karamaru: 2009年4月アーカイブ

こんにちは。ビジネス出版部のからまるです。

まずは上司を勝たせなさい.JPGのサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像いいことがあったら盛り上がらないと。ということで、昨晩は室舘勲さんの『まずは上司を勝たせなさい 20代で上昇気流に乗れる本』が重版したお祝しをしたんです。本の編集作業をしていた頃のこの日記に書いたように、室舘さんの会社「キャリアコンサルティング」さんの社員さんたち有志でタイトル会議を開催したのですが、その会議に出席していろいろ意見をくれた皆さんをお招きしたため、総勢14名にのぼる久々の大宴会となりました。

キャリアコンサルティングは室舘さんという強烈な個性の持ち主が率いる会社なので、室舘さんのリーダーシップの下、きっと軍隊みたいに統制が取れて、画一的な人ばかりがいるのかとからまるは思っていました。

 

全然違うんです。

 

宴会で皆さんと話していてわかりましたが、室舘さんの強烈に個性に張り合うくらい個性派揃いでしたね。皆さん、だいたい前職をお持ちなのですが、その仕事もばらばら、キャラもばらばらでした。もちろん業務で一丸となるときは、びしっと統制が取れるのでしょうが、ここまでいろいろなタイプがいるとは意外でした。室舘さんも「違う考えの意見を言ってくれないと、その人のいる意味がないよね」と言っていました。

それにしても皆さん、明るくてお酒が強い! あまりに盛り上がりすぎて、19時に始まった宴会をお開きにして店を出たら、もうすでに午前0時になっていました。ちなみにお店は神楽坂の「坐・和民」さん。2時間の飲み放題コースが終わっても激しく盛り上がり続けてしまったのですが、会計を締めたところ、割引券を使ったこともあり、なんと14名で44800円で上がりました。安い!

こんにちは。ビジネス出版部のからまるです。

とくにご同業の方なら察していただけると思うのですが、ゴールデンウィークの前後は仕事がどうしても集中してしまうので、ゴールデンウィークの予定というものがほとんど立ちませんね(ー'`ー;)

今年のからまるのゴールデンウィークも、まったく一つも予定がありません、というか、予定できません。たぶん家で原稿を読んだり参考図書を読んだりするのが関の山でしょう。

などと言いつつ、さきほど校閲さんに校正の予定を打ち合わせるときに、ついついゴールデンウィーク中も校正日程にカウントしてもらおうという身勝手さ。いつまでも成長しませんね。

こんにちは。ビジネス出版部のからまるです。

昨日会った昔からの友人に言われてしまいました。

「ビジネス書は数が多すぎる。それにネタが小粒すぎ。しかも表紙に文字がたくさんあって、どんなに時間があっても探せないよ」

自分がたくさん作っていて言うのも変かもしれませんが、たしかに数が多いと言えば多いし、テーマが細分化していると言えば、それはそうでしょうね。でもビジネスシーンってたくさんあるから、読者の皆さんのニーズに合わせていけば、どうしてもたくさんの本を出すことになると思うのです。

でも、文字の多さという点では、指摘されてしまう通りかもしれないと思いますね。

以前は、サブタイトルを付けるということは、ほとんどなかったのです。それどころか、サブタイトルが付いた本はタイトルに自信がないと思われたものでした。昔の先輩たちにサブタイトルを付けた案を出すと、「そんなことなら一からタイトルを考え直せ!」とからまるはよく怒られた記憶があります。

でもいまは、とくにビジネス書の場合、サブタイトルが付くのが通常のようになりました。これ、やっぱり何となく思い切りがよくないようで、忸怩たるものがあるのです。メインタイトルだけでスパッと切れる、爽快な企画をやってみたいですね。

こんにちは。ビジネス出版部のからまるです。

産経新聞社記者の石塚健司さんの力作&問題作『「特捜」崩壊 墜ちた最強捜査機関』が発売13日目で重版決定しました! ご購読された皆さん、本当にどうもありがとうございました!!

