karamaru: 2014年8月アーカイブ

書籍の原稿を昨晩1つ、本日1つちょうだいしました。ありがたい限りにつき、他のことに手が回りませんので、日記はお休み。

また、当然明日も大変なので休み、さらに週明けは、からまるの短い夏休みをいただき休み。日記再開は9月3日に!
こんにちは、からまるです。

留学先のアメリカに向けて今週旅立つ知人の送別会を数人で開いたときのことです。皆さん世界各国の事情にくわしく、ひとしきりグローバルな話題で盛り上がった後で、トイレの話になりました。いまや日本では公衆トイレまでウォシュレットの便器になっているのに、アメリカのような先進国でもウォシュレットの便器がほとんどないことに悩んでいるというのです。

ここで告白すると、会社のトイレはウォシュレット付きであるにもかかわらず、からまるはほとんど使いません。というか、使い方がよくわからないのです。だって、水で洗った後、トイレットペーパーで拭くと、紙が濡れたお尻の水分で溶けてしまって、直接触ってしまう結果になり、だったらウォシュレットだけか、紙だけでいいのでは?と思うのです。

そう率直に送別会で言うと、「いいや、ウォシュレットもトイレットペーパーも両方使うよ」と皆さん、こともなげに言うので、まあ食事中とあって、それ以上突っ込みませんでしたが、きっと紙が溶けてもめげずに拭いているのでしょう。

しかし、どうして日本ではこんなにウォシュレットが普及したのか。メーカーが日本企業だからでもあるでしょうが、皆さんの意見では、日本人は軟便が多いというのです。それに対して、欧州系はもっとぽろぽろしているらしく、いちいち水で洗う必要はないという説。欧米で暮らしたことがないからまるには判然としませんが、食習慣の違いのせいかもしれませんね。

そんな話で夜は更けて、アメリカでの再開を約して会はお開きとなったのでした。
こんにちは、からまるです。

昨日のエントリでご紹介した楠木建さんの『「好き嫌い」の経営』の最終章は、著者・楠木建に楠木建さんがインタビューをするという遊び心あふれる設定になっています。ここからも、からまるは元気をもらいました。

とくにブラック企業について触れたところ。ブラック企業といわれる会社にいる人が、もし総合商社に転職したら、「ブラックどころか即死でしょうね。少なくとも僕なら秒殺(笑)」。つまり、

「仕事がきついかどうかなどということは、そもそも良し悪しというよりその人の好き嫌いで決まることですね。『プレッシャーは大歓迎。そういうところでガンガンやるのが大好き!』という人がいるわけで」(p364)

ブラックかどうかの基準には給与水準も入っているわけで、高給で手当がいろいろあるという基準で見れば、総合商社をブラック企業とは呼ばないのでは?という疑問もあります。でも、全体の趣旨は、本当にその通りだと思いますよ。

ちょっと仕事がキツいな、と感じたタイミングでこの部分を読んだので、「よおーし。プレッシャー大歓迎で行こう!」と思えたのでした。
こんにちは、からまるです。

先週はハードワーク週間ということで、この日記をお休みしたわけですが、ハードだハードだなんて、そんな弱気なことじゃダメですよね。そう思わせてくれたのが、楠木建さんの経営者対談集『「好き嫌い」の経営』(東洋経済新報社、2014年7月刊)です。「アッパレ本」とまではいかないけれど、シビれる発言がたくさんあって、夏バテ解消にうってつけの元気が出る本です。

中でも、からまるがシビれたのは、星野佳路・星野リゾート社長さんが、楠木さんの「完全に個人的な好き嫌いで見たときに、御社の物件はどれもお好きなのですか」との質問に答えた次の一言。

好き嫌いでいうと、どこも好きじゃないかもしれないです(笑)。

自分たちが作ったホテルや旅館の、どこも好きじゃないなんて発言、衝撃的ではありませんか。お客さんたちは満足して、高く評価しているのに。その理由を、星野さんは大概こう述べています。

「すべての物件に反省があります」「自分が思い描いていた理想とのギャップや後悔が生じて」「良かれと思ってやったことが、数字を見るとうまくいっていないこともある」「滞在すればリアルに気づいてしまいます」(p309)。

