こんにちは、からまるです。
一昨年に創設された「ビジネス書大賞Biz-Tai」。その2010年度は一昨年に『ブラック・スワン』(ナシーム・ニコラス・タレブ、ダイヤモンド社刊)を大賞に選んで授賞式を行って締めくくりました。今年はどうするのかなと思っていたのですが、2010年12月までに刊行された本を対象に行うことになったそうです。
からまるもノミネート作品を3冊推薦するんですが、例年通り偏った読書をしているので激しく迷いますね。正確にいうと、2冊まではすんなり決まったんです。でもあと1冊をどれにするか、なかなか決まらなくて。。
実行委員会事務局を務めていらっしゃるディスカヴァー・トゥエンティワンの方が書店売り上げデータを基に参考資料として作成した、今回対象となる2009年11月から2010年12月に出たビジネス書売上上位560冊(新書を除く)を見ても、ちょっとピンと来ない感じがしています。多彩な本が並んでいますが、どれも2010年の空気を表すにはいささか力不足な感じがするのです。
理由の一つは、新書を除いているためでしょう。ビジネス書ジャンルで新書に好著が輩出したのが2010年の特徴だったような気がしますね。それはからまるも迷わずノミネートしたアノ本があるせいかもしれません。
他の理由は、2010年の空気が政権交代に対する深い失望感に彩られていて、その喪失感、無力感があるせいだと思います。もちろんポジティブな出来事もたくさんありました。ツイッターやスマートフォンの普及もその一つ。関連書がたくさん出ましたし、からまるも読みました。でも2010年に爆発的に起きた新しい潮流ではありません。同じ劇の最終幕を見ていたのが昨年だったのかもしれません。
あと1冊。同じ劇の最終幕。だったらこれかな? ビジネス書でなくてもいいかなあ?

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