西松建設問題がらみで、この本は永田町界隈のさまざまな筋にけっこう波紋を広げています。熱心に読んでくださっている方がじつに多いようなんですよ。これ以上具体的に言うと、かなり差しさわりがあるようなのでこれっきり口をつぐみますが、ともあれ編集担当者としてはホッとしました。

明日は石塚さんと祝宴ですヽ(^。^)丿

こんにちは。ビジネス出版部のからまるです。

今朝はある社長の方の取材でした。ご多忙の中、無理矢理取材時間をねじ込んでいただいたので、開始時間は何と朝の7時半です。いままで8時半の取材開始という例はあったのですが、そのときでさえ1週間前から起床時間を徐々に早くシフトして備えたくらい朝が弱いからまるにとって、これはもう想像を絶する時間帯でした。

取材する場合は、当たり前のことですが時間通りに行っていればいいというものではありません。質問し、話を委細漏らさず聞き取り、メモして補充質問を重ねていくわけですから、アタマが死んでいてはどうにもなりません。社長の1分をお金に替えたら大変な金額になるでしょう。それを生かせなかったら、もう二度と取材に応じてくれないかもしれません。

だから7時半には何が何でも、ただでさえ働かないアタマがちゃんと動くようになっていないといけないわけで、からまるが取った選択は、「社長の方のオフィス近くに泊まり込んでしまえ!」

昨晩遅く、オフィスから歩いて5分の至近距離にあるビジネスホテルにチェックインし、6時前に起きて、取材に備えていたのでした。

結果は大成功だったと思います。やっぱり只者ではない経営者はリアリティの奥行きがものすごく深いですね。このような話を直接聞けるのだから、この仕事はやめられません。

282108-2.gifのサムネール画像こんにちは。ビジネス出版部のからまるです。

昨日、ランチをご一緒して帰ったあとの折りもおり、園善博さんの『本がどんどん読める本 記憶が脳に定着する速習法!』の3刷が決定しました! 以前にも一度、書いたことがあるように、2刷は初版部数の修正のような性格のものなので、重版は3刷までいって本当の成功と言えるんです。よっしゃヽ(^。^)丿

園さんのお話によると、タイトルからデザインまで計算し尽くされた表紙作りをしているという評判が立っているようなのですが、そのへんどんな工夫があったのか(なかったのかヽ(^。^)丿)はまあナイショとして、装幀してくださった石間淳さんには、きちんと狙いがあったことは間違いありません。

ともあれ、ご購読いただいた皆さんには、改めて御礼申し上げます。

こんにちは。ビジネス出版部のからまるです。

紀伊国屋新宿本店さんの週間ベストセラー単行本ランキング(2009年4月13日~4月19日分)で、園善博さん『本がどんどん読める本 記憶が脳に定着する速習法!』が第1位に、室舘勲さんの『まずは上司を勝たせなさい 20代で上昇気流に乗れる本』が第5位にランクインしました!!

いろいろな要因が重なってのことなのですが、ともあれ同じ週のベスト5にビジネス出版部の本が2冊同時ランクインするなんて、本当にラッキーです! からまるは今年分の幸運をほとんど使い切ってしまったかもしれません(ー'`ー;)

さて本日のお昼は、重版を祝して園さんとからまるたち担当スタッフでランチをしました。場所は丸の内の高層ビル内にあるホテルのレストランです。

からまるのランチなんて、原稿を読んだり資料を調べたりしながらデスクの上でサンドイッチをバクつくのが専らなのですが、今日だけは、まるでリゾート地にいるようにゆったり時間が流れていきます。この本のこれからの展開、そして新しいアイデアを楽しく議論しましたよ。今後にご期待くださいね。

そうこうしているうちに、レストランのテーブルに置いてあるオリーブオイルがとても美味しいのに感動したのりたまが、まるでホテルの備品のように持ち帰ろうとするのを静かに制して、ランチミーティングをお開きにしたのでした。

こんにちは。ビジネス出版部のからまるです。

室舘勲さんの『まずは上司を勝たせなさい 20代で上昇気流に乗れる本』の重版が昨日、決まりました!

このあいだご紹介した通称「アマゾンキャンペーン」が奏功しましたね。ランキングをご覧になった書店さんから注文をどんどんいただきました。ご購入いただいた皆さん、一生懸命販促してくださったキャリアコンサルティングの皆さん、そして書店の皆さん、本当にどうもありがとうございます!!

