復興支援を通じて「本業」を再発見しようとする企業。

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こんにちは、からまるです。

昨日のエントリの続きです。藤沢烈さんが率いる一般社団法人RCF復興支援チームが関係する復興プロジェクトがどんどん増えていることを昨日はお伝えしましたね。それをからまるは肌身で感じることができました。

からまるが初めて藤沢さんにお目にかかったのは、昨年6月のこと。ある雑居ビルのワンフロアに事務所があって、その時はわりとがらんとした空間に見えたものですが、その後、打ち合わせで事務所を訪ねるたびに、人がどんどん増えて賑やかになっていくのです。

しかも、名刺交換する際に雑談すると、えっ?あんないい会社からどうして転職したんですか?と驚くほどの会社からやってきていたり、皆さん、その道のプロフェッショナルばかりなのです。転職してきた動機は、藤沢さんの新刊『社会のために働く』によると、「地域や社会に貢献しながら仕事をしたい人がほとんど」だといいます。

一方、RCFとパートナーシップを組む企業の社員たちは、被災地で地域や社会のために働くことを通じて、自分たちの会社にはどんな存在価値があるのか、「本業」を再発見しようとしているのだそうです。ビジネス上のパートナーシップにとどまらない、新たなイノベーションの誕生を、双方が感じているようです。

「復興支援に関わる企業の人たちは、社会貢献の場としてのみならず、企業の存在価値を考えることができる場として、東北での活動を大切にしています。20代の頃に出会った仲間の多くも、今、復興の現場でリーダーとして活躍しています。彼らは(そして私も)一様に、「社会のために働く」という、この復興支援に大きな魅力と可能性を感じています。なぜ、私たちが震災復興に大きな可能性を感じているか。それは、この復興のプロセスで生まれるイノベーションと知見が、日本全国の地域が抱える数多くの社会課題に取り組むにあたって生じる難題を解決する礎になると考えているからです」(p18-19)

社会課題の解決。本書にはそれを考えるキーワードがたくさん出てきます。

このブログ記事について

このページは、karamaruが2015年3月 3日 15:55に書いたブログ記事です。

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