『共に在りて 陸前高田・正徳寺、避難所となった我が家の140』の表紙です!

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こんにちは、からまるです。

昨日のエントリの続きです。陸前高田出身の写真家に畠山直哉さんがいらっしゃいます。ひじょうに視野の大きな写真で著名な世界的写真家ですが、震災後に故郷・陸前高田で写真を撮っているのです。その一連の写真は、2011年10月1日から12月4日にかけて恵比寿の東京都写真美術館で開催された個展「ナチュラル・ストーリーズ」で展示されました(図録も発売されています)。

この個展に千葉望さんが行き、会場で一枚の写真に目が釘付けになったそうです。それは海に半分沈み、鍵盤が水上に顔を出しているアップライトピアノの写真でした。千葉さんは「この写真を『共に在りて』の表紙に使えないだろうか」という案を出したのです。

共にありて.jpg
し、しかし。畠山さんのような高名な写真家の写真を表紙に使うことなどできるのだろうか。連絡先を探し出し、ギャラリーの方を通じておそるおそる趣旨を伝えると、今回は協力するというお話をいただきました。やった! 思いは通じるものですね。

偶然にも、畠山さんの写真工房は、からまるの自宅のすぐ近くにありました。千葉さんといっしょに訪れた工房で、からまるはその写真を初めて見ることになりました。いやー、なんという力のある写真。感動です。畠山さんと千葉さんは陸前高田の話に花を咲かせていました。

その写真を使った表紙が、これなのです。装幀してくれたのは、文京図案室の三木俊一さん。写真を生かすために文字を全部、下のほうに集めるという大胆なデザインなのに不自然さを感じさせない、すぐれた感性だと思います。書店さんではどんなふうに見えるのでしょう。3月9日の発売が楽しみです。

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このページは、karamaruが2012年2月24日 16:40に書いたブログ記事です。

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