民主党も小沢代表もひょっとしたら「敵」を間違えていたりして。

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こんにちは。ビジネス出版部のからまるです。

小沢民主党代表自身が記者会見で言っていましたし、その後もマスコミでは、公設第一秘書を政治資金規正法違反で東京地検特捜部が立件したことで「小沢vs.検察」という構図でいろいろな記事が書かれたり放送されたりしています。

外から見ればもちろんそういう構図なのですが、もっと内部に分け入って見ると、ちょっと構図が違うようなのです。それは、来週11日に刊行する石塚健司さんの『「特捜」崩壊』を読むとわかります。

この本が言っている「特捜」とは、むろん東京地検特捜部の「特捜」ではあるのですが、もう一つ、「捜査現場派」と呼ばれる「捜査の職人」時代の特捜部のことを指してもいます。法務・検察の人事というのは、特捜部で頭角を表した「捜査現場派」と、法務省の行政職としてキャリアを積んだ「赤れんが組」の二つの流れがあることは、ある程度知られていると思いますが、この本では、ここ数年の傾向として、「捜査の職人」が消え、特捜部長はじめ特捜幹部が法務省のエリート官僚出身であることに着目した分析をしています。現に、今の特捜部長も「赤れんが組」だそうです。

つまり、「特捜検察=法務官僚」といっても過言ではないわけですから、小沢代表の公設第一秘書の逮捕劇は、ひょっとしたら官僚エリートで形成する「霞が関」の意思、なんていう陰謀論めいた話にも、ひょっとして展開できそうではないですか。「敵」は検察なのではなく(検察内部には逮捕に異論もあったといいます)、「霞が関」なのかもしれません。

たしかに以前、小沢代表は中央官庁に大勢の政治家を任官させるという考えを出したことがあったと記憶しますし、昨年は日銀総裁人事を二度も潰したしなあ。

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このページは、karamaruが2009年4月 1日 17:55に書いたブログ記事です。

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