こんにちは、からまるです。
昨日のエントリに続いて、5月16日発売となる岡村聡さんの『中国・インドの次に来る大チャンス 新興アジアでお金持ち』の内容をご紹介します。
からまるはいまだに行ったことがないのですが、いまシンガポールはとんでもないことになっているようです。からまるの知り合いの中にも、頻繁にシンガポールへビジネスで行き来している起業家がいます。その人も話していましたが、アジア全体規模でビジネスするチャンスを求めて、世界中からセレブなビジネスマンや起業家が集結しているのだそうです。
また、岡村さんのこの本によると、ロンドンに本拠地を置くシンクタンクが発表している国際金融都市ランキングで、シンガポールはロンドン、ニューヨーク、香港に次ぐ4位で、7位の東京を上回っています。シンガポールは押しも押されもしないアジアの金融センターの地位を占めているのです。あのジム・ロジャーズが2007年に移住した先が香港ではなくシンガポールだったのは、さすがに先見の明があると言えますね。
金融だけでありません。2011年にはカジノが解禁され、大人の観光地としての人気も上がっているようです。その象徴として岡村さんが本書で何度も触れているのが、2011年2月に完成した「マリーナ・ベイ・サンズ」です。
「「マリーナ・ベイ・サンズ」は、総工費が史上最高となる5000億円以上かけられたホテルで、客室が2500室以上ある超巨大ホテルです。60階建ての3棟の高層ビルが、300メートル以上の長さの屋上プール庭園でつながっているという、世界に類を見ない形・規模の建物。残念ながら屋上のプールは宿泊客しか使えませんが、このホテルには一度は行ってみましょう。ちなみに、絶好調のカジノからあがる収益が大きいため、宿泊料金は繁忙期でなければ1泊1室3万円程度からと、建設費の割にはリーズナブルに宿泊できます」(p39)
写真は、その屋上プールを岡村さんが撮影したものです。仕切りのない屋外プールなんですね。これはたしかにすごい。こういう本の編集担当者が行っていないなんて、やっぱりヘンですよね。