プロのブックライターが大勢生まれると、どんなにいいことが起きるか。

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こんにちは、からまるです。

上阪徹さんの新刊『職業、ブックライター。 毎月1冊10万字書く私の方法』にまつわる話の続き。人の本までがんがん書けるライターさんがたくさん輩出したら、いったいどんなにいいことが起きるのか。

ずばり言うと、からまるたちは面白い本をたくさん出せます。

プロの作家やライター以外の才能の持ち主たちは、短いブログならともかく、長い文章を書くことに慣れておらず、そんな時間もありません。たとえば、プロスポーツの世界で活躍する名選手が本を書くといっても、その選手のファンならそれよりもトレーニングに専念してほしいと思うものです。だからご本人が本を書く時間なんてとても取れない。けれども、短いインタビューを何度かするくらいの時間はあるかもしれない。

それを本一冊分の豊かなストーリーに仕上げるのが、ブックライターなのです。すぐれたブックライターが大勢生まれれば、こうした方法で、今までその人の本を読めないと思っていた多くの著名人の本を読めるようになるのです。

こういう場合に、本人が書いていないからといって、その本の価値が下がるものでしょうか。すぐれたブックライターが、著名人の持つすぐれたコンテンツを引き出して書くのですから、読み物としての価値は何も変わらないはずです。だから、プロのブックライターがもっとたくさん出てきて、たくさんの本を作ってほしいのです。

アメリカで出版される本を見ていると、著名人とジャーナリストやライターとの共著になっている本をよく見かけますよね。著名人のアイデアをジャーナリストやライターが文章にするという分業が、はっきり明示された形で、ごく当たり前に行われています。実際にはどういう人が書いたのか、略歴もちゃんと紹介されています。だからといって、単著じゃないからダメだと言う人はいないし、からまるたちもそんなことに関係なく、版権取得を検討します。日本でもそうなるといいと思うのです。

このブログ記事について

このページは、karamaruが2013年10月21日 19:05に書いたブログ記事です。

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