karamaru: 2010年7月アーカイブ

こんにちは。講談社BIZのからまるです。

「Nicky(ニッキー)」という雑誌が昨日、竹書房さんから創刊されたのを知ってました? この雑誌に関係している知人からたまたま話を聞いたのでからまるも初めて知った次第なのですが、年代的には女子高生中心のギャルのカリスマブロガーたちが作る雑誌ということで、「ニッキー」というのは「日記」から来ているのだとか。そして彼女たちのことを「ブロギャ」と命名したのだそうです。

そのカリスマブロガーたちのブログアクセス数は半端ではなくて、人気のある「てんちむ」さんのブログともなると最大で500万アクセス(ヒュー!)とか。たしかにアメブロの人気ランキングでもアイドルなどと同等ですもんね。ギャルってそんなに人口多いのか?と思うほどのギャル限定ゲリラ豪雨的人気なのだそうです。

まだ現物を見ているわけではないのですが、ギャルたちがブログを書くことでこんなに盛り上がれるとは、要研究という気がしています。

すみません、本日は超バタバタにつき一回休みです!

また昨日のエントリ中、「ビューワー」と書くべきところを「リーダー」と書いてしまいました( ̄□ ̄;)。意味が大違い( ̄□ ̄;)( ̄□ ̄;)。

訂正してお詫びします<(_ _)>

こんにちは。講談社BIZのからまるです。

いま電子書籍のビューワーの開発合戦になっているようですね。いいビューワーができれば、それで読む電子書籍も売れるし、他社からは使用料を払ってもらえるしで、開発モチベーションが湧いているのかもしれません。

その大海の荒波に、いつもお世話になっているペダルファーブックスさんが参入し、cog(コグ。自転車をこぐ、のこぐですね)というブランドのビューワーを開発しました。電子書籍第一弾として先週発売した苫米地英人さんの『すべての仕事がやりたいことに変わる』のビューワーとして、会社と取引関係がある個人が自力で作り上げたものらしいです。2色で表現できるところと、デバイス(iPhone)を振ると目次が表示されるのが特徴。とくに後者については、意外と目次を出す機能が安定しない(たとえば本文画面にタッチしても表示されたりされなかったりするなど)ビューワーがあるので、これは大事な気がします。

でも社長がド文系のペタルファーブックスさんでも自社製品でビューワーを開発・販売できるのですから、電子書籍ブームがもたらす文字コンテンツビジネスのフラット化(ちょっと大げさかな)は面白いですね(人ごとじゃないんだが(ー'`ー;))。

朗読少女萌え。

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こんにちは。講談社BIZのからまるです。

上田渉さんのオトバンクさんが、ついにiPhoneとiPod Touch対応アプリ「朗読少女」を発売しました。

なんじゃそれ?と思われるでしょうが、放課後の教室とおぼしき、懐かしくて甘酸っぱいたたずまいの部屋にセーラー服を着たアニメ調の女の子が本を手に座っていて、ダウンロードした電子書籍を朗読してくれるのです。これがあまりに可愛くて、つい指先でつんつんといじってしまうのですが、そうすると女の子がスクッと立って、「静かに聞いて下さい!」と怒るんです。これがまたよろしんですわ。

じつは今だから話せますが、先月、上田さんと会食した機会があって、そのときにデモ版を見せてもらったんです。さすが、20代ならではの才能を感じましたね。

電子書籍のアイテムはまだまだ少ないのですが、今後、有名キャラが朗読少女に登場する計画もあるらしいのが注目です。

こんにちは。講談社BIZのからまるです。

ユーマネー.pngのサムネール画像先週お知らせした中村祐介さんの『ユーマネー Freeでお金と自分を成長させる方法』の特別セミナーに先着100名様をご招待するアマゾンキャンペーンを、今月いっぱい期間延長して行っています。セミナーの概要はこんな感じ↓

