エキスプレスディラ品川ブックガーデンさん、三省堂有楽町店さん多謝!『道路独裁 官僚支配はどこまで続くか』に好反響!

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こんにちは。講談社BIZのからまるです。

星野眞三雄さんの『道路独裁 官僚支配はどこまで続くか』が出て1週間あまり。少しずつ反響が聞こえてきました。道路独裁品川駅中.jpg

 一昨日のコメント欄には、都市計画がご専門の千葉商科大学の小栗幸夫先生から、大変丁寧な書評をいただきました。本当にどうもありがとうございました。

写真は、品川駅中にある、ブックエキスプレスディラ品川のブックガーデンさんの様子です。ここは敷地が狭い激戦地区なのですが、とにかく人が多い! とくにビジネスマンが多いこともあって、「ここで目立てば勝ったも同然!」というお店です。

そこに、しっかり置いてありました。しかも、写真のように、

 

どなたか読んだ形跡がヽ(^。^)丿

 

また、三省堂有楽町店さんでは、2階の話題書コーナーに平積みされていました。このお店は、先日ご紹介した新媒体「G2」も大展開していただき、ノンフィクションの週間ベスト10にランクインしました。重ね重ね御礼申し上げます<(_ _)>

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『道路独裁』への反響、わがことのように嬉しく思います。そして、さもありなん(当然のことだな)とも。

星野さんの対象との距離のとり方、絡まり方が素晴らしいですね。政策形成の当事者が固有名詞で登場し、星野さんはその行動と発言を記述し、インタビューで迫っています。古賀誠道路調査会長、佐藤信秋国土交通省道路局長(後・事務次官、現・参議院議員)、そして、猪瀬直樹氏、など。

これは、「特定の個人が「道路」を制しているわけでなく、「道路」が「権力」となり、日本を「独裁」しているのだ」という星野さんの記述と一見対立的ですが、そうではないと私は理解します。特定の個人が、「道路」にかかわるポジションに付き、行動すると、そのポジションや行動に、道路に関わる権力や利権が臭いのように染み付き、その臭いをまとった個人が発言し、行動することになる。結局、個人の発言や行動を追うことで道路の権力構造がアクチュアルにあぶりだされ、同時に、スキャンダラスな個人攻撃ではない、という『道路独裁』の著作の構造が生まれているのだと思います。

では、どうして、道路に関わる権力や利権が社会の臭いのようになったのか、ということが関心の対象になります。私事になりますが、私はこの4月に『脱・スピード社会』という本を出しました。この出版作業を通じて、20世紀が、欧米と日本において、自動車と道路を基軸に、財政と金融が組み合わされ、経済成長が推進されてきた世紀であったという理解の枠組みを持つようになりました。自動車・道路と戦争の関わりについての既存研究からの発見にも戦慄を覚えました。(もちろん、資源産業、情報技術など要素が複雑で、過剰な単純化は危険ですが。)

そして、このままいけば、21世紀は新興国が同じ歴史を辿るだろうとほぼ確実に予測されます。

権力や利権の「現在」は過去100年の「歴史」の上にあるのだと思います。しかし、「現在」を深く掘り下げなければ、「現在」と「歴史」をつながりは見えず、また、次に何がなしうるか、という展望も見えきません。星野さんの著作は「現在」を掘り下げ、そこにある「独裁」の構造と、この構造が持つ圧力を伝え、読者は、選挙を通じての政権交代という体験をしたタイミングでこの本を手にし、この圧力の中で自分は何ができるのだろう、と自分に問いはじめるのだと思います。この圧力を克服しなければ未来はない、とも。(私が『道路独裁』にスリルを感じるのはこのようなコンテクストでだと思います。)

この著作が今後さらに大きな反響を呼ぶことに期待します。

* 道路独裁』の感想を私のブログ「ソフトカー・ダイアリー」に記しています。お時間のおありのときお訪ねください。

小栗先生。
再度、熱い書評を寄せていただき、本当にどうもありがとうございます。
著者の星野さんも大変励まされていました。
「圧力」という言葉に、とてもリアリティを感じました。
これを生み出した、先生がおっしゃる「自動車と道路の世紀」が、今度の民主党政権で名実ともに終わることになるのかどうか。
かれらが歴史的使命に真に自覚的であればいいと思っているのですが。。

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このページは、karamaruが2009年9月25日 13:55に書いたブログ記事です。

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