karamaru: 2014年6月アーカイブ

こんにちは、からまるです。

熱戦が続くサッカーのワールドカップを見るため...ではなく、秋に控える大量刊行に備えた原稿整理やゲラ戻し作業が連日、けっこうヘビーに続き、しかも来月下旬に到来する超ナイショ取材への対応もあるため、日記を書く時間が当分、取れそうにありません。

したがって、ラウンド16が終わる(結局、それかい!)7月1日まで日記はお休み<(_ _)>。7月2日からリスタートします!
日本戦夕刊紙.JPGこんにちは、からまるです。

日本時間の今朝、行われたサッカーのワールドカップ日本第二戦は「...」なことに。この「」の部分を、現政権との距離が遠い日刊ゲンダイは「絶望」、近い夕刊フジは「残った」と書いています。

なるほど。

ではまた来週!
こんにちは、からまるです。

政府主導の「クールジャパン」が安倍政権の成長戦略に位置づけられていることに対する評価はともかく、その関連で、2007年7月に刊行した川口盛之助さんの『オタクで女の子な国のモノづくり』がロングセラーを続けています。

この本はからまるが編集したものではないのですが、社内の人事異動で私がいま担当者になっていて、今から川口さんの講演会でその本を売りに行くところです。場所は東京ビッグサイト。もし、お近くにいらっしゃる方がいたら、ぜひお立ち寄りください!
こんにちは、からまるです。

昨日のエントリで書いた井上裕之さんの新刊の意外なタイトル『一流の死に方』は、いったいどこから来たのか?

企画をスタートさせたのは、けっこう前でした。ぼんやりと、「一流」をテーマにしたいと、その頃大和書房さんから出た『価値ある生き方』のように、著名人の名言などを題材にした一流の人生を考える路線を考えていたのですが、それではまだぼんやりとしている。どういう切り口なら、つまりどういう人たちの、どういうシチュエーションを切り取れば、より新しい生き方の本ができるだろうかと、編集スタッフはあれこれ思案していました。

何度かディスカッションを重ねるうちに、井上さんからアイデアが出たのが、著名人の死の瞬間を題材にするというものでした。なるほど。死に方から生き方を見直す。一流の人たちの死に方から逆算して、一流の生き方を提示する。それは面白いなと思ったのでした。

とはいっても、すぐに『一流の死に方』にたどり着いたわけではありません。いろいろなタイトルを考えました。昔、ときどきやっていたように、編集スタッフ間で各自最低20案を持ち寄って「タイトルマッチ」も行いました。そのときは「一流の死に方から、一流の生き方が見えてくる」ことを説明するために、けっこう長いタイトルだったのです。
こんにちは、からまるです。

すでに著者の方や関係者がフェイスブックに書き込んで明らかにしているように、井上裕之さんの新刊を今、準備中です。7月下旬に刊行する予定で進んでいます。

で、タイトル。『一流の死に方』といいます。

井上裕之さんといえば、ここ数年、自己啓発の分野で多くのベストセラーを出してきたヒットメーカーです。『「学び」を「お金」に変える技術』『「人」も「お金」もついてくるリーダーの哲学』といったヒット作群の中では、ずいぶん変化球のタイトルだと思われるかもしれません。「一流の生き方」ならわかるけれど、一流の死に方? 何それ?

そう思われた方は、明日からの日記をお楽しみに!
こんにちは、からまるです。

9月刊行ラッシュの一冊になる予定の原稿整理を、ここ数日続けています。この企画は、じつは着手して、すでに足かけ3年が経とうとしています。筆舌に尽くしがたいほどさまざまな経緯があって、ここまで時間がかかっているため、この原稿が本として陽の目を見ないままでは、からまるには合わせる顔がない方々がたくさんいるのです。それがようやく最終段階の一つ手前くらいまで来ています。

