講談社ノンフィクション賞候補作4作品と、本日刊行の他社本のこと。

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こんにちは、からまるです。

講談社ノンフィクション賞の今年の候補作4作品が一昨日、発表になりました。著者の五十音順に、伊藤彰彦さんの『映画の奈落 北陸代理戦争事件』(国書刊行会)、上原善広さんの『石の虚塔 発見と捏造、考古学に憑かれた男たち』(新潮社)、尾崎真理子さんの『ひみつの王国 評伝 石井桃子』(新潮社)、眞並恭介さんの『牛と土 福島、3・11 その後。』(集英社)です。

からまるももちろん、全部読みました。どれも実に安定した執筆力を持つ、珠玉としか言いようのない作品です。ノンフィクションの現在の地平を知りたい方なら、一度、全作品をお読みになってみては如何でしょうか(残念ながら今年は講談社刊行本は一冊もありませんが)。

ノンフィクションの現在の地平という意味では、今日刊行された『絶歌』(太田出版)という本がマスコミに取り上げられていることも、ここで触れざるを得ません。神戸児童連続殺傷事件加害者の手記です。業界内の話ですと、事前アナウンスがほとんどない状態で、今日、いきなり取次さんと書店さんに本が送られてきたようです。この出版には賛否両論があり、今後もさまざまな議論がありそうです。

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このページは、karamaruが2015年6月10日 16:31に書いたブログ記事です。

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