いやー、これはプロフェッショナルだ、一流だ。経営者と一編集者では、レベルがぜんぜん違いますが、自分の仕事を振り返るきっかけになりますね。「良かれと思ってやったことが、数字を見るとうまくいっていない」なんてところも、自分がきちんとかかわれば、リアルに気づくんですよね。
先週金曜日に一つ、本日一つ、力作が届きました。また雑誌「G2」の進行が重なりハードワークが続く週間になりますので、とりあえず今週の日記はお休み。

また来週!
こんにちは、からまるです。

ひょっとして禁じ手かも、と思いつつ、昨日、フェイスブックを使った販促にトライしてみました。対象は井上裕之さんの『一流の死に方』です。

まず、井上さんに友達申請をします。承認されたら、今度は自分のタイムラインに本の販促の文章を書き込み、その書き込み欄の下にある「投稿にタグ付けする」で、井上さんのアカウントを指定します。そうすると、井上さんがこのタグ付けを承認してくだされば、からまるの書いた文章が井上さんのタイムラインに反映され、井上さんの友達やフォロワーに読んでもらえるのです。

そんなの、もうみんなやってるよ、という声が聞こえてきそうですが、からまるはフェイスブックにアカウントだけ持って、何も書き込まない人間だったので、最初は「タグ付け」という言葉すら「?」でした。やり方を教えてもらって、なんとか昨晩、投稿のタグ付けに成功しました。

その投稿では、この本を読んでくださった方の「50字感想コメント」を募集しました。どうして50字かというと、今度、この本の宣伝を新聞に掲載する機会があったら、そのコメントを読者の方々の反響として紹介しようかと思っているからです。反響広告のネタ元にするんですね。感想コメントを送ってくれた方には、井上さんのサイン入りのゲラをPDFにして御礼に差し上げます。これも面白い試みではないかと思っています。

早速、井上さんの友達やフォロワーの方々から反響が来ています。
こんにちは、からまるです。

今日も会社の中はがらんとしています。そしてからまるは今日も机に張り付いて仕事しています。

その仕事の一つが、先々週まで行っていた海外主張がらみの企画です。英語と格闘しながら、細かい作業が続きます。

もう一つは、10月刊行予定企画の原稿の整理です。面白いからいいけれど、作業としてはじつに細かい。目が疲れます。

10月から、けっこうたくさんの新刊を出す予定になっています。まだまだご紹介できる段階ではないのですが、着実に進んでいますので、ご期待ください。
こんにちは、からまるです。

今日からお盆ですね。会社の中は、がらんとしています。からまるがいる編集部に隣接した会議室からは、朝からこの時間まで、ずっと元気な声が聞こえてきます。テレビでもおなじみの、さるお二人が、書籍用のロング対談をしているようです。夏バテのからまると違って、その頭脳のスタミナには驚嘆しますね。

からまるは今日も明日も明後日も会社でデスクワークです。お盆中に執筆のスパートかけます!と元気な連絡をくれた方が複数いらっしゃるので、それを信じて仕事に励んでいるところなのです。
こんにちは、からまるです。

『一流の死に方』刊行記念として井上裕之さんのトーク&サイン会をジュンク堂大阪本店さんで開催することが決定しました! 詳細がジュンク堂さんのウェブサイトに掲示されています。

日程は9月14日(日)。午後3時から5時まで、3階の喫茶コーナーで行われます。先日のエントリでも書いたように、井上さんは語りの名手として有名ですから、かなり面白いトークになるはずです。

大阪の皆さんは是非。他の地域の皆さんも旅のついでに、お立ち寄りになっては如何でしょうか。からまるはもちろん参加して、早くも大阪B級グルメを心待ちにしています!
214648-2.gifのサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像こんにちは、からまるです。

先週、2008年8月に刊行した苫米地英人さんの『本当はすごい私 一瞬で最強の脳をつくる10枚のカード』の10刷が決まりました。ちょうど6年で10刷ですから、堂々のロングセラーですよ。本当にありがたい限りです。

振り返ってみると、あの数年間は「脳ブーム」でしたね。今もブームとまでは言えなくても、脳関係の本は多くのベストセラーを出しています。先鞭をつけた一人が苫米地さんであることは間違いないでしょう。

突然、仕事が増えてバタバタ。また明日!
一流の死に方.jpgのサムネール画像
こんにちは、からまるです。

『一流の死に方』が刊行記念として、いくつかの書店さんで井上裕之さんのトークイベントを計画中です。井上さんは語りの名手として名高い方ですから、その力を使わない手はないな、と思っての開催です。

くわしい情報は後日。ご期待ください。ここでは、書店さんに向けて送ったイベント口上をご紹介しますね。

     *     *

一流の人はなぜ、死ぬまで夢を追い続けられるのか? 
人生をもっと輝かせるために、私たちは一流の人々の「死」から多くのことを学ぶことができます。スティーブ・ジョブズ、吉田松陰、ウォルト・ディズニー、ネルソン・マンデラ......世界を変えた一流の人々が迎えた最期。それがどのようなものであったかを知ることによって、真の一流の生き方が見えてきます。
日本一、心の痛みを取る医師・井上裕之さんが、偉人たちの死に方を通して気づいた最高の生き方を語ります!!
こんにちは、からまるです。

今日は取材の一環で、ある外資系金融の社内会議を見学させていただきました。書籍編集の仕事は他社とのコラボ業務というものが基本的にないので、他社のガチンコの会議を見る機会など、ほぼ皆無です。新鮮でしたねー。

外資系といっても、会議参加者で英語オンリーの外国人は一人だけでしたので、会議進行役は英語7割日本語3割、あとの発言者は半々くらい。どうして皆さん、英語と日本語を瞬時に使い分けられるのか、からまるにはとうてい理解が及びません。

文書をプロジェクターに映しながらの効率的な会議で、きっかり1時間で多様な情報共有と次のタスク確認が整然と進行していきます。しかも、きわめて和気藹々。こういう会議を見ると、この会社で働きたいと思う人が多いかもしれませんね。さすが人企業です。いい体験させていただきました。

この取材の成果は、たぶん来年1月に!
こんにちは、からまるです。

昨日は臨時で休みを取っていましたので、この日記もお休みでした。

HBS地図.JPG
さて、先週のエントリで書いたボストンでの休暇では、5月に刊行した佐藤智恵さんの『ハーバード合格基準』現場であるハーバードビジネススクールにも行ってきました。といっても、ただ敷地に入っただけ。写真はキャンパスにある案内図で、チャールズ川の河岸に建物が広がっている様子がわかります。大学のキャンパスにしては、けっこう広いほうではないでしょうか。

この時期は夏休みとあって、残念ながら学生は誰もいません。しーんとしています。川を隔ててハーバード大学の各スクールがあるのですが、そこは閑散としたこのビジネススクールと違って、学生たちの代わりに大勢の観光客が集まっていて、人気エリアは歩くのも大変なほどでした。ずいぶん対照的でしたね。

で、気付くのは、ここに来ているアジア系のほとんどは中国人であるということです。日本語が聞こえてくるのは本当に稀です。皆さん観光で来ているのでしょうけれど、中には留学準備で来ている人も混じっているはずで、日本人がハーバードでアジアの少数派になっているという佐藤さんの本での指摘の一端を実感することができました。
こんにちは、からまるです。

井上裕之さんの『一流の死に方』に書店さんからの追加注文が入ってきました。どうもありがとうございます!

一流の生き方を説く本は山ほどあれど、一流の死に方のそれはありません。井上裕之さんがこのアイデアに至ったきっかけの一つは、昨年4月にお父上を亡くされたことでした。亡くなる少し前に病室を訪ねた井上さんが「何か伝えたいことはない?」と問うたところ、お父上は「歯が取れなくていいよな」。

井上さんは著名な歯科医師で、ご自分の父親にインプラントを入れていました。しかし、もっと深淵な言葉を期待していた井上さんは、この答えにそのとき、ちょっとがっかりしたそうです。しかし、よく考えてみると、これは息子への感謝と、息子がこれからも歩むべき使命を指し示したのだと、後になって気付きます。この話は、本書の最終章に書かれています。

人の死は必ず何かを伝えるものだと思います。ましてや、この世に偉大な業績を遺した人たちの死が伝えるものは、ものすごく大きいにちがいありません。そこから何を学ぶのかが、この本にはたっぷりと盛り込まれています。

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