お知り合い本紹介! 石田章洋さん『インクルージョン思考』

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こんにちは、からまるです。

先週の金曜日もこの日記を書くのを忘れてしまいました! いかんいかん。

「上阪徹のブックライター塾」を卒塾された方々の活躍を見聞きするのは本当に楽しい限り。ご自分の著作を書く人も何人かいらっしゃるのですが、そのうちのお一人、石田章洋さんが今月刊行した自著、『複数の問題を一気に解決する インクルージョン思考』(大和書房)を読みました。売れ行き好調で早くも3刷になったようです。

本書によると、任天堂のゲームプロデューサーとして著名な宮本茂さんは、「アイデアとは、複数の問題を一気に解決するもの」とおっしゃったことがあるそうです。これはアイデアの定義として誰もが深くうなづくもの。この「複数の問題を一気に解決するアイデア」を、石田さんは「インクルーシブなアイデア」とし、その思考法を「インクルージョン思考」と名付けました。その思考法の育て方を書いたものが、この本です。

出現する未来.jpg石田さんは長くテレビの情報番組やバラエティ番組などの構成作家として活躍されてきた方だけあって、書きっぷりがエンタメぽくて面白い。また、6代目・三遊亭円楽師匠のもとで落語家修業を続けた経験から、「抽象度を上げること」を「なぞかけ」にたとえて説明するなど、材料に意外性があります。「○○とかけて、××と解く。そのココロは?」と考えるには、たしかに抽象度を上げ、具体的なものごとを一般化して、まったく関係なく見えた他のものごとと結びつけないといけない。「抽象度を上げる」のに、このような理解の仕方があるとは思いつきませんでした。

また、からまるにとってうれしいのは、2006年に出した『出現する未来』にも登場する「U理論」(センシング、プレゼンシング、リアライジング)に触れられていること(p70)。「ターゲットになりきる」のは、「センシング」の定義である「世界と一体化する」のと同じだ、など、あのちょっと難解な理論も、本書のような補助線になる本があると理解しやすいと思いました。

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このページは、karamaruが2016年6月20日 18:04に書いたブログ記事です。

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