「キンドル印税70%の衝撃」は本当に衝撃だ( ̄□ ̄;)

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こんにちは。講談社BIZのからまるです。

いろいろお知らせしたい情報が多くて、すぐには書けなかったのですが、先週ニュースになった、アマゾンさんがキンドルで出版するときの印税を70%にし、販売価格を日本円で1000円以下に設定すると発表したのは、本当に衝撃的でした。むろん、まだ米国だけで、6月30日からだそうですが、からまるはこのニュースを見た瞬間、今年の出版界は昨年よりももっともっと深いところでヤバイことになるな、と背筋が寒くなってしまいました。

さまざまな例外がたくさんありますが、通常の印税率は10%ですね。その7倍もの印税が著者の方に支払われるなら、そっちを選ぶ人がいるのは当然だと思います。

けれども、アマゾンさんはキンドルで販売チャネルを寡占できても、日々からまるたち編集者が悩んでいる本の企画や構成、タイトル付けなどの作業はしないのでしょう。そうすると、その部分の価値、つまり印税60%を遺失してもいいと著者に思っていただける価値を編集者は提供できないと存在自体が不要になるということに(思考実験としてかなり極端に考えると)なってしまいます。

また、新書を除く単行本の販売価格はだいたい1200円から1600円くらい。それを1000円以下にするということは、販売価格そのもので競争できるところまで何かのコストを削るか、逆に何かの付加価値を提供しないといけないのでしょう。

でも、話題書の『フリー <無料>からお金を生み出す新戦略』(クリス・アンダーソン著)が説くように、究極の価格競争は、たとえば本を100円で売ることではなく、本をタダで配布することしかありません。からまるたちは、

 

無料経済研究会

 

でも結成して、対応策を考えないと生き残れないのかもしれませんね。

この話題は回を改めて。。

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このページは、karamaruが2010年1月27日 16:59に書いたブログ記事です。

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