「楽しいイベントで盛り上がっている人たち」として見過ごしてはいけないものがあるのでは?

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こんにちは、からまるです。

ノンフィクション雑誌「G2」18号掲載の青沼陽一郎さん「新興宗教ワールドメイトと教祖・深見東州」についての続きです。

昨日のエントリで書いたようなイベントは、ためになりそうではないか、面白そうではないか、でやり過ごすこともできるでしょう。事実、「オピニオンリーダーズ・サミット」の「後援」についた外務省は、「国際交流の促進、グローバルな人材交流、世界平和における日本の役割に資する有益なものと判断し、後援を行った」、防衛省は「公益性や省の考え方に合致しているかなど、いくつかの基準で審査し、後援を決めた」と電話取材に対してコメントしています。

このイベントの主催団体はNPO法人「世界開発協力機構」(総裁・半田晴久)となっていて、副総裁に就任しているのは外務省OBの伊藤憲一さんですし、法人のパンフレットに書いてある設立趣旨からすれば、上記のようなコメントになるのかもしれません。しかし、総裁の半田晴久さんがワールドメイトの教祖であるという記述がパンフレットのどこにもないとはいえ、外務省や防衛省は、ワールドメイトがどんな団体であるかまで調べた上での後援だったのでしょうか?

もしそうだったとすると、それはどうなのだろう、とからまるは思います。くわしくは本文を読んでもらうしかありませんが、半田さんが、教団の顔とNPO法人の顔を使い分けるようにしているのはなぜなのか、知名度や影響力が上がれば上がるほど、たんにワールドメイトを「楽しいイベントで盛り上がっている人たち」として見過ごしてはいけないものがあるのではないでしょうか。

あえてそれを抽出することが、ノンフィクション雑誌という商売的には苦しい媒体と、ノンフィクション作家の存在意義の一つではないかと考えています。

このブログ記事について

このページは、karamaruが2015年2月 4日 19:00に書いたブログ記事です。

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