こんにちは、からまるです。
「上阪徹のブックライター塾」の三回目が4月26日土曜日に行われました。
この回のメイン内容は、「目次作り」でした。皆さん、前々日までに、二回目のゲストに来ていただいた3人の編集者の方々プラス不肖からまるにインタビューした内容から目次を作成し、課題として提出してくれました。からまるもそれらを拝見しました。
人によってこんなに違うのか、と思うほどバラエティがありますね。からまるはインタビュイーでもあったので、その立場からいうと、少し盛ってくれているとうれしいですね。やはり取材を受ける側は、ちゃんと記事になるような話ができたかなと不安に思うもの。ましてや一冊の本となると、なおさらです。だから目次で少し盛ってくれていると「ああ。よかった。けっこういいこと言ってるじゃん」と安心します。これが著者の方の本音なのではなないかと思います。
と同時に、相手の方を信頼します。言い方を替えると「ここまで自分の言いたいことが、どうしてあなたにはわかるの?」。まるで恋愛ですよね(勘違いかもしれないけれど)。こうして信頼されることも、すぐれたブックライターの必要条件だと思います。
第三回での、からまるなりの気付き。取材と目次作りとは何か。先ほどは「盛る」とふざけて書きましたが、ちゃんと言うと、それは「心の声を聞く」こと。相手の心の声(言葉にはできなかったけれど、その人が本当に伝えたいもの)はもちろん、話を聞き、文章を書く人の心の声でもあるのです。一週空けて5月10日に行われる最終回は、いよいよ「文章を書く」がテーマで、文章を書くには何が大事なのか、いよいよ上阪さんから開陳されます。