今後も書店さん用のパネルをお送りして盛り上げていきます。よぉし!ヽ(^。^)丿

こんにちは。ビジネス出版部のからまるです。

石塚健司さんの『「特捜」崩壊 墜ちた最強捜査機関』の書評が、今日発売の「週刊新潮」の「TEMPO BOOKS」欄に掲載されています(106ページ)。それによると、、

――「紹介されるのは、98年に官僚6人が逮捕された「大蔵省・日銀接待汚職事件」の捜査と、08年に話題となった防衛コンサルタント・秋山直紀の逮捕劇だ。前者の事件では、捜査線上に検察官の名が挙がったことから、身内を庇うような不可解な動きが目立った。後者では、「フィクサー」と目された秋山から防衛利権を暴こうという当局の目論見が、あっけなく崩れ去っていく。その迷走ぶりは、信じがたいほどだ。(中略)司法の現場で長く取材してきた記者なればこその臨場感ある筆致が、本書の最大の持ち味だ」――

どうもありがとうございます!(ただし「官僚6人」とありますが、そのうち一人は日銀証券課長ですから「官僚」ではありませんよ)

この企画のきっかけになったのは、ここでも触れられているように、昨年、秋山直紀さんの『防衛疑獄』をからまるが出した縁で、逮捕勾留中の検察取り調べの詳細な様子を秋山さんが代理人弁護士だった元特捜検事の永野義一さんに宛てた手紙で綴り、その膨大な手紙を、秋山さんと永野弁護士を結びつけた石塚さんが入手していたのをからまるが知ったことです。

そこに描かれた取り調べの経緯は、素人のからまるが聞いても耳を疑うようなものでした。

担当検事は、何が何でも秋山さんに罪を認めさせようとでもいうのか、政治家への献金ルートの解明を念頭に置いたはずの逮捕だったのに、いくらでも解釈しようがある法人の金の出入りを脱税容疑に仕立てて、しかも秋山さんのひじょうに親しい人物の会社の重要クライアント(聞けば誰でも名前を知っている)の聴取をちらつかせて認めさせたというのです。 200904152057000.jpg

 

そんな著名人が検察の事情聴取を受けたと知られれば、マスコミで蜂の巣をつついたような大騒ぎになってしまうのはわかりきったこと。これを恫喝と言わずして何と言うのでしょう。

 

 むろん、これは秋山さんの主張ですが、その手紙の内容はじつに真に迫っていて、感情を揺さぶられます。この経緯はもっと広く知られるべきではないか。そう思った石塚さんの気持ちから、一気に書き上げられた本なのです。

写真は、昨日の紀伊国屋書店新宿本店さんの1階店頭の模様です。ホリエモンと鈴木宗男代議士に挟まれて、しっかり話題書として扱っていただきました。御礼申し上げます。

こんにちは。ビジネス出版部のからまるです。

かれこれ11ヵ月、休暇中以外で会社にいるときは必ず書いてきたこの日記ですが、とうとう昨日、力尽きて予告なしに休んでしまいました<(_ _)><(_ _)><(_ _)>

もちろん調子が悪いわけではなく、その真逆で、ウレシイ悲鳴を上げっぱなしです。おかげさまで最近出した本を多くの方々に買っていただいていますし、面白い原稿、面白い企画が殺到中なのです。

とくに昨日お会いした人とは、かれこれ5年前に執筆してゲラにまでしたのに、さまざまな政治的?横やりが入って泣く泣くボツにさせられた企画の復活話で盛り上がりました。大事に大事にとってあったゲラの出校日付が2004年4月15日! なんと、ちょうど5年前の同じ日だったのです。運命を感じてしまいました。

さらに今、編集部一丸となって取り組んでいる雑誌ならぬ「雑本」の製作がピークを迎えていまして、からまるはひたすら脳に汗をかく日々なのです。

いずれも詳細はそのうちご紹介しますね。

本日の日記は、またこの後。

まずは上司を勝たせなさい.JPGのサムネール画像のサムネール画像本日はもう一ネタ。

室舘勲さんの『まずは上司を勝たせなさい 20代で上昇気流に乗れる本』が、現在、アマゾン総合ランキングで1位になりました! すごい!!

