「関係者」と「捜査関係者」の違いを勉強しました。

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こんにちは。ビジネス出版部のからまるです。

昨夜は地検特捜部の検証本の著者の方と打ち合わせをしました。話は思わず、いま青沼陽一郎さんの『裁判員Xの悲劇』のためにいろいろ勉強している裁判員制度の話題になり、面白いことを聞きました。

ときどき新聞の事件捜査にまつわる記事で、「●●の政治団体の収支報告書に記載がないことが複数の関係者から明らかにされた」といった言い回しが載ることがあります。この「関係者」って誰なのか?

裁判員制度の導入にあたって法曹界は、マスコミに対しさまざまな要望をしてきましたが、その一つとして、日弁連は、新聞を読んだ裁判員に予断を与えないように、「関係者」を「捜査関係者」とする要望を出し、今月から一部新聞が採用しているのだそうです。

たしかに「関係者」だけだと誰のことだかわからないので、ついこの「関係者」が「真実を知る人間」という誤ったイメージになり、新聞に書いてあることがあたかも「100%疑いもなく真実である」という予断を抱いてしまいます。あの小沢一郎民主党代表が怒っているのは、まるで新聞は自分の秘書が大悪人であるようなイメージを読者に植え付けているように思えるからではないでしょうか。

それを避けるため、「捜査関係者」とすれば、素直に読めば「捜査をしている人」、つまり警察や検察ということになります。先の言い回しでいくと、「明らかにした」主語が検事だということがはっきりします。

となると、地検特捜部は表向き、検事がマスコミにリークすることはないという立場を取っていますが、もし「捜査関係者が明らかにした」という記事が載れば、それはつまりリークなのだということになりますね。小沢さんは当然このことを知っているのでしょうが。。

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このページは、karamaruが2009年3月12日 14:50に書いたブログ記事です。

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