お久しぶりです。こんにゃくゼリーとタンポポコーヒーが好きな、がぶりんこと我部政美です。
早いもので、ビジネス出版部でお世話になり始めてから1年が経とうとしています。......にもかかわらず、まだ2回しかからまる日記を書かせてもらえてないので、今日は嫌がらせに放送禁止用語をたくさん書き込もうと思います。
でもその前に、チョコっと宣伝させて下さい。
私事ですが、来たる1月20日に『ニライカナイから届いた言葉 声に出して味わいたいウチナーグチ』というタイトルの本を出版します。沖縄にまつわる言葉90あまりにエピソードや使い方をつけた本で、下記のような6章立てになっています。
序章【最初の十(とう)】
一章【暮らしの中のウチナーグチ】
二章【今がわかるウチナーグチ】
三章【昔言葉のウチナーグチ】
四章【歌で聴くウチナーグチ】
五章【心(ちむ)に染(し)みるウチナーグチ】
一章【暮らしの中のウチナーグチ】は、より身近なエピソードを書くように心がけたので、飾らない素の沖縄を味わうことができます。
二章【今がわかるウチナーグチ】では、若い世代が使っている言葉を盛り込みました。特に面白いのは、その章に出てくる「やってん」という言葉です。これは、弟の影響で使うようになった造語です。東京にギャル語があるように、沖縄にも若い人しか使わない言葉があります。この章では、日々変わっていくウチナーグチを楽しむことができます。
三章【昔言葉のウチナーグチ】では、沖縄の偉人の言葉や、沖縄のことわざである黄金言葉(くがにくとぅば)や民話から、真面目に選んで解説をつけています。
四章【歌で聴くウチナーグチ】は、沖縄の民謡や童謡ポップミュージックから抜粋しました。年中行事である「豊年祭」の様子や、環境への取り組みを子供時代の視点から描きました。
五章【心に染みるウチナーグチ】は、沖縄戦に関する言葉など、シリアスな場面での言葉を集めています。読むことで辛い気持ちにさせてしまうかもしれませんが、知っておいてほしいとの思いから入れました。
広いジャンルから少しずつ取り出してきた言葉たちです。ウチナーグチの面白さや、黄金言葉の奥深さなどを感じてみて下さい。
あっ!!
説明に熱中してしまい、まだ一つも放送禁止用語を入れていませんでした。しかし、そろそろ仕事に戻らないといけないので次回にしますね。
あと、今月(1月)の末でビジネス出版部から巣立つことになりました。これまでお世話になった皆様、本当にありがとうございました。