3年というと、ずいぶん時代が変わっているものです。今から3年前といえば、東日本大震災が起きて、福島第一原発事故を収束させるために多くの人が奔走していました。この企画の著者は、それにあたった一人でもあります。

しかし、言い訳のようですが、この3年はあっという間に経ったようにも思います。書籍作り独特の時間感覚のためかもしれません。雑誌では考えられませんが、書籍のプロダクトならば、2年や3年かがりになるケースはそれなりにあるものです。

何はともあれ、本が出るまでの時間が無駄にならない結果にしなければ。
こんにちは、からまるです。

いよいよ日本時間の今日から始まってしまいましたね。サッカーのワールドカップです。今朝は、録画した開幕戦(ブラジル対クロアチア)を見てから出社しました。ブラジルは過去のドイツ・南アフリカ二大会時とは見違えるような素晴らしいメンバーになっていて(失礼!)、優勝が期待されるのは当然だし、クロアチアにもいい選手がたくさんいます(エースストライカーの不在が惜しかったけれど、個人的にはベテラン、オリッチの活躍に心揺さぶられました)。

こうした見応のある試合に興奮してしまい、からまるはいつにも増して仕事に手が着かない...ことはなく、原稿整理や取材の準備に励んでおります。ワールドカップが終わるまでは、試合を見る時間を確保するために...ではなく、9月刊行ラッシュの準備のために不要不急の予定は一切入れていません。記憶に残るゲームを見たいですね。
こんにちは、からまるです。

『ハーバード合格基準』の著者、佐藤智恵さんが東洋経済オンラインの連載している「「戦略」で読み解く視聴率 日本人が知らないテレビ学」に本日アップされた記事
"NHK顔"の勝利? 「あさイチ」独走のワケが、なんとヤフーニュースに取り上げられました。その影響で佐藤さんの記事が軒並み東洋経済オンラインのアクセスランキング上位を独占しています。さすが、すごい影響力。アマゾンランキングをチェックすると、その波及効果が本の売れ行きにも結びついているようです。

記事は、番組成功の理由を制作者側の、『ハーバード合格基準』でも触れた「ダイバーシティ化」に求めているところに独自性があると思いました。この連載には、NHKでディレクターとして番組制作をしていた著者の体験と視点が、巧みに生かされていますね。
こんにちは、からまるです。

先ほどまで社内に上げる企画案を4本書きました。全部9月刊行予定の書籍で、社内の規定では今日いっぱいが提出の〆切りだったのです。「企画決定報告」というもので、これを提出して初めて正式に企画として社内で認知されます。

それにしても、一度に4本は初体験ですね。そうです、からまるは昨年同様、今年も9月からたくさんの本を出す予定にしています。講談社は11月が決算なので、それに合わせて...というわけではなくて(今年は4月まで一冊も本を出していなかったので、それも意識はしているのですが)、執筆をお願いしている原稿がつぎつぎと出来上がってくるためです。

そのうちの一つは、対談です。昨日も対談の場に立ち会ってきました。対談本というと内容が薄いのではないかと見られがちですが、少なくともこの企画に関しては、そんなことはありません。傍で聞いていても、本当にそんなことが!と驚くような話のオンパレードで、これは対談相手の方がいて初めてお互いに引き出されてくる話でもあります。

この対話のキャッチボールの面白さ、思わぬところまで触れていく深さをうまく活かす編集をしたいですね。
こんにちは、からまるです。

5月28日と29日にハーバードビジネススクールで卒業式が行われました。『ハーバード合格基準』の著者、佐藤智恵さんが、それを話題にした記事を相次いで二本、発表しています。

一つ目は、「日経ビジネスオンライン」連載の「ハーバードのリーダーシップの授業」のこの記事す。内容は、佐藤さんが『ハーバード合格基準』でも書いたハーバードビジネススクールのいわば「学生青田買い」ともいえる「2+2プログラム」について。本にもご登場いただいた「2+2プログラム」日本人第一号の三宅博之さんが、写真入りで紹介されています。

