こんにちは。講談社BIZのからまるです。
先週の27日から3日間、宗教学者の島田裕巳さんといっしょに取材旅行に行って参りました。行き先は沖縄→奈良県の桜井市→天理市→京都です。この地名だけで、じゅうぶん宗教のニオイがしてきますよね。実際からまるは、島田さんのガイドに従って行くところ行くところ、本当に驚きの連続でした。
いったいどこへ行ったのか? 何が起きたのか? その詳細は、写真つきで、明日以降に順次、ご報告いたします。
それにしても、ちょっと強行軍でしたかね。東京を発ったのも早朝、那覇空港から関西空港に向かったのも早朝、しかも取材ではかなり長い距離を歩き回らねばならず、3日目の京都では久しぶりに筋肉痛を起こしそうでした。
夜は島田さんと居酒屋でよく呑みました。もちろん呑むのはからまるばかりで、島田さんはたしなむ程度に過ぎません。楽しかったですねー。
27日の最初の夜は、那覇といえばこの居酒屋、「うりずん」に行きました。宴もたけなわの頃、そこへばったり島田さんとは旧知の東京キー局のテレビ報道クルー5人が入店。翌日に普天間基地移設問題で日米共同声明が出るので、街の声を取材したのだそうです。
「基地問題が議論になったことで、鳩山さんに感謝している人も多かったですよ」と言っておられましたね。しかし現実は厳しく、週を明けると社民党は連立離脱、内閣支持率は朝日新聞で17パーセントにまで下落してしまいました。
発売1週間で長谷川幸洋さんの『官邸敗北』重版の連絡が会社からあったのは、その27日、ちょうど那覇空港に着いたときでした。奇妙な縁で、ちょっと記憶に残る重版決定になりました。