●日時 8月5日(木)19時~21時

●場所 講談社内

トークゲスト:本書で紹介されたお二人をお招きします。

●『リストラなう!』たぬきちさん(綿貫智人さん)
プロフィール:元大手出版社勤務。「たぬきちの『リストラなう』日記」管理人。

●『人生を変えたければ休活をしよう』大田正文さん
プロフィール:超・愛妻家。世の中に「休活」という言葉を生み出した「休活」提唱者。平日は大手IT企業に勤めるビジネスパーソンであるとともに、休日は「おくさんとおなじ愛情をすべての方へ」を座右の銘に、「超・愛妻家」というユニークな肩書きを武器にして会員数1300名を超える「日本経済新聞を読む朝食会」「ガジェット・家電朝食会」をはじめ、のべ会員数2000名を超える合計5つの勉強会を主宰する勉強会の達人。

さまざまなソーシャルネットワークをどう組み合わせて使いこなせばいいのか、みなさんの日頃モヤモヤしている疑問にお答えできるはずですので、ぜひご参加ください!

こんにちは。講談社BIZのからまるです。

夕方の紀伊國屋書店新宿本店さん。この時間になると、場所柄、飲み会の待ち合わせをしている人が店内で本を見ている、けだるい空気が流れます。からまるもときどき待ち合わせで使います。飲み会の前に本を見ていると、仕事を忘れて楽しい気持ちになりますね。

先日は、たまたま若い美人さん2名が本を手にとっておしゃべりしているのに出くわしました。つい聞き耳を立ててみると――。

「(自己啓発書のヒット作で有名な女性評論家の本を指して)この人すごく頑張っているのがよくわかるんだけど、私にはとても無理なのよね」

「そうかー」

「そう。わたしのロールモデルじゃないのよね~」

なーるほど。自分のロールモデルになるかどうかが本を読む動機になることがあるんですね。そういえば、からまるのロールモデルは誰なんだろうと自問すると、むずかしいですね。いないような気がしますし、昔はしっかりいたような気がします。

みなさんはどうですか?

こんにちは。講談社BIZのからまるです。

新聞紙上で取り上げられて話題の総理夫人・菅伸子さんの『あなたが総理になって、いったい日本の何が変わるの』という、ファーストレディでありながら国民目線のタイトルの新刊が幻冬舎新書から出て、よく売れています。

じつは菅総理就任から間もない頃、菅総理と昔なじみの方から菅総理にまつわる本の企画提案がありまして、それに対してからまるは「菅伸子さんの本はできないでしょうか」と逆提案していました。菅伸子さん宛の手紙も書いて渡そうとしていたのです。しかし、そんな動きはとっくに先を越されていて、先週末にその方から「先にやられた!」と電話があったのです。

まさか。総理就任からまだ1ヵ月ちょっと。なのに、もう本が出る?

朝日新聞の紹介記事によると、「総理就任直後に口述した内容を本にまとめた」とありますので、下版・印刷・製本期間を除くと、わずか3週間程度で原稿をまとめ、校了したことになります。速い!

過去にからまるも同じようなスピードで本を作ったことがあります。某代議士が総裁選に出馬することが決まったとき、その人の政策本を、原稿をもらってから総裁選直前までの3週間で刊行したことがあります。が、それにしても、幻冬舎さんのスピード感。素晴らしい。

こんにちは。講談社BIZのからまるです。

NHK朝の連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」は水木しげるさんが主人公とあって、出版関係者で見ている方が多いようです。からまるも土曜日の再放送で1週間分をまとめて見ています。

主人公が自分のやりたいことや画風を妥協することなく追求し、やがてそれが多くの人の心をつかむ作品となり、極貧生活から脱出していくのが最近放送の物語。「墓場の鬼太郎」の連載を決めてそのきっかけを作りだした出版社の若き漫画誌編集長は、もう故人となられましたが講談社の大先輩に当たり、からまるも親しくさせていただきました。

こんなにさわやかでカッコイイ人だったかな?というツッコミはあるのですが、読者投票で人気がなく、最下位3回連続で連載打ち切りとなる寸前にストーリーの路線変更を提言する編集部員に対して、「ずっと部数が上のライバル誌を追い上げるには、今までの漫画じゃダメだ。常識を破れ!」とその大先輩が一喝する場面を見ていて、編集者の初心は才能発掘にあるのだと改めて思わせられました。

