若杉冽さん『東京ブラックアウト』、天皇陛下と原子力規制庁長官の対話シーンが妙にリアル。

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こんにちは、からまるです。

自社本の宣伝めいて恐縮ですが、先月刊行された若杉冽さんの『東京ブラックアウト』が面白いですね。大ベストセラーとなった前作『原発ホワイトアウト』の続編のような位置づけの小説で、著者は覆面のキャリア官僚です。

からまるが読んで、なんといっても面白かったのが、天皇陛下と元警視総監だった原子力規制庁長官(この役職はまだ一人しかいないので、検索すればすぐに池田克彦さんがモデルとわかるわけですが)との対話の場面です。描写が細かくて妙にリアルですね。どうしてここまで書けたのだろう、と思わせてくれます。

原発再稼働後に事件が起こって以降のストーリー展開は、まあかなりハチャメチャではあります。しかし、法律に熟知している方が想像力の羽を精一杯広げると、たしかにこんなハチャメチャな展開になり得るのでしょうね。読後になんとも言えず苦い味がします(いい意味で)。

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このページは、karamaruが2015年1月15日 17:10に書いたブログ記事です。

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