こんにちは、からまるです。
藤沢烈さんの『社会のために働く 未来の仕事とリーダーが生まれる現場』という本を3月11日に出します。
刊行日から想像していただける通り、東北で行われているさまざな復興プロジェクトがケーススタディーとしてたくさん登場する本なのですが、震災関連書というよりも、タイトルになっている「社会のために働く」という考え方が今、どれくらい大きく人々の心を動かし、実際の行動に結びついているかが書かれた本なのです。
藤沢烈さんという名前を見てもピンと来ない人が多かろうと思います。RCF復興支援チームという一般社団法人の代表理事。社会起業家やNPOの世界では大変著名な方です。
若い社会起業家たちが集まるバーを大学時代に経営し、大学卒業後はマッキンゼーに入ったのですが、社会起業家の皆さんとの縁で、かれらの創業支援や経営参謀を行うためにRCFというコンサルティング会社を創業します。2011年の東日本大震災が、その藤沢さんの運命を大きく変えることになりました。