本日発売「G2」第12号に山口義正さんの「証券マンが消えていく」掲載!

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こんにちは、からまるです。

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講談社は年に3回、「G2」というノンフィクション雑誌を発行しています。その第12号が今日発売されました。

この雑誌は、社内のノンフィクション分野で仕事をしている編集者が有志で集まって制作しています。書籍編集者だけでなく雑誌編集者も加わってコアメンバーを構成しているのですが、それ以外に企画がある編集者は飛び入りで参加することができます。今回、からまるも初参加して、『サムライと愚か者 暗闘オリンパス事件』の山口義正さんの中編を載せました。昔、今はなき「月刊現代」編集部にいたことがあるからまるにとって、ほんの少しですが久しぶりに雑誌編集に携わりました。

タイトルは「証券マンが消えていく」。アジアの金融センターになろうと東証が超高速で売買注文処理を行うアローヘッドというコンピュータ・システムを導入したことや、その東証の株式会社化が、市場から証券マンを駆逐してしまった結果、職を失ったかれらは今どこで何をしているのか。そうした人物群を追いかけた物語です。現在の東証はアジアの金融センターどころか、外国企業が次々と上場をとりやめ、国内の銘柄も取引の低迷にあえぐ有様。制度変更による人災が招いた現実をまざまざと描いています。

さて、その『サムライと愚か者』について、山口さんが最初の記事を載せた月刊誌「FACTA」編集長の阿部重夫さんが、面白いネタをブログ「最後から2番目の真実」に書いています。猿之助ファンの阿部さんが猿之助主演のコメディー劇「助太刀屋助六外伝」を見に行ったところ、その公演パンフレットに載っていた演出家の文章の中に、山口さんの『サムライと愚か者』のことが触れられていたというのです。曰く、


「怒れるマイケルさん(解任された当時のマイケル・ウッドフォード社長*からまる注)は、あるライター(山口さんのこと*からまる注)にこう語っています。「日本人はなぜサムライと愚か者がこうも極端に分かれてしまうのか」。不思議な気持ちになりました。イギリスの経営者が「今の日本にもサムライはいる」と言ってくれている。それが少し嬉しい反面、もちろん悔しさも感じます。マイケルさんのほうがよっぽどサムライだったのですから。ところで......サムライってどういう人のことを指すのでしょうか? そこで今回は、現代の日本にも通じる「サムライ」の姿を思い描こうと思い立ちました」


たしかに、思わぬ邂逅とはこのことかもしれませんね。で、この文章を書いた演出家のお名前が本名不詳の「G2」さんとおっしゃるのだそうですよ。

お後がよろしいようで。

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このページは、karamaruが2013年1月22日 17:19に書いたブログ記事です。

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