こんにちは。講談社BIZのからまるです。
昨日の日本経済新聞などで報じられましたように、ビジネス書大賞実行委員会は12月18日に第一回のビジネス書大賞Biz-Tai2010の大賞と各賞を発表しました。詳細はご覧のとおりです。
<ビジネス書大賞Biz-tai2010受賞作>
《大賞》および《出版社賞》
『ブラック・スワン』 ナシーム・ニコラス・タレブ ダイヤモンド社
《書店賞》
『成功は一日で捨て去れ』 柳井正 新潮社
《Twitter賞》
『起きていることはすべて正しい』 勝間和代 ダイヤモンド社
《マスコミ・ブロガー賞》
『不透明な時代を見抜く「統計思考力」』 神永正博 ディスカヴァー
《新人賞》
『「20円」で世界をつなぐ仕事』 小暮真久 日本能率協会マネジメントセンター
いかがでしょう?
ものすごくさまざまな反応があるかと思いますが、ビジネス書が好きな多くの方の投票らしい結果となったように思います。個人的には異論がある本もあるのですが(くわしくは来月下旬発売予定のビジネス書大賞ムックの原稿に書きました)、投票数で決めるというのが原則の賞ですので、もちろん何の異存もありません。『ブラック・スワン』にはからまるも第一次審査で一票を投じました。
発表場所は帝国ホテルの宴会場でした。プレスの方々にもお集まりいただいた中、一段高い壇上でプレゼンターをしたりコメントしたりと身の丈に合わないことの連続で、失礼いたしました。
からまるがプレゼンターを務めたのは新人賞で、若い世代の社会起業家を代表するお一人である木暮さんご本人にトロフィーをお渡しすることができました。その場でコメントしたように、昨年今年と元気が出ないことばかりでしたが、やや大げさにいうと、将来、資本主義の新しい形の萌芽となるかもしれない木暮さんや「マザーハウス」の山口絵理子さんのような方に関心が集まっていることに、希望を見る思いがします。
さて。
発表が終わったこの同じ会場が、19時からはビジネス書大賞の共催者であるディスカヴァー・トゥエンティワンさんのクリスマスパーティーに変貌。からまるは初めて参加いたしました。このパーティーは業界でも噂で、一度覗いてみたかったと思っていたのです。
著者、業界関係者、書店さんなど実に多彩な方々が集まる会場で、まず小宮一慶さんを発見! 昨年はこのパーティーの「隠し芸大会」でアバを熱唱されたそうです。
「え? 隠し芸大会なんてあるんですか」と相も変わらず情報力不足のからまるに、会場の方がそっと教えてくれました。
「今年は勝間さんが出られるのだそうですよ」
......と話しているうちに、会場が暗くなり、登場したのは3人の女性ユニット、パフューム。その中のお一人はまぎれもなく勝間和代さんその人でありました。
ビジネス書大賞は今回が第一回。オトバンクさんの上田渉さんとディスカヴァー・トゥエンティワンさんの干場弓子さんの情熱で始まった、まったく手作りの賞ですが、もっと大きく、楽しい賞にしていかないといけません。そのためにできることを、逐次ご報告いたしますね!