自らを振り返ると、どうなんだろう。本を出した実績がない著者の方に出版の機会を積極的に設けてきただろうか。読者不在の企画は論外としても、かといって「読者がいない」という理由だけで中身を検討しないのでは、「既存の読者」以外の読者の方にリーチできないのではないだろうかと、からまるはちょっと反省気味なのです。

ダイヤモンド社関係者のツイッターによると、今日『もしドラ』は100万部超えが決定したそうです。既存の読者像ばかり追いかけていたら、こんなすごいヒット作はできなかっただろうなと思えてなりません。

こんにちは。講談社BIZのからまるです。

本日は特別なお知らせです。

先週出した新刊『ユーマネー Freeでお金と自分を成長させる方法』アマゾンキャンペーンを始めました! 特典はリンク先(新刊JPさんのサイト)をご覧いただきたいのですが、その一つとして、講談社内で8月5日19時から行う特別セミナーにご招待いたします。

出演は著者・中村祐介さんと、本の中で成功ケーススタディとして取り上げさせていただいた3つの例のうち、ブログ「リストラなう!」管理人たぬきちさんとベストセラー『人生を変えたければ「休活」をしよう!』著者の大田正文さん。きっと楽しいトー クセッションになりますよ!

キャンペーン応募期間は、本日より8月23日までです。

こんにちは。講談社BIZのからまるです。

ユーマネー.png中村祐介さんの『ユーマネー Freeでお金と自分を成長させる方法』を本日、発売しました。企画・編集はのりたまですが、まだ寒い頃に行った目次づくりのディスカッションにからまるも参加して、ソーシャルネットワークについて教えてほしいことを中村さんに盛り込んでもらいました。ずいぶん長い時間、ディスカッションしましたねー。スタッフみんなの議論が本のベースになっているので、ITにくわしくない人でも置いてけぼり感を抱かない、実感のこもった内容になっています。

思い返すと、その頃からまるはまだiPhoneとKindleを使い始めたばかりで、中村さんの第一印象も、いったいこの人は何の仕事をしているのかイマイチわからないような印象でした。それから半年、ソーシャルネットワークは次々とリアルな情報革命を引き起こしています。ウェブ2.0なんて議論が古くさく感じてしまうほどです。

来週、アマゾンさんで購入された方に限って、講談社内で行う、中村さんと特別ゲストによるセミナーにご招待いたします。くわしい情報はまた来週!

こんにちは。講談社BIZのからまるです。

マグロ船で学んだ.png本日はお知らせです。

のりたまが担当した齊藤正明さんの新刊『マグロ船で学んだ人生哲学 ボクの生き方を変えた漁師たちとの一問一答集』が21日に発売になるのですが、その発刊記念イベントを立て続けに開きます!

この本は、齊藤正明さんが会社の都合でマグロ船に乗せられ、そこの漁師さんから学んだ人生哲学を、腹肉ツヤ子さんに漫画を描いてもらってコミックエッセイ化したものです。マグロ船はストレス溜まりまくりの空間。そんな場所だからこそ、漁師独特のコミュニケーション術やストレス対処法がありました。マッチョな漁師たちの口からは思いもよらず、シンプルでありながら金言とも思える真実の言葉がどんどん出てくるのです。

齋藤さんと腹肉さんのお二人によるトークイベント、最初は28日に講談社で開きます。会費1000円ですが、何とマグロ丼付きという前代未聞の趣向なのです。

29日にはブックファースト新宿店さんで。こちらはサイン会もあります。

概要は下にある通り。ぜひご参加ください!

 

★『マグロ船で学んだ人生哲学 ボクの生き方を変えた漁師たちとの一問一答集』刊行記念イベント

<1>齊藤正明さん×腹肉ツヤ子さんトークイベント@講談社
 7月28日(水)20:00~21:00(19:30開場) 講談社26F
 地図⇒ http://www.kodansha.co.jp/about/access.html
 定員:80名様 会費:1,000円(マグロ丼・お吸い物・お茶つき)
 ご応募はこちら⇒ https://eq.kds.jp/gakugeitosyo/520/

