長谷川幸洋さんが『2020年新聞は生き残れるか』でいう「ポチ化」の意味。

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こんにちは、からまるです。

昨晩は『2020年新聞は生き残れるか』を出した長谷川幸洋さんと打ち上げ飲みでした。からまるは最近、飲んでばっかりじゃないか、と言われればその通りですが、こういう機会に貴重なお話を伺えるのが打ち上げのいいところ。今回は万全を期してお店の個室を予約したのでした

この打ち上げの直前に、ある雑誌が行った長谷川さんのインタビューに立ち会いました。そのときにも話題となり、本でも強く主張されているのは、新聞記事は誰のために書かれるのか、というポイントです。長谷川さんは、新聞記者が気にするのは、第一に取材対象者だといいます。経済部なら財務省や日銀の人。この人たちに気に入られ、かつ能力を評価されなければ長期的な関係を築くことができず、ダメ記者となってしまうからです。

しかし、このようなインセンティブのために、記者の中から「読者」の存在が消えるといいます。そして、取材対象者に能力を評価された一握りの記者が、「ポチ」になる。したがって、本の帯にも書いた「ポチ化」とは、ダメ記者のことをいうのではなく、スーパー優秀な記者のことを指すのです。そういう記者でないと見ることができない世界を描いているから、『2020年新聞は生き残れるか』にはリアルな説得力があるのだと思います。

えっ? 2020年出版社は生き残れるか? 誰か書いていただけるなら、からまるは真っ先に読みますね。

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このページは、karamaruが2013年12月 5日 16:49に書いたブログ記事です。

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