指導者に学ぶ時間を与えず、指導者には学ぶ気がない。

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こんにちは、からまるです。

週末から今朝にかけて、テレビで情報番組を見ていましたら、内閣不信任案が国会に提出されて政局はどうなる?といったネタがさかんに取り上げられていました。

はあ? この大変なときに政局ですか? リアルじゃないね。

......などとからまるは独り合点していたのですが、信頼すべき方によりますと、どうやらけっこうリアリティがある話のようなのです。各局はそれを察知して、あんなにしつこく報道していたようなのですね。

内閣不信任案が可決成立すれば、菅内閣は総辞職するか、菅直人総理は衆議院を解散するしかありません。しかし、被災した地域では統一地方選の選挙人名簿ができずに県議選ができていないところがある状態ですから、解散して総選挙に訴えるのは無理筋。すると総辞職が視界に入ってきてしまいます。

また、不信任案が否決されたとしても、もし接戦になれば民主党内にかなり多数の、おそらく80近い造反票があることになります。過去、もっとも記憶が新しいところでは、与党内から野党が出した不信任案に賛成票が出て可決したのは、1993年6月、宮沢内閣不信任案に小沢一郎氏ほか自民党竹下派から派閥を分裂して党内にできたグループが造反したことでしょうか。そのときはたしか、20人ちょっとの数だったと思います。

もし今回、大人数の造反が起これば、民主党執行部は完全に機能不全に陥ってしまいます。造反派の要求が受け入れらないときは、あとは分裂の道しかなくなってしまうのではないでしょうか。

菅直人氏に総理の能力があるのかと言われれば、それは疑問符が付くのでしょうが、しかしこんな時にこういう政局が展開するのを見ると、この国では一国の指導者に学ぶ時間を与えず、指導者には学ぶ気がないのかと、つい思ってしまいます。

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このページは、karamaruが2011年5月30日 16:36に書いたブログ記事です。

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