口悪後輩もたまにはいいことを言う(かもしれない)。

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こんにちは、からまるです。

先日、久しぶりに編集部を訪ねてきた口悪後輩と雑談しました。相変わらず先輩を先輩とも思わぬ口の利き方に内心むかっ腹を立てつつも、忙しい手元の作業を一秒も止めることなく話を聞く大人の度量の深さを見せます。

「先輩、今日もヒマそうですね」

むか。

「見ろよ、こうして作業をしてるだろ」

「そのとおり、それは作業じゃないですか。もっとヒット企画をつくることを考えたらどうすか」

むか。

「ヒット企画なんてそうそう考えつかないものなの。だからヒット企画というの」

「なに考えつかない言い訳してるんすか。ノウハウ書だって、話し方みたいなよくあるテーマでも書き手が上っ面じゃないところまでとことん書けばベストセラーになるじゃないすか。なんてことない日常にもヒット企画なんてたくさん転がってますよ」

むかむか。

「みんな上っ面じゃないところまで書いているんだよ。それが上っ面だと思うのは、何かちがうことを求めているんだろうけれど、それだと迷惑かかる人が出るだろ。犯罪すれすれの裏ノウハウだって、もしそれを書いたら、その裏ノウハウを使わなければ人生どん底に落ちる人の出口をふさぐことになるわけだし」

「だから、そういう平ったい発想が先輩のダメなところなんすよ! 裏がオモテになればいいんすよ!」

「オセロかよオマエは」

「考えてみてくださいよ、裏を使わないといけないことをオモテにするっつうことは、新しい仕組みをつくるってことですよ。だから、仕組みをつくる人は全部オープンにできるんすよ」

ふむ。

「で?」

「それを探すのが先輩の仕事じゃないすか。はやく作業なんて終わらせて今のお礼にビールおごってくださいよ」

...お礼するほどのことじゃない気がするが、そろそろ、そうしようかな。

このブログ記事について

このページは、karamaruが2012年2月28日 18:38に書いたブログ記事です。

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