<2>齊藤正明さん×腹肉ツヤ子さんトーク&サイン会
 7月29日(木)19:00~ ブックファースト新宿店【03-5339-7611】※要整理券
 
http://www.kodansha.co.jp/event.shtml

こんにちは。講談社BIZのからまるです。

あんまり触れたくないけれど、残念なニュース。日本振興銀行前会長の木村剛さんが銀行検査忌避容疑で警視庁に今朝、逮捕されました。過去に、投資入門書として高い評価をいただきました『投資戦略の発想法』や、ユニークな経済未来小説『通貨が堕落するとき』といった、木村さんの代表作といっていい本を作ってきた元担当者には、日本振興銀行の苦境と疑惑をいち早く伝えた月刊誌「FACTA」の記事を嘘であってくれたらいいと思っていたのですが。。。

ちょっと誤解されそうな言い方をあえてしますと、真に新しいアイデアは、現行制度で許容される範囲のギリギリのところを衝いていくことも必要なのだと思います。と同時に、その制度を使いこなし、使い倒す必要があるとも思います。木村さんほど凄みを感じさせる才能と行動力がある人であるがゆえに落ち込んだ陥穽があるのでしょうか。

こんにちは。講談社BIZのからまるです。

サッカーのワールドカップが日本時間の12日に終わりました。およそ1ヵ月間、寝不足になった方も多かったのではないでしょうか。からまるは会社に行く時間を遅らせて(ー'`ー;)なんとか対処いたしました。

早稲田大学大学院スポーツ科学研究科(卒業生にはあの桑田真澄選手も!)の超人気講義をまとめた『トップスポーツビジネスの最前線』でお世話になった平田竹男さん。今朝の朝日新聞に、ワールドカップ決勝戦を現地観戦した感想が掲載されていました。

平田さんはジーコジャパン時代の日本サッカー協会専務理事だけあって、さすがに選手の育成に視線が注がれています。今大会のファイナリストであるスペインとオランダは、それぞれバルセロナとアヤックスという「育成に定評のあるクラブを有する国」(たしかにスペインの先発メンバーを見て一瞬からまるは「あれ?メッシがいないぞ?」なんて思ったくらいです)。それにくらべ、今大会の日本代表は2004年アテネ五輪組で、グループリーグで惨敗したことからも当時から「谷間の世代」と言われてきました。それがベスト16に残る活躍をし、「この世代に特に力を入れて良かったとあらためて思う」と平田さんは述べておられます。

「谷間の世代」がどうしてポテンシャルを開花できたのか。研究対象になりそうですね。

こんにちは。講談社BIZのからまるです。

以前に予告したとおり、ブクログが提供している、無料のお気楽電子書籍出版サポートサービス「パブー」で本を出しました! からまるの処女出版なのです( ̄□ ̄;)

といっても、本にしたのは数年前に書いた「イフ 歌舞伎町で起きた奇妙な物語」という4つの短編連作ミステリー小説で、パブーが提供している手順に則って、4つの章を作成し、それぞれテキストを貼り込んで作っただけの「出版」。有料公開も可能で、その場合は印税として70%!!が著者に支払われる仕組みになっているのですが、もちろんからまるは無料公開。管理画面をチェックすると、アップしてから1日で16人の方にダウンロードしていただいたようです。

この程度の作品ではしょーもないとは思いますが、たとえ印税70%といえども、これを収入にしていくのは、まだまだ電子書籍環境が未熟な段階では、想像しにくいですね。そういう実感を得たいために試みたことではあるのですが。

でも、感想とかアドバイスとかをもらえると、単純にうれしくなって、もっといいものを書いてみたいと思うんでしょう。パブーにはそういう機能もあるのですが、いまのところリアクションなし。考えてみれば、そういうリアクションこそ編集者の役割の一つでもあります。もし自分が書き手だったらしてほしいことを、より的確に。改めてそう思しました。

こんにちは。講談社BIZのからまるです。

明後日の参議院選を控え、各マスコミの世論調査で、政権与党は民主党単独だけでなく連立与党でも過半数を維持できないという結果が出てきました。実際は開票してみないとわかりません。しかし報道に接するレベルでも連立組み替えなどが議論されていることがわかります。

もし連立与党が過半数割れとなった場合、他の党と連立協議をしないといけなくなるわけですが、これだけ急速に人気が失速した菅政権に取り込まれるほうが損だと各党は考えるかもしれません。菅総理の行方は厳しくなりました。

