『サムライと愚か者 暗闘オリンパス事件』の書評が朝日新聞に堂々掲載!「全体として抑制的なところがかえって真実を伝えたいという情念になって迫る」と。

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こんにちは、からまるです。

サムライと愚か者朝日書評.jpg
山口義正さんの『サムライと愚か者 暗闘オリンパス事件』の書評が朝日新聞4月22日付け読書面にデカデカと掲載されました。見出しは「企業に迫る内外からの闘い」。評者は朝日新聞編集委員の原真人さんです。どうもありがとうございました<(_ _)>

先週のアサヒコムで掲載が予告されていたのを知ったあと、どうも朝日新聞の編集委員の方が書くらしいという情報が入り、内心ビビったのです。じつは『サムライと愚か者 暗闘オリンパス事件』には朝日新聞の記者にとってあまり愉快でないことも書いてありまして、これじゃあ朝日に書評が載るなんてあり得ないよなーと思っていました。そのため、真っ向批判でも浴びせてくるのかな、でもそのためにわざわざ書評なんて書かないだろうと、内容を予想するだけで胸中複雑なものがありましたが、実際に掲載された書評を見ると、それはたんなる杞憂でした。それどころか、書評の最後はこう結ばれています。


「2人が危険を冒し、事件と格闘している当初、マスコミが長く沈黙したことが、いかに彼らをしょげさせたか。それは新聞人の一人として、きわめて重く、適切な指摘だと受け止めざるをえない」


自省の言葉と受け取れますが、で、でもここまで書いて大丈夫ですか、原さん。個人的見解ということなのでしょうが、会社批判と受け止める人が社内にいやしないかと。朝日新聞さんは風通しのいい組織だと信じていますが。

この書評はマイケル・ウッドフォードさんの『解任』(早川書房)とのカップリングになっていまして、見出しにある「内外」の「内」とはウッドフォードさんのことを指しています。本を売る側から言えば、ホントは単独書評のほうがよかったんだけどなー。書くほうは「二つの回顧録は図らずも一対のプロットのようだ。別々の視点から同時進行で描いたミステリー小説のようなのだ」と面白く書けるのでしょうが、二つあると、読んだ人はどっちを読んだらいいんかい?と迷ってしまうと思うんですよね。まあでも、紙面構成を見ると、こういうときは長いタイトルのほうが目立ちますし、表紙の写真もこちらが上になっているので、早川書房さんのほうが「えーっ!?」と思われたかもしれません。

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このページは、karamaruが2012年4月23日 16:27に書いたブログ記事です。

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