『世界の権力者が寵愛した銀行』の書評が、からまる担当史上最大スペースで11月1日付読売新聞「本のよみうり堂」に掲載!

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こんにちは、からまるです。

先週から「次週の書評」として予告されていたのではありますが、まさかこんなにデカデカと載るとは想像もしていませんでした。エルヴェ・ファルチャーニ、アンジェロ・ミンクッツィ著、橘玲さん監修、芝田高太郎さん訳『世界の権力者が寵愛した銀行 タックスヘイブンの秘密を暴露した行員の告白』の書評が、昨日付の読売新聞書評面「本のよみうり堂」に掲載されました。

世界の権力者が寵愛した銀行いやー驚きました。このスペースの巨大さは、からまる担当史上最大に認定ですね。それもそのはず、書評家がおふたりいて、作家の宮部みゆきさんと、東大教授の松井彰彦さんが書いておられます。豪華としか言いようがない書評陣です。からまるにとっては意外な人選でもありました。献本先のほとんどは経済関係者でしたから。

宮部さんはこう書いておられます。「世界中の大富豪やVIPの資産を預かる国際的な大銀行が、顧客の脱税やマネーロンダリングなどを業務として積極的に行っているというぐらいのことなら、その手のサスペンス映画を二三作観ればだいたい見当がつく。だから本書を読んで、こういう巨大金融グループ(とその顧客)が、「タックスヘイブンでオールフリーでパラダイス!」なんて輪になって踊っていられないよう、国際社会がそれなりに努力して規制をかけたり制裁措置をとったりしていることの方に驚いた。ジェームズ・ボンドやエクスペンダブルズが乗り込んでいって暴れない限り手も足も出ないのだろうと思い込んでいたのだけれど、意外とそうでもないのだ」

松井さんはこう書いておられます。「脱税の摘発の他、国家間の攻防や、政治の動きも興味深い。米国は「リスト」を盾にスイスの金融機関の不透明性を改善するように迫る。一方、イタリアの政治家は脱税者を守る法律を施行させ、検事たちの告発を断念させる。原書では著者の主張だけが記述されているが、訳書では背景の解説やスイス当局側の主張も含まれていて、第三者の目で世紀の「情報漏えい事件」を楽しめる。

おふたりとも、どうもありがとうございました<(_ _)> 松井さんの最後に引用した部分は、たんにそのまま翻訳するだけでなく、一手間かけたところに注目してくれたようで、うれしいですね! これは監修者の橘さんや翻訳者の芝田さんと、いろいろと議論した結果に基づく施策だったのです。

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このページは、karamaruが2015年11月 2日 12:48に書いたブログ記事です。

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