どうして1位になったのか。

これも園善博さんの『本がどんどん読める本 記憶が脳に定着する速習法!』が2位になったときと同様なのですが、著者さんがアマゾンで買ってくださった方に特典をプレゼントするキャンペーン(通称アマゾンキャンペーン)の効果なのです。

室舘さんの場合は、本日限定ですがこのサイトにキャンペーンページを設けて、キャリアコンサルティングの会員さんなどにメールでお知らせして見てもらっているのです。最近すっかりおなじみになった書籍マーケティング手法ですが、それもこれも本そのものに魅力があるからできること。たんなる力業ではないのです。

こんにちは。ビジネス出版部のからまるです。

苦難の力作『裁判員Xの悲劇 最後に裁かれるのは誰か』発売を翌々日に控えた昨晩、著者の青沼陽一郎さんとたった二人で祝宴をしました。場所は新宿歌舞伎町ど真ん中にある小料理屋です。

214900-2.gif振り返ってみると、もう1年以上前に、同じ小料理屋で、どんなふうに書けばいいのか二人で議論したものです。あの頃は、8月末には本が出る予定で進めていたのですが、なんだかんだでこの時期になったのでした。

目算狂いの原因の一つは、裁判員制度というものがまだ始まっていないのに、そのノンフィクションを書くという計画自体が意外と大変だったという、考えてみれば当たり前の事実に気づくのがちょっと遅かったことでした。この本でいちばん最初にできた原稿は、第一部にある「裁判員シミュレーション」で、文字通り、もしあなたが裁判員になったら何が起きるかを書いた部分でした。現実に始まっていない制度なのでシミュレーションで書くしかないわけですが、最高裁が細かい変更をひんぱんに行うので、なかなか決定稿にならず、結局、校了直前まで直し続けたのもこの章だったのです。

原因のもう一つのは、読者の皆さんが裁判の知識をどれくらいお持ちなのか見当がつかなったことです。からまるも以前、担当した雑誌の記事を名誉毀損で某社に訴えられて証人になるまで、裁判の実務についてほとんど知りませんでした(これでも法学部卒業なのですが)。ましてや裁判員が審判の対象とする重大刑事事件、つまり死刑か無期懲役かを判断するような事件に巻き込まれたことがある方は、日本人全体から見ればごく少数だと思うのです。その前提で、裁判のしくみをどこまで書けばいいのか、なかなか定められずに苦労したと、青沼さんは述懐していました。

しかし天は微笑むもの。作業の遅れで、かえっていいタイミングでの出版になったと思っています。やっぱり新しい制度は直前にならないとリアリティが湧かないですもんね。

そんなふうに仕事を振り返りながら、二次会に行きました。歌舞伎町一丁目一番地、ゴールデン街の行きつけのバーです。

じつはかれこれ2年くらい前に、からまるはこのバーで青沼さんと出会ったのです。青沼さんの『帰還せず 残留日本兵六〇年目の証言』(新潮社)を読んでいい本だと思っていたところ、バーの隅っこにその本があるではないですか。訊くと店の常連だということがわかり、その後ここで呑む機会があり、本を作ろうということになった次第。それでこの夜、本を店にプレゼントしたのでした。

独特の感覚で素晴らしい装幀をしてくださったのは、若手の松昭教さん。著者の異常に細かい注文にも、よくついてきてもらえました。

こんにちは。ビジネス出版部のからまるです。

この日記も、まれにコメントを付けてくださる方がいらっしゃいます。皆さん、どうもありがとうございます。

さて、産経新聞社内で「検察オタク」の異名を取る記者・石塚健司さんの『「特捜」崩壊 墜ちた最強捜査機関』を発売した折りも折りの今月11日にも、あるコメントをいただいたのですが、投稿者名が「大久保隆規の恐喝電話」。しかもその内容が、からまるにはとても確認しようがないタレコミ情報でしたので、これは非公開とさせていただかざるを得ませんでした<(_ _)>

こんにちは。ビジネス出版部のからまるです。

本日も青息吐息の仕事ぶりで、こんな時間の書き込みになってしまいました。

とはいえ、今日はいいニュース。園善博さんの『本がどんどん読める本 記憶が脳に定着する速習法!』の重版が発売4日目で決まったんですヽ(^。^)丿

いま思い返すと、この本はあやうく陽の目を見なかったかもしれなかったのです。昨年のことになりますが、この本の担当者のりたまと一緒に、ある社長の方と面談していたときのことです。雑談で勉強法の話になりました。その方は読書法の一つとして、

 

「勉強したい分野の複数の本の参考文献に共通して掲げられた本を読む」

 

