加藤紘一さん告別式で聞いた「西安のラーメン」。

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こんにちは、からまるです。

加藤紘一告別式.JPG今日の正午から青山葬儀所で行われた、加藤紘一さんの告別式(自民党と加藤家合同)に参列してきました。参列者がひじょうに多く、しかも遅れ気味に着いために控え室で聞いたのですが、政界随一の盟友だった山崎拓さんの弔辞が印象的でした。「君は東大法学部卒で外交官試験に合格した秀才、自分は早稲田で柔道三昧」「YKKの名付けの親は君で、加藤君が脚本を書き、自ら演出した」と淡々と読み上げておられましたが、胸中には言葉にできないことがたくさんあったように思われました。YKKのもうお一人、小泉純一郎さんも列席していましたが、弔辞はありませんでした。

また、現・駐日中国大使の程永華さんは、加藤さんが若い頃に宮澤喜一訪中団の一人として中国に来たとき、西安に加藤さんを案内し、加藤さんのたっての希望で一般の人々が暮らす路地に行き、そこで売られていたラーメンを一緒に食べた思い出を語っていました。当時の中国は食糧配給権がないと食べ物を購入することができず、いろいろと訳を話して店主のはからいを受けた、というような逸話でした。程さんは、いろいろな人といろいろなところでラーメンを食べたけれど、あのとき西安で加藤さんと一緒に食べたラーメンのことは終生忘れないとおっしゃっていました。

加藤さんは生真面目な性格の一方で、酒を飲んで歌を歌うのが大好きだったと、喪主の奥さまも挨拶でおっしゃっいました。からまるはお酒を一緒に飲んだことはありませんが、加藤さんは打ち合わせの席ではつねに能弁で、明るく、話題の尽きることがありませんでした。遺影はその時のように、今にも議論が始まりそうな表情のもので、故人が偲ばれました。

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このページは、karamaruが2016年9月15日 15:37に書いたブログ記事です。

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