こんにちは、からまるです。
昨日の日曜日は六本木の某マンションの一室で開催されたユースト中継のトークセッション「よるヒル超会議 ライフスタイル革命を語る」 を見てきました。メインセッションの最初の回に登場する倉本由香利さんのお伴(というか新刊『グローバル・エリートの時代 個人が国家を超え、日本の未来をつくる』をちゃんと宣伝してもらうための監視役)だったのです。
このイベントは前日の6日9日に特別プレセッションを開催しまして、とくにそのうちの田原総一朗さん、勝間和代さん、安藤美冬さんのセッションは、その顔ぶれから予想される通りの大盛り上がりとなったようで、ニコニコ生放送では3万5000人もが視聴したのだとか。メインセッションが終了した時点では累計入場者数は99841人と、プロ野球公式戦生放送に匹敵する数になっていましたね。
写真中央が倉本さんですが、今回が動画デビューでした。出だしはけっこう緊張でいっぱいいっぱいの感じでしたが、だんだんエンジンがかかってきて、後半はかなりキャラクターを出すことができました。佐々木俊尚さんの知的ユーティリティープレイヤーぶりにフォローされたところも大きかったですね。ただし「グローバル化」とそれがライフスタイルに及ぼす影響についての議論があまり深められなかったのがちょっと残念で、これはまあ時間の制約上、仕方なかったかな。
からまるが準備した、白紙の束見本にカバーとオビの刷り出しを巻き付けてつくったダミー本を画面にばっちり映させてもらった甲斐がありまして、セッション終了後、アマゾンのランキングが160位台にまで上昇。倉本さんへの期待感が高まったようです。発売は19日ですので、あと1週間ほどお待ち下さい。
ところで、この日行われたメインセッションのプログラムは次の通りでした。
16:30~「"これまで"が崩壊する時代」佐々木俊尚・倉本由香利・慎泰俊
18:15~「個人でも社会は変えられる」鈴木寛・坂之上洋子・石川善樹
20:00~「新コミュニティデザイン論」津田大介・長谷部健・村上浩輝・中村真広
21:45~「新しい経済社会をサバイブしよう」岡田斗司夫・家入一真・イケダハヤト
23:30~「これからの生き方」宮台真司・坂口恭平・高木新平
からまるは倉本さんといっしょに帰ってしまったので、その後はニコニコ動画で少し見る程度でしたが、途中に15分ずつ休憩をはさむだけの超ロングランイベント。会場は主催者の高木新平さんが何人かと暮らすシェアハウスです。これだけ話題豊富な時の人を集めることができて、遮光性の高い黒いカーテンを引したリビングをスタジオにして、ユースト中継の機材とスタッフさえ揃えられれば、組織に所属しない個人でも、自分の自宅から10万人が視聴するコンテンツを配信することができる。
通信や放送のコンテンツを乗せるインフラ全般をコンデュイットと言いますが、これは一つのコンデュイット革命だと思いました。「ライフスタイル革命」というこのイベントのテーマをもっとも強く体現していたのは、このイベント企画そのものだったかもしれません。