karamaru: 2011年11月アーカイブ
こんにちは、からまるです。
オリンパスの損失隠しスキャンダルを、どこよりも早くから、どこよりも深く記事にしてきた月刊誌「FACTA」。今月号は元野村證券のキーマンやシンガポール人脈を中心にした複雑な処理スキームと人物相関図を暴き出し、一読しただけでは到底わからない(苦笑)深層にせまっています。さすがですね。
その同じ号の1ページ書評に、『ザ・ラストバンカー 西川善文回顧録』が取り上げられました。からまるが尊敬する、名うての読書家である大先輩が主宰する雑誌の、月に一冊しか採用されない書評に載るとは、大変光栄です。
書評の見出しは「「命がけ」ラストバンカーの意地」となっていて、「西川氏はなぜ本書を書いたのか。今も理不尽な政治やマスコミと闘っている、男の意地だろう」と書かれています。また、「第二章 宿命の安宅産業」を「日本の貴重な産業史になっている」、「第三章 磯田一郎の時代」を「まさに圧巻」と評してくださいました。どうもありがとうございます!
筆者がどなたか存じませんが、たぶん西川さんを知る方なのでしょうね。「モンブランの万年筆を手に、決して達筆とはいえない文字で綴った」と妙にリアルで、どこでそれを見たのかな、と思ってしまいました。
こんにちは、からまるです。
なかなか立ち寄れなかった三省堂書店有楽町店さん。ようやく今日、目撃できましたよ、ウワサでは聞いていた『ザ・ラストバンカー 西川善文回顧録』のお店オリジナルPOPを。写真でご覧の通り、「付いた異名は数知れず」というコピーが秀逸ですね。
たしかに西川さんの異名というと、タイトルになった「最後の頭取」、オビに書いた「不良債権と寝た男」といろいろあるのですが、こういうキャッチコピーは考えつきませんでした。
他の場所には「戦後初の銀行頭取書き下ろし自伝!? 西川善文の名が目に入らぬかー!」というのもありました。遊びゴコロいっぱいで、素敵です。
写真の場所は一階書籍コーナーのど真ん中にあるベストセラー島で、ここには、さりげなく写真に写っているアイザックソンの『スティーブ・ジョブズ』、『謎解きはディナーあとで』シリーズなどが山積みにされています。その中にこうしてスペースをもらえて、ありがたい限りです!
書き忘れてしまいました。本日は会社を休んで仙台でボランティア活動のため、お休み!