『イスラム聖戦テロの脅威 日本はジハード主義と闘えるのか』のサブタイトルの意味。

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こんにちは、からまるです。

昨日のエントリの続きです。『グローバル・ジハード』を全面改定新書化するにあたって、タイトルも『イスラム聖戦テロの脅威 日本はジハード主義と闘えるのか』に変更しました。

『グローバル・ジハード』は内容を一言で表現したシンプルさがよかったのですが、新書となると、前著を読んでくださった専門家の方々よりも、もっと一般の方々の手に届くように配慮する必要があると考えました。そうなると、いまの情勢からいって、「イスラム」を入れるのは必須だと思えましたし、「日本」という言葉も入れたいと思いました。

この本は三部構成になっています。第一部は「ジハード主義の思想と行動」で、自分たち以外の異教徒たちは殺しても構わないとする極端に暴力的なジハード主義が生まれた経緯と、それを実践した人々の系譜を、まるで叙事詩のように陰影深く描き出しています。第二部「グローバル・ジハードの姿」では、それらジハード運動の具体的展開を丹念に追跡していきます。

そして次の第三部「グローバル・ジハードとの闘い」が、国際テロ対策を日本はどうすればいいのかを考察していて、まさに警察庁の幹部である著者・松本光弘さんらしさがよく表れている部分なのです。というか、この部分はイスラム専門家の方には執筆不可能な領域だろうと思います。この「闘い」を強調したいために、サブタイトルに「日本」という言葉を入れ、「日本はジハード主義と闘えるのか」にしたのです。

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このページは、karamaruが2015年8月12日 16:58に書いたブログ記事です。

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