他社ながらアッパレな本『ピクサー流 創造するちから』

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こんにちは、からまるです。

昨日は日記を書くのをすっかり忘れて飲みに行ってしまいました! ダメですみません<(_ _)>

さっき読み終わったばかりの本、『ピクサー流 創造するちから 小さな可能性から、大きな価値を生み出す方法』(エド・キャットムル、エイミー・ワラス著、石原薫訳、2014年10月、ダイヤモンド社刊)は素晴らしかったですね。これは文句なしのアッパレ本です。

この本は、あのジョン・ラセターとともにピクサー・アニメーション・スタジオをラセターと共同で創設し、ピクサーがウォルト・ディズニーに売却されて合併した後は、ピクサーとディズニー両方の社長を務めるエド・キャットムルの自伝的ビジネス書です。共著者はブックライターさんですね。

著者がラセターとともにまだルーカスフィルムのコンピュータ・グラフィックス部門にいた頃、部門ごと売却されるのに、いつまで経っても買い手がつかず消滅寸前のところを、スティーブ・ジョブズに1986年に買われてできたのがピクサーだったのですね。したがって本書でも、もうひとりの主人公となったのがジョブズで、とくに終章「私の知っているスティーブ」は、四半世紀もの間、ジョブズといっしょに仕事をしてきた人物にしか語れないジョブズ像が造形されていて(それは著者が本書で書く通り、アイザックソンの『スティーブ・ジョブズ』ともずいぶん違う)、じつに美しく感動的です。

それがうかがえる部分を1ヵ所だけ引用しましょう。()内はからまるの補足です。

「彼(ジョブズ)は、初のコンピュータ・アニメーションによる長編映画(「トイ・ストーリーのこと)をつくるという、我々の決意を尊重した。仕事のやり方について指図しなかったし、自分の望みを押しつけることもなかった。我々がどうやって目標を達成したらよいかわからなかったときでさえ、我々の熱意を認め、評価した。最終的にそれがスティーブとジョン・ラセターと私をつなぐ絆になった。卓越性を目指す情熱――その情熱の激しさゆえに、意見をぶつけ合い、苦悶し、どれほど不快な状況に陥っても、一緒にやっていこうという覚悟を決めていた」(p381-382)

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このページは、karamaruが2015年2月13日 17:24に書いたブログ記事です。

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