今日、ある人から聞いた話。連立相手の少数政党が与党第一党をゆさぶって独自政策を呑ませる手段はいろいろあるそうで、からまるももちろん知りませんでしたが、一般の間であまり知られていないのは、公債特例法に「賛成しない」という方法なのだそうです。

いまや国家予算は赤字国債を発行しなければ成り立ちませんが、赤字国債の発行は財政法第4条で「国の歳出は、公債又は借入金以外の歳入を以て、その財源としなければならない」と定められているように原則禁止(同条但し書きで建設国債は発行できる)されていますので、毎年、年によって正式な法律名は違いますが1年限りの公債特例法をつくって発行しています。これにもし連立相手が賛成せず、過半数で議決されなければ、赤字国債は発行できないことになってしまいます。ただし他の方法を使うことで発行は可能になるそうですが、与党第一党にとってはじゅうぶん脅威になります。

安倍政権以来、短命政権が続くのは、衆参で与野党のねじれ現象が起きることで、連立相手の政党との不安定な関係が引き金になっていることが挙げられそうです。もし連立組み替えに失敗し、党内に「小沢派」という、菅総理が作り出した非主流派(昔の自民党のようですね)が存在して、そのグループが民主党が2人候補者を擁立している区のうち非小沢系候補から票の引きはがしをしているという噂が流れるくらいの党内抗争が存在するとなると、菅政権も思わぬ短命政権に終わってしまいそうです。

こんにちは。講談社BIZのからまるです。

今度の日曜日は、たしか参議院選挙のはずですが、政局オタクのからまるも、どうも心が躍りません。消費税の増税という久々にヒートアップしそうな政策課題が挙がってきているというのに、民主党の輿石参議院議員会長はテレビでそんな話はないという姿勢で発言していましたし、テレビCMを見れば自民党は「いちばん」という何の意味もない言葉を連呼している始末で、盛り上がらないこと甚だしいです。

そんな話を政局オンチの口悪後輩にしゃべっていたところ、生ビールをがぶ飲みしてからおもむろに腰に手を当てた口悪後輩から「今の政治に、人に伝えたい哲学なんてないからですよ!」と予想外にマトモな言葉が返ってきました。

「自民党のあのCMは大手広告代理店が作ったもの。ただのキャッチコピーですよ」。

たしかに、いつ頃からなのか政党は大金を投じて広告代理店に政党の宣伝を発注しています。国会ではなくイメージ広告なのだから税制がどうの安全保障がどうの、あるいは正義と公正をどう考える、正義が衝突した場合どんな解決が可能か、どんな弱者を救済すべきか、なんて「ハーバード白熱教室」みたいな政治哲学を議論しろとか、ましてや広告代理店にそれを期待などしませんが、しかし広告代理店に支払われる膨大なお金の原資は政党助成金(政党交付金)という名の国民負担です。どうして国民が負担したお金が広告代理店を潤し、「いちばん」などという便所紙の役にも立たないようなキャッチコピーのために費やすのか。からまるには理解できません。

選挙の多数決によってどの政党が与党になるかを決めるなら、多数決の前提は徹底的な議論のはず。それが消費税のような根幹の議論を政党が避け、イメージ広告に大金を投じるなんて、それこそ民主党は「仕分け」をしてほしいものです。

......と、熱弁をふるっているうちに口悪後輩は2杯目の生ビールをごくり。

「でさ、どこに投票しようと思ってる?」と訊くと、「暑くなければ投票に行きますよ。それが前提」と涼しい顔をしています。
 
ついさっき言ってた「哲学」はどうなったんぢゃ!?
 
やっぱりこいつに訊くんじゃなかった。

こんにちは。講談社BIZのからまるです。

今日は各マスコミで残念なニュースが報じられました。「講談社の雑誌編集長、傷害容疑で逮捕」。TBSは昼のニュースで当該の雑誌を接写するなどの絵作りをして1分近くこのニュースを放送したようです(ただし本人は酒に酔って覚えていないと否認)。

からまるは社内メールではじめて知ったのですが、うーん。。何と言うか。。じつは昨晩は社内の人間とお酒を飲んだのですが、彼のように40代後半になって泥酔する意味って何だろうと思います。本当に、な・ん・だ・ろ・う?