もう一つは、講談社の「現代ビジネス」への特別寄稿ハーバードビジネススクールの卒業式講演で「世界で最も影響力を持つ100人」の一人が語った「お金・理想・リーダーシップ」です。先に種明かしをしてしまうと、この人はサルマン・カーンさんで、そのプロフィールを以下に佐藤さんの寄稿からそのまま引用しますと、

「インド人の母親とバングラデシュ人の父親のもと、ルイジアナ州に生まれたカーンは、マサチューセッツ工科大学(MIT)で数学やコンピューターサイエンスなどを学んだ後、オラクルなどシリコンバレーの新興企業数社で経験を積む。その後ハーバードビジネススクールに入学し、2003年MBAを取得した。卒業後は、ヘッジファンドのアナリストとして活躍していたが、2008年、質の高い教育を世界中に無料で提供するNPO、カーンアカデミー(https://www.khanacademy.org)を創設し現在に至る」

世界を変革できる人とダイバーシティという、『ハーバード合格基準』で佐藤さんが明らかにしたハーバードが理想とするリーダーシップ像を体現しているプロフィールですよね。2012年のタイム誌が「世界で最も影響力を持つ100人」に選出したのだそうです。
こんにちは、からまるです。

昨日6月8日、WOWOWさんのドラマW「トクソウ」最終回、見ていただけましたか?

司法記者文庫版.pngのサムネール画像
鬼塚副部長が東京地検特捜部から去った後、一回り成長した織田検事の姿が、じつに印象的だったのではないかと思います。演じた吉岡秀隆さんは、さすがに説得力がある演技で、素晴らしかったですね。悩み苦しむ自信なさげなそれまでの織田から、自分の手で特捜検察の捜査のあり方を変えていくんだという意思がはっきり伝わる織田へ、見事な変身ぶりでした。ひょっとして、あのラストシーンのために、それまでのシーンの積み重ねがあったのか、と思わせるほどでした。

じつは、あの後日談のストーリーは、原作である由良秀之さんの『司法記者』(講談社文庫)にはなかったもので、脚本家の鈴木智さんによるオリジナルなのです。原作の、逆に少し時間を遡ったラストシーンも、からまるはかなり気に入っているのですが、皆さんはどちらがお好きでしょう?
こんにちは、からまるです。

昨日飛び込んで来た超ビッグニースの興奮でまだ仕事が手に着かず...ではなく、なんだかんだと火急な用事が増えて、今週いっぱい日記を休みます<(_ _)>。また来週!
こんにちは、からまるです。

からまる的には超ビッグニースが飛び込んでまいりました! 興奮し過ぎて仕事が手に着かない!! 皆さんすみません<(_ _)>

では、明日!
こんにちは、からまるです。

もう半年以上前に出た本で、すでに大ベストセラー。いまさらという感じもしますが、『嫌われる勇気――自己啓発の源流「アドラー」の教え』(岸見一郎、古賀史健、ダイヤモンド社刊)はアッパレ本としか言いようがありません。

わりと若い人向けに書かれているようですが、原因と結果から決定論的に考えることの罠、「課題の分離」をせずに他人の領域に土足で踏み込んでいく罪、そして問題のすべては人間関係から来るものであるが故に他人から逃げてはいけないことなど、からまるにとっても我が意を得るところが多かったですね。「一瞬で自分を変える」という自己啓発界のキーワードは、他のどの本よりも、この本のためにあるのではないかと思ったほどです。

それとともに驚いたのが、あとがきにあるように、この本の執筆が3年くらい前から始まっていたということです。執筆に当たったのは古賀さんですが、プロフェッショナルのライターさんだからきっと早く書き上げたのだろうと思っていました。そうではないんですね。どうしてこれほどの時間を要したのか、その時間がこの本の内容とどう関係しているのか、一度お伺いしたいくらいです。

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