マスメディア対ネットの対立構造は世代間にあるの?

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こんにちは。講談社BIZのからまるです。

業界の人たちが異様に注目した昨晩のNHKテレビ22時「テレビ・新聞の未来を徹底生討論」をからまるも見ましたが、NHKが日曜の朝にやっている「日曜討論」同様の予定調和的な進行で、見事に食い足りない番組になってしまいました。「だからマスメディアはダメなんだ」という説を自ら証明してしまったような......なんてもエラそうにつぶやいてみたくもなります(しかしからまるはハッシュタグの使い方がいまだにわからない(ー'`ー;)ちなみにハッシュタグは、#nhk_media0322)。

一部の過激な言説を除けば、マスメディアとネットは対立構造にあるわけではないのに、マスメディア派に業界の協会組織の重鎮を、片やネット派に比較的若い現場の人や研究者を招くという、まるで世代間戦争が起きているかのような演出には唖然とさせられました。両者のあいだには世代間の壁があるのではなく、壁はおそらく既得権益であり、そのために保障されるマスメディアの社員の高給であり、またそれらを守るために起きる、「メディア」に対する期待からはずれた非合理な行動や姿勢(小沢一郎献金疑惑に見られる一方通行の報道やコストダウンを現場に転嫁する結果のクオリティの低下)がもっと問題視されてもよかったと思います。政治家のスキャンダル報道のあり方を公共放送で生討論なんて、やっぱりできなかったのでしょうが、それくらい具体的な材料がないとわからないと思うのです。

まあそんな内容であっても、ツイッターでの異常な盛り上がりを見ると、番組に出演されていた佐々木俊尚さんが著書『マスコミは、もはや政治を語れない』で書いた「アジェンダ設定力」をNHKはじゅうぶん見せつけたように思います。ツイッターをメールやファックスと同様に扱うところもまたNHKらしいという気もしましたが。

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このページは、karamaruが2010年3月23日 16:25に書いたブログ記事です。

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