「朝まで生テレビ!」で長谷川幸洋さんの追及に総理補佐官が思わず認めてしまった重大事実。

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こんにちは、からまるです。

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先週木曜日に発売した長谷川幸洋さんの『2020年新聞は生き残れるか』がけっこういい感じで売れています。ちょうと発売翌日の11月29日深夜は、テレビ朝日系番組「朝まで生テレビ!」の放送日で、長谷川幸洋さんも出演し、紹介テロップに本のタイトルが入っていたことも奏功しているように思います。

この日の討論のテーマは「激論!特定秘密保護法案の意義と懸念」でした。マスコミ人として政府が秘密を扱う手法を熟知し、かつ政策に強く、法案というものがどのようなプロセスで作られていくかもよく知る長谷川さんだけあって、さすがにいつも以上に鋭い議論を展開していました。

とくに、日米政府で交わされた沖縄返還を巡る密約(アメリカは文書を公開したが政府は今でも否定)について、話の流れの中で、「法律ができた後は、アメリカ公文書館が公開した文書は自動的に日本でも公開するのか確認したい」と、特定秘密保護法案作成のキーマンとして出席していた礒崎陽輔総理大臣補佐官に迫り、礒崎さんが「そうなります」と肯定した場面は、この日の討論の白眉だったように思います。その後にパネリストの一人の手嶋龍一さんが礒崎さんに向かって、「本当にそんなことを言って大丈夫ですか。今のは相当重大なことです」と思わず問いかけるほどでした。このときのやりとりも、本の売れ行きに結びついたのかもしれません。

長谷川さんがこの日、主張していたように、特定秘密保護法案は、現在、情報を官僚が機密指定しているプロセスを、政治家(国会)にさせることで民主主義のガバナンスをきかせるという意味も持つようです。その一方で、ジャーナリストが安全保障問題に関係する第一次情報にアクセスするハードルもぐんと上がりそうです。それにともなって、知る権利を持つ国民が新聞記者に期待するところはどんどん大きくなるわけで、本書に描かれた新聞記者の能力問題は、これからの民主主義社会を考える上で欠かせない論点になるのではないでしょうか。

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このページは、karamaruが2013年12月 2日 15:02に書いたブログ記事です。

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