巨額の黒いカネを扱う大物が上客となる銀行の本当の役割とは?

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こんにちは、からまるです。

FIFA(国際サッカー連盟)スキャンダルについて昨日、ここで書いた直後のタイミングで、ゼップ・ブラッター会長が辞任を表明しました。混乱を収拾するためなのでしょうが、臨時総会で次期会長を選出するまでは現職に留まることでもあるようなので、少しばかり潔くない印象がありますね。

昨日は、この問題に無関心でいられないとして、今進めている企画との関係に触れました。想像してみてください。FIFAの幹部に渡った(あるいは幹部から買収のために流れた)と疑われる賄賂が本当だとしましょう。何億円にも上る額です。これをどのように渡すのでしょう?

中選挙区制時代の日本の自民党派閥抗争で現金が飛び交った時代とは、額も技術も違います。札束を運ぶのではなく、銀行を通しますよね。でも、この金は贈るほうも受け取るほうも、絶対にオモテに出せないお金です。絶対に出せない。では銀行の担当者は、その事実を何も知らずに淡々と送金手続きをしているのでしょうか?

FIFA幹部が関わる資金工作なら、両方とも銀行にとってVIPだろうと思います。昨日ご紹介した「The Ugly Game: The Qatari Plot to Buy the World Cup」という本は、アマゾンでプロローグと第一章のみ立ち読みできるので読んでみたのですが、そこにはドーハ生まれのカタール人で、アジアサッカー連盟(AFC)元会長で元FIFA理事(2011年に追放)だったモハメド・ビン・ハマム氏がカタールでのワールドカップ開催招致に果たした活躍の一端がリアルに匂わされています。

こういう巨額の黒いカネを扱う大物が上客となる銀行の本当の役割とは? そんなテーマの本を準備中なのです。

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このページは、karamaruが2015年6月 3日 20:41に書いたブログ記事です。

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