ビンラディン殺害、アルカイダ文書押収を機に『グローバル・ジハード』研究は精密化するかも。

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こんにちは、からまるです。

ゴールデンウィークに入る前に書いたとおり、からまるにとって「休暇って何?」という状態のこの一週間でありました。でも、やってもやっても予定のミッションは一部しか終わりません。予想以上に大変だと認識を新たにし、いま方々にSOSを発信している最中です。いま悪魔がからまるの前に現れたら、いくらでも魂を売ってしまいそうです(ー'`ー;)

しかしからまるのちっぽけな思惑とは関係なく、世の中は動いていきます。現地の5月2日未明にはアルカイダのビンラディンがアメリカの作戦部隊と銃撃戦の末に射殺されるという事件も起きました。あともう少しで「9・11」に10年というタイミングでした。

じつは、2008年12月にからまるは『グローバル・ジハード』(松本光弘・著)という本を出しています。ジハード主義者と呼ばれるイスラム過激派テロリストたちの思想と現状、オサマ・アルカイダを中心としたアラブから欧米にも活動拠点を広げるグローバル・ジハードの実像(アルカイダのコア部分よりその周囲に特定のハブがなく星雲状に広まった勢力が危険)、そしてそうしたテロリストとどう闘えばいいのか、その対策を書いた400ページ超の大著です。「グローバル」という語が付いているように、おおむね穏健派が多いアラブ諸国よりも欧州などに滞在して思想的に先鋭化する人々がいることなど、私たちがいかにイスラム過激派について誤った認識を持っていたか、じつに勉強になった本でした。

ビンラディンが潜んでいたアボタバードの邸宅で多数の文書やデータが押収されたようで、それらの解析によって「グローバル・ジハード」研究は今後もっと精密になるかもしれません。それにしても、インターネットも電話もないと報じられている環境で、ビンラディンはどういう手段で戦略の指示をしていたのでしょう?

この本の著者である松本光弘さんは学者や研究者ではなく、「テロリストとの闘い」にページが割かれていることでわかるように警察庁のキャリアの方。国際テロリズム対策課長だったときの体験や調査がベースになって書かれたものです。刊行時の松本さんの肩書きは警備局公安課長、そして今は福島県警本部長として、今春に本庁に戻る内示を大震災によって変更し、原発被害対策の陣頭指揮に尽力されておられます。

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このページは、karamaruが2011年5月 9日 11:24に書いたブログ記事です。

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