とおっしゃったのです。

ふふーんなるほどと感心するからまる、隣で涼しい顔で聞いているのりたま。

ところが社長の方と別れたあと、のりたまが

 

「わたし、あのやり方、聞いたことがあります」

 

と言い出すのです。どういうこと?と訊くと、前に紹介された講師の方がまったく同じアドバイスをしていて、本を出したいと言っているのだとか。

「え? 何? なんでこんな面白い話を早く企画にしないのよ」

「あ。すみませ~ん」と得意の女のコのフリをして言い逃れるのりたまを急かし、急遽その講師の方にお会いしたのです。それが園さんでした。

ともあれ、結果よければすべて良しヽ(^。^)丿

まずは上司を勝たせなさい.JPGのサムネール画像こんにちは。ビジネス出版部のからまるです。

室舘勲さんの『まずは上司を勝たせなさい 20代で上昇気流に乗れる本』の出足が好調です。まずは、ホッといたしました。

このタイトルを考えるために、室舘さんの会社の社員さんたちとタイトル会議をしたことは、以前ご報告しましたね。このタイトルの面白い点は、サブタイトルで、20代の若い人たちに読んでほしいぞ!と訴えている一方で、20代社員の上司の方々が、「これを読んでほしいよ」とばかりに、部下の机にそっと置きたくなるところにあると思うのです。そういう意見がタイトル会議で出て、からまるもなるほどと思ったのでした。

現に、社内の先輩がこのタイトルを見て、「もっと前にこの言葉を知っておけば、今頃オレは......」と最後は口を濁しておりましたが、溜め息まじりにそう言ったものです。いったい何があったのやら。

こんにちは。ビジネス出版部のからまるです。

今朝は6時起き。9時から、ある会社トップの方のインタビューをすることになっていたからです。ぼーっとしたアタマではいけない、起床から開始まで3時間は取らないと。。。ましてや今回のような、制限時間内になるべく多くの話を引き出さないといけない緊張感あふれるインタビューでは、きちんとコンディションを整えないといけません。

もちろん、スタッフと入念に質問項目を練り、先方に根回しをした上で臨んだのですが、思った以上にうまくいった気がします。9時から12時までの、この方にしては異例中の異例の長時間インタビューだったと思いますが、3時間という時間をまったく感じさせない、「え? もう時間終わり??」と思ったくらい中身の濃いお話でした。

一刻も早く本にして、皆さんにお届けしたい!! なんとか7月には出したいと思っています。

こんにちは。ビジネス出版部のからまるです。

282045-1.gifここ数週間、猛烈にばたばたしていて、からまる日記を書く時間もどんどん遅くなってしまいます。仕事の効率が悪くて我ながらイヤになってしまいますが、その隣でいつものように涼しい顔をして雑誌「日経ビジネス アソシエ」4月21日号を読んでいたのりたまが、

 

「えー! からまるさんが作った本が載ってますよ!!」

 

と素っ頓狂な声を挙げました。雑誌に載ったくらいでそんなに驚かなくてもいいだろ(ー'`ー;)からまるを舐めとるのか(ー'`ー;)と内心思いながらも雑誌を受け取って見ると、その45ページに、読書朝食会の紹介記事が写真入りで載っていて、美人女子メンバーが手にしている本が、2007年3月に出した坂本桂一さんの『頭のいい人が儲からない理由』じゃないですか! これはたしかに驚きです。

この本は3刷まで売れた本なのですが、今でもこうして若い人に読まれていると思うと、うれしいですね。若い人に絶対に読んでほしいと思って編集しましたもんね。

じつは偶然にも、著者の坂本さんに明日会うことになっているのです。もちろん雑誌をお見せしますよ。

 

215223-2.gifのサムネール画像こんにちは。ビジネス出版部のからまるです。

担当者のりたまの地雷がたくさんたくさん埋まっている本、大橋清朗さんの『また会いたくなる人 婚活のためのモテ講座』がとうとう4刷まで来ました。ご購読の皆さん、本当にどうもありがとうございました!

