックレビューの「著者に訊け!」に、3ページにわたって、『官僚との死闘七〇〇日』の著者、長谷川幸洋さんのインタビューが掲載されています。

この取材自体は、9月3日、「週刊ポスト」を編集発行する小学館の応接室で行われたもの。そうです、あの衝撃の福田総理辞任会見の2日後だったのでした。じつは長谷川さんは、9月1日発売の月刊誌「現代」10月号の記事で、福田総理の10月退陣を予言していたのです。自ずから取材は、どうしてそれが1ヵ月の違いとはいえ当たったのか、その理由を長谷川さんに語ってもらうところから始まりました。

――「選挙に勝てない福田に予算は組ませないという動き、公明党の離反。自民党内は緊急総合対策での歳出バラまきに動く。福田財政再建路線は破綻に追い込まれ、だったらもう勝手にやればと。その裏で誰が動いたかも含めて、(辞任は)私には意外でも何でもなかった」

インタビュー中に、もっともからまるの心に響いたのは、ジャーナリストは政権とは緊張関係を保つべきで、それを実名で書くなどけしからん、という、この本でよく言われるステレオタイプな感想に対して、

 

「今の日本でジャーナリズムが本当に緊張関係を保つべきは霞が関という巨大権力です」

 

と言い切ったところです。本当にそのとおりだと思います。現場での政策決定の有様をきちんと見なければ、こういう観察は出てこないのではないでしょうか。

総理官邸だって「最高権力」という名の一枚岩のモノではなく、さまざまな力学の反映に過ぎないのですから、誰がどういう力を行使しているかをよく見極めた上でのジャーナリズム論があってしかるべきだと思います。

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