齋藤孝さん『いつも余裕で結果を出す人の複線思考術』が勧める「仕事から仕事へと逃げ回れ」

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こんにちは、からまるです。

昨日に引き続き、齋藤孝さんの11月25日発売の新刊『いつも余裕で結果を出す人の複線思考術』について。読書のローテーション方式のことを書きましたが、仕事もローテーション方式で取り組むとさくさく進むと本書で齋藤さんは書いています。

一つの仕事が終わるまで、次の仕事を始めない。これ、からまるもそうですね。もちろん途中でメールチェックや電話、社内連絡くらいはしますが、ひとつの原稿整理をいったん始めたら、それが終わるまでは、たとえもう一つ原稿があっても手を付けない。でも、この単線思考方式の仕事の進め方では、単線思考方式の読書と同様、その仕事が止まったら仕事全体にブレーキがかかってしまいます。

同じ原稿整理という仕事でもいろいろな段階があります。圧倒的に時間がかかるのが、原稿の一言一句を精読し、間違いを直したり、もっと伝わる言葉遣いに書き換えたり、小見出しを付けたり、パラグラフの順番を変えたり、さらには本の構成そのものをえいや!と変えたりする作業です。ものすごく時間がかかります。

でも、まずさっと一読するという段階もあります。全体を把握するために、細かいところはいちいち気にせず読み通す。これはあまり時間がかかません。同じ原稿整理という仕事でも、この二つを複線的に組み合わせれば、前者の仕事が止まっても、後者の仕事にすぐとりかかれます。齋藤さんはこう書いています。

「これのメリットは、ひとつの仕事に飽きてきても、ほかの仕事で気分転換ができるという点です。普通は飽きたら休憩を挟むと思うのですが、私の場合、仕事全体を俯瞰して、Aの仕事で疲れたらBの仕事、Bの仕事で疲れたらCの仕事と、つねに回していく。だから、時間をロスすることなくどんどんはかどります。(中略)こう書くと、ごく限られた「仕事人間」だけが成し得ることのように思われるかもしれませんが、そんなことはありません。むしろ仕事から仕事へと逃げ回っているイメージです」(p161)

この、休憩する代わりに「仕事から仕事へと逃げ回る」という表現が面白いですね。なるほどですわ。この部分は太字の指定にしました。

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このページは、karamaruが2015年11月11日 12:13に書いたブログ記事です。

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