さあ、仕事仕事。

鋭意執筆中!

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こんにちは。講談社BIZのからまるです。

からまるは今日一日、デスクに張り付いて「執筆中」です。

 

「へ? 編集者がなんで執筆なんてするんぢゃ?」と思った方。たとえ執筆したくなくても、せねばならん時もあるのです。

今回はどうしてかというと、からまるが強引につけたタイトルに内容を合わせるためです。たとえ強引でも著者の方が最初からそのつもりで書いているなら問題ないのですが(なのでこのはなしはおがわさんのことではないですよねんのため)、編集者がインパクト重視で付けたタイトルに必ずしも著者の方が原稿で添い切れていない場合、調整をする必要が出てくるのです(もちろん著者の方に見てもらい、必要な修正をしてもらいます)。

でも、からまるはけっこう書くのが好きなんですよね。そうでないと、この日記だって500回もエントリーできません(ついでに言うと、ツイッターよりブログのほうが性に合っているなあ。140字は短いよ)。なので、うまく書けると(そんな気がする時も含む)、半徹夜で校了作業をしたときよりも仕事をしたような気持ちになります。よくやったぞ自分。

では、続きを書こう!

こんにちは。講談社BIZのからまるです。

ドラッカー最後の言葉.jpg講談社BIZ代表タイトルの一つ、『ドラッカーの遺言』(2006年1月刊行)を装い新たに新書版でペーパーバック刊行いたします。「もしドラ」ブームで、この本も書店さんに出すとすぐになくなる状態が続いていましたが、「遺言」という、ドラッカー氏が亡くなった直後の刊行タイミングだったために付けたタイトルが今は違和感があること、税抜き価格が1500円することがどうしても引っかかっていました。

タイトルを変え、現代の関心に添って構成を大幅に変更し、見出しをよりはっきり内容を表すものに付け直し、そして税抜き価格952円(税込みで1000円)に。装丁は親本と同じ川上成夫さんですが、ご覧の通り、サイズもデザインもチャーミングで手に持ちやすい本になるはずです。

内容はもちろん何も変わっていません。今でも心に触れる金言がたくさん入っています。先日、読者の方からわざわざお電話があり、「この本はドラッカーさんの思想をとてもコンパクトでわかりやすく理解させてくれる」というお誉めの言葉をいただきました。

取次搬入は7月26日、書店さんには7月27日に並ぶ予定です。お楽しみに!

こんにちは。講談社BIZのからまるです。

昨日は苫米地英人さんと『夢が勝手にかなう手帳』iPhoneアプリ版の打ち合わせをしてきました。今からまるたちは、ゴールを設定したあと、そのゴールに向けてエフィカシー(自分はやり遂げられると確信する強烈な意識)を上げていくところをどう表現しようかと思っていたのですが、議論していいヒントを得ました。ゴールに必ず「ビジュアライゼーション」と「アファメーション」を組み合わせるという方法です。

なーんて書いても、おそらく多くの方から「何ワケのわからんことを言ってるんだ。夏バテか?」と言われそうなので(だから逆にここまで書けるとも言えますが)ここまでにしておきますが、例の本田圭祐選手が苫米地さんの本を読んでいるという噂を本人にぶつけてみました。

どうもご本人もわからないらしいですね。でもその情報元が正しければ、いずれ本田選手と石川遼選手の対談記事がどこかの雑誌に掲載されるのでしょうから、それまで待つしかありません(どうか『夢が勝手にかなう脳』が入っていますように。この本もエフィカシーの上げ方がテーマなので可能性あると思うんだよなあ)。

苫米地さんも本田選手がデンマーク戦後のインタビューで語った「思ったよりもうれしくなかった」はコーチングの素養があると感じたと言っていました。でも、そう言う場面でも、どうしても本田選手の口元に滲み出るヨロコビの笑みが、次の試合に向けてのエフィカシーを下げたのではないか、とも。

からまるもまったく同じことを感じていました。本田選手もまだまだ修行不足かもしれませんね!

終日バタバタしてまして。また、明日!

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