代理店選挙で国民負担金が広告代理店に流れていく。。

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こんにちは。講談社BIZのからまるです。

今度の日曜日は、たしか参議院選挙のはずですが、政局オタクのからまるも、どうも心が躍りません。消費税の増税という久々にヒートアップしそうな政策課題が挙がってきているというのに、民主党の輿石参議院議員会長はテレビでそんな話はないという姿勢で発言していましたし、テレビCMを見れば自民党は「いちばん」という何の意味もない言葉を連呼している始末で、盛り上がらないこと甚だしいです。

そんな話を政局オンチの口悪後輩にしゃべっていたところ、生ビールをがぶ飲みしてからおもむろに腰に手を当てた口悪後輩から「今の政治に、人に伝えたい哲学なんてないからですよ!」と予想外にマトモな言葉が返ってきました。

「自民党のあのCMは大手広告代理店が作ったもの。ただのキャッチコピーですよ」。

たしかに、いつ頃からなのか政党は大金を投じて広告代理店に政党の宣伝を発注しています。国会ではなくイメージ広告なのだから税制がどうの安全保障がどうの、あるいは正義と公正をどう考える、正義が衝突した場合どんな解決が可能か、どんな弱者を救済すべきか、なんて「ハーバード白熱教室」みたいな政治哲学を議論しろとか、ましてや広告代理店にそれを期待などしませんが、しかし広告代理店に支払われる膨大なお金の原資は政党助成金(政党交付金)という名の国民負担です。どうして国民が負担したお金が広告代理店を潤し、「いちばん」などという便所紙の役にも立たないようなキャッチコピーのために費やすのか。からまるには理解できません。

選挙の多数決によってどの政党が与党になるかを決めるなら、多数決の前提は徹底的な議論のはず。それが消費税のような根幹の議論を政党が避け、イメージ広告に大金を投じるなんて、それこそ民主党は「仕分け」をしてほしいものです。

......と、熱弁をふるっているうちに口悪後輩は2杯目の生ビールをごくり。

「でさ、どこに投票しようと思ってる?」と訊くと、「暑くなければ投票に行きますよ。それが前提」と涼しい顔をしています。
 
ついさっき言ってた「哲学」はどうなったんぢゃ!?
 
やっぱりこいつに訊くんじゃなかった。

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このページは、karamaruが2010年7月 8日 18:36に書いたブログ記事です。

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