「ラストバンカー」にして「不良債権と寝た男」。

|
こんにちは、からまるです。

10月刊行の『ザ・ラストバンカー 西川善文回顧録』のタイトルになっている「ザ・ラストバンカー」とは何なのか。金融にくわしい人ならよくご記憶のように西川さんを指してマスコミが付けたニックネーム「最後のバンカー」を、映画の「ザ・ラストサムライ」のように表現したものです。

西川さんが住友銀行頭取に就任した1997年は、大変な金融動乱期でした。6月にタイの通貨バーツの暴落などから拡大したアジア通貨危機が猛威をふるい、日本では金融機関の自己資本不足危機が完全に表沙汰になった年でした。11月に三洋証券、北海道拓殖銀行、山一證券といった、とくにそれまでは絶対に潰れないと思われていた大手銀行の一角が倒れたことに衝撃が走りました。

住友銀行も「あそこは大丈夫か?」という疑惑のまなざしから無縁ではありませんでした。そのときに矢継ぎ早の対策の前面に立ったのが西川さんで、唯一、顔の見える銀行頭取としてマスコミにも頻繁に登場しました。そうした「顔が見える」最後の頭取、というのが、「最後のバンカー」という名称につながっていったのでした。

西川さんのもう一つのニックネームが、「不良債権と寝た男」。これもマスコミが付けたものだそうです。こちらをタイトルにする案もなくはなかったのですが、オビのメインコピーに回すことにしました。

オビのメインコピーは、こんな感じなのです。

「不良債権と寝た男」、死に物狂いの仕事人生

このブログ記事について

このページは、karamaruが2011年9月14日 21:14に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「トキを焼き鳥にして食っちゃうような話。」です。

次のブログ記事は「「逃げたらあかん!」」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

カテゴリ

月別 アーカイブ

ウェブページ

Powered by Movable Type 6.2.4