2冊目の翻訳書の原稿整理に取りかかり中です。

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こんにちは、からまるです。

今からまるは、昨年11月に刊行したブライアン・オーサーさんの『チーム・ブライアン』に続く2冊目の翻訳書の原稿整理をしているところです。分野はがらりと変わって、国際金融ものです。

まだ慣れないせいなのかもしれませんが、翻訳書には独特の難しさがありますね。同じ翻訳書といっても、『チーム・ブライアン』の場合は直接インタビューしたものを日本側で構成したので、翻訳出版としてはかなり異色の作り方をしていまして、通常の翻訳書は完成したオリジナルテキストを再構成することは基本的にできません。

だから、日本語になったものを読んでいて、うーん、この話はもっと前のこの位置にあったほうがインパクトがあるのにな、とか、ここはこの順番で説明したほうが面白くなるのにな、と思う箇所があっても、もちろんルールとしてはいちいち著作権者の了解を得ないといけません。日本人同士なら簡単でも、言葉も考え方も違う外国人だと、いささか尻込みしてしまいますね(ただし最近は原著者も刊行国のマーケティングを重視して、日本人向きの改変をむしろ積極的に受け容れる方もいるようです)。

原著者は日本語なんて読まないのだから黙って変えればいいのでは?と思う向きもあるかもしれません。しかしいまやグローバル社会、何が起きても不思議ではありません。実際に、たまたま原著者に親しい日本人が翻訳を読んで、こことここが違う!と指摘したことがある、という噂を聞いたことがあります。

日本語として読みやすいものにする範疇の改変はむしろしたほうがいいと思っていますが、それ以上のことは、自分に裁量があると思って勝手なことはしないということですね。

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このページは、karamaruが2015年5月25日 20:16に書いたブログ記事です。

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