山本作兵衛さん『画文集 炭鉱(ヤマ)に生きる 地の底の人生記録』を+α文庫に!

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こんにちは、からまるです。

昨日のエントリ、「明治日本の産業革命遺産」が世界遺産に登録された話の続きです。軍艦島をはじめ、明治時代のいくつかの炭鉱が今回、遺産登録されることになったわけですが、当時の炭鉱の記録を画と文章で大量に残したものとして忘れてはならないのは、2011年に日本で初めて「世界記憶遺産」に登録された山本作兵衛さんの作品群です。

山本作兵衛さんの画と文を収録した本はいろいろありまして、講談社からは1967年に『画文集 炭鉱(ヤマ)に生きる 地の底の人生記録』という本が出ています。長らく絶版になっていたこの本を、2011年7月に「世界記憶遺産」登録記念として、かつての同僚が新装版で出版しました。

それをこのたび、+α文庫というレーベルで文庫化することになりました。この4月から、からまるは+α文庫と+α新書も担当するようになったことは、すでにお知らせしましたね。からまるは文庫を作るのが初めてなので、いったい何が文庫の企画にふさわしいのか、いろいろと考えていました。

5月初旬に、「明治日本の産業革命遺産」を、世界遺産委員会の諮問機関・国際記念物遺跡会議(ICOMOS)が世界遺産一覧表へ記載するのが適当と勧告したという報道が、昨日書いた軍艦島の強烈な記憶とともに頭の中にあるときに、ふと編集部で『新装版 画文集 炭鉱に生きる』を見つけました。

この本の舞台になっているのは筑豊だから今回の世界遺産の対象ではないけれど、時期と炭鉱は同じじゃないか。きっと登録を機に再び関心を持たれるにちがいないと思い、すぐさま販売の担当者に相談すると、観光客が多い9月のシルバーウィーク前に出しましょう!という話になりました。軍艦島が呼んだ縁なのでしょう。

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このページは、karamaruが2015年7月 9日 18:01に書いたブログ記事です。

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