婚活ブームだから売れているのでしょうけれど、それだけでなく、人とお付き合いするときの基本の基本が書かれていることにも注目が集まっているようです。世の中、そうそう完全な人なんていないということを前提にしないと、相手を無用に攻撃したり、無視したりして、結局は自分が孤立してしまいます。そんなことだからいつもでも......おっと、これ以上言うと周りの人間の別の地雷を踏みそうなので、やめておきましょう。

ともあれ、時節柄、こういう明るくて前向きの本が売れるのは気持ちがいいですね。

こんにちは。ビジネス出版部のからまるです。

282108-2.gif先週の室舘勲さん『まずは上司を勝たせなさい 20代で上昇気流に乗れる本』アマゾンランキング6位に続いて、またも快挙です!

来週7日、『まずは上司を勝たせなさい』と同じ日に発売する園善博さん『本がどんどん読める本 記憶が脳に定着する速習法!』が何と、いま現在、アマゾンランキング2位!

 

2位なんてはじめて!!

スゴすぎる!!!

 

しかも1位は、あの浜崎あゆみさんの新刊『Ayuのデジデジ日記 2000-2009 A』で、さすがにこれには勝てません(この本も講談社刊です。Ayuの楽曲を自らピアノで伴奏して歌うという出版界の大先輩をからまるは存じ上げているくらいですから、Ayu恐るべし!)。

これも、園さんが独自開発した「速習法」の講師としてカリスマ的な人気を誇り、その代々の受講生の方々が、本を出すことを書いた園さんのメルマガを見て、一斉にアマゾンさんで予約を入れ始めたからです。講師として有名な園さんの、これが何と初の著作なのです。2位になるのもわかります。ご購入された皆さん、本当にどうもありがとうございます!

こんにちは。ビジネス出版部のからまるです。

からまるのところから出した本ではないのですが、苫米地英人さんの『心の操縦術』(PHP文庫)を知人の方から紹介されたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表の原辰徳監督が、この本に書かれた技術を使った可能性があることが、スポーツ紙(3月25日付「日刊スポーツ」)で話題になっています。

このことは、原監督が「勝利へのヒントはこの本にある」という推薦文を本に寄せているくらいですから周知の事実ではあったのですが、同紙によると、苫米地さんは、本に書かれた技術を野球の適用した場合のポイントとして、

「監督が、その試合や自分のチームだけでなく、野球全体を見渡す高い視点、すなわち『野球の神』の視点を持つことが大事だ。そういう見方をすることで対戦相手の監督の心理もすごくよく見えてくる」

と述べているそうです。苫米地さんの愛読者にとっては、「抽象度を上げる」(苫米地英人『本当はすごい私』)というキーワードでおなじみのロジックなのですが、こうして改めて優勝という事実から見直すと、実践次第で強烈な効果があることがわかりますね。

こんにちは。ビジネス出版部のからまるです。

小沢民主党代表自身が記者会見で言っていましたし、その後もマスコミでは、公設第一秘書を政治資金規正法違反で東京地検特捜部が立件したことで「小沢vs.検察」という構図でいろいろな記事が書かれたり放送されたりしています。

外から見ればもちろんそういう構図なのですが、もっと内部に分け入って見ると、ちょっと構図が違うようなのです。それは、来週11日に刊行する石塚健司さんの『「特捜」崩壊』を読むとわかります。

この本が言っている「特捜」とは、むろん東京地検特捜部の「特捜」ではあるのですが、もう一つ、「捜査現場派」と呼ばれる「捜査の職人」時代の特捜部のことを指してもいます。法務・検察の人事というのは、特捜部で頭角を表した「捜査現場派」と、法務省の行政職としてキャリアを積んだ「赤れんが組」の二つの流れがあることは、ある程度知られていると思いますが、この本では、ここ数年の傾向として、「捜査の職人」が消え、特捜部長はじめ特捜幹部が法務省のエリート官僚出身であることに着目した分析をしています。現に、今の特捜部長も「赤れんが組」だそうです。

つまり、「特捜検察=法務官僚」といっても過言ではないわけですから、小沢代表の公設第一秘書の逮捕劇は、ひょっとしたら官僚エリートで形成する「霞が関」の意思、なんていう陰謀論めいた話にも、ひょっとして展開できそうではないですか。「敵」は検察なのではなく(検察内部には逮捕に異論もあったといいます)、「霞が関」なのかもしれません。

たしかに以前、小沢代表は中央官庁に大勢の政治家を任官させるという考えを出したことがあったと記憶しますし、昨年は日銀総裁人事を二度も潰したしなあ。

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