『聖地にはこんなに秘密がある』独特過ぎる絵をご紹介、稲荷山編。

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こんにちは、からまるです。

昨日ご紹介した島田裕巳さんの新著『聖地にはこんなに秘密がある』に掲載した中村圭志さんの絵。こんなのもあります。
4稲荷山.JPG

はい。行った人でないとわからないかもしれません。京都伏見の稲荷山がモチーフで、大きな狐はもちろん稲荷神の眷属(使者)である光る狐、上にあるのは千本鳥居です。

ここは本当に面白かったですね。からまるはこの稲荷山の章のサブ見出しを「何でもありの現世利益信仰」としました。本当に何でもありなのです。いろんなものを、いろんなお塚に託して祀っています。新日本麻雀連盟が「阿佐田哲也大神」として祀ったお塚もありまして、お塚の上には巨大なカエルが乗っています。

どれも商売繁盛や無病息災を願うなど現世的なものばかり。お塚が上に横にと何重にも広がっている様子はかなり不気味な感じなんですが、しかしどこか底抜け感があって楽しい。あふれんばかりの神仏習合的豊穣世界ってやつでしょうか。神道一直線といった感じの伊勢神宮のようなところより、かえって落ち着きますね。山の中には酒を出す茶屋もたくさんありますし。

島田さんは海外から訪問した宗教学の研究者を京都に案内するとき、清水寺でも金閣寺でもなく、この稲荷山を選んだそうです。その理由がよくわかります。ああいう観光地とは百八十度違う、今なお日々更新されていく宗教世界ですよ。

じつはからまるも訪問した際に小さい鳥居を一本買い、山の頂上付近にあったお塚に奉納してきました。いつまで残っているでしょうか。機会があったら是非再訪して、あの強烈なパワーに触れたいですね。

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このページは、karamaruが2011年5月25日 17:06に書いたブログ記事です。

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