お客さんにセールスマンになっていただくには。

|
こんにちは、からまるです。

先週金曜日のエントリで答えを放置していた問題。ミシンは一家に2台も必要ないにもかかわらず、「2台買ったら1割引き」キャンペーンを行ったら、行わなかったよりも1人あたり3倍も売り上げが増えた理由は?

西内啓さんの『統計学が最強の学問である』(ダイヤモンド社)によれば、お客さんが隣人知人に共同購入を呼びかけたからなのだそうです。つまり、ジョーアン社は、思わぬことに、お客さんをセールスマンにしたのだ、と。

これはからまるにマーケティングの基礎教養がないから驚くだけで、「共同購入した」という答えがわかっていらっしゃった方は多いようですが、この後の西内さんの書きっぷりが面白い。

「統計学的な裏付けもないのにそれが絶対正しいと決めつけることと同じくらい、統計学的な裏付けもないのにそれが絶対誤りだと決めつけることも愚かである」(p121)

くーっ、これも金言ですね。

ところで、この本にはテーマ外なので書いていないのですが、お客さんが共同購入を呼びかけたということは、たんにこのミシンが安く買えるからだけではなく、隣人知人も自分同様に満足できるだろうと呼びかけ人が思えるだけの信頼が、予めこのミシンにあったからだと思うのです。信頼できる品質が大前提ですよね。そうでないと、お客さんにセールスマンになってもらうわけにはいきません。それだけのもの(本)をまず作らないと。

という次第で、編集作業に集中するために、明日から18日月曜日までの1週間、この日記をお休みします<(_ _)>。再開は3月19日!

このブログ記事について

このページは、karamaruが2013年3月11日 20:08に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「他社ながらアッパレな本『統計学が最強の学問である』」です。

次のブログ記事は「3月16日、学習院大学で佐々木毅さん最終講義を聞く。」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

カテゴリ

月別 アーカイブ

ウェブページ

Powered by Movable Type 6.2.4