「仮面の改革派」から「本物の改革派」に。

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こんにちは、からまるです。

昨日のエントリ、室伏謙一さんの『仮面の改革派・渡辺喜美』のタイトルを巡るお話の続きです。渡辺喜美さんが自民党をたった一人で飛び出してまで新党「みんなの党」を「政策の党」として立ち上げた、あれほどの改革熱は一体どこへ行ったのか、それが解明されるかもしれない、という話でした。

その答えは、まさに本書を読んでいただかなくてはわからないところではあるのですが、背景の一つには、現在の「一強他弱」と言われる与野党の関係にあるのではないかと、からまるは読んでいて思いました。与党が圧倒的に国会で多数を占めている時代に、「政策の党」のレーゾンデートルはどこにあるのか。与党と連立して政権に入ったほうがいいのではないか。そう考えるのも一つの解なのかもしれません。

しかし、それが「みんなの党」を選んだ国民にとっての解なのか、どうか。野党は政策の党でなければならないと訴えたてきた「みんなの党」なのに、その野党の役割を捨てて、いいのか。からまる個人はそう思います。「他弱」だから政権に入るのだとしたら、それは政策より政局を取ったことになるのではないでしょうか。実際、「みんなの党」は、安倍政権の政策と根本的に異なり、原発再稼働反対、消費税率引き上げ凍結を訴えて総選挙で議席を得たのです。

そんな矛盾した政治行動を目にし、その内部要因を室伏さんの原稿を読んで知った結果つけた「仮面の改革派」という過激な言葉は、元の「本物の改革派」に戻ってほしいという思いを込めたものなのです。「改革」を現実政治の中でどう貫いていくのか、政治家の方々が現実と理想の間で板挟みになる日常は、大変なご苦労が伴うものだと思います。だからこそ、その改革が現実政治に流されて「仮面」のものになってしまわないことを、からまるは政治家とその関係者、有権者の方々に渡辺さんを材料にして訴えたかったのでした。

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このページは、karamaruが2014年10月23日 21:22に